ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

Endless SHOCK☆1428th②

2幕いきます。

さらっとさらっと。

 

Dead or Alive

これ、大好きな曲。

すごく暗くて自担見つけるの大変だけど、幸い立ち位置が去年と変わらなかったから自然に双眼鏡がマツザキを追ってた(笑)あと、フクダマツザキは赤いジャケット着てるから比較的見つけやすいっていうのもある。これ、青い服の頃全然見つからなくて気づいたら肩車のとこだったことも。

隣の席に座ってた方、双眼鏡の軌道的に多分浜中or寺西担っぽかったのだけど。双眼鏡覗きながら上手から下手まで視線が右往左往していて「あ、探してる探してる」って微笑ましかった。初見殺し。

この曲で私が好きなのは、フクダとマツザキがヤラを押さえつけて、ドーンと仮面を外して「フクダ?マツザキ…?」ってなるシーン。Dead or Aliveからシェイクスピアまでのこの一連はヤラの夢の中ってことだから、この時期に素直にオーナーの劇場でコウイチのことを待ってた2人はヤラにとって心の枷になってたんだろうなぁって明示するところだから。マツザキがコウイチに刀(ライトセーバーみたいなやつ)を渡して、ヤラの前に突き立てたりとにかくわかりやすくヤラの葛藤を表してる。

 

☆復活

去年、真顔のコウイチの遺影を振るとペカーって笑顔のコウイチが出てくる小ネタがあったけど、今年は遺影がぐるぐる回る(笑)アホみたいに回る。

このシーンは「お前頭どうした!?そこで何か育ててんのか!」って言われるからわざわざ髪の毛立ててくるマツザキ。オイシイんだけど、これ以降のシーン、一応直すものの髪型ぐしゃぐしゃでビジュアルに期待が持てなくなる(笑)

コウイチを見た瞬間のマツザキは、喜びと後悔と入り混じった複雑な表情をしている。ヤラがすり替えたって知らないマツザキは、きっと1年間ずっと後悔して悩んできたはずで。それでも明るく振る舞えるのがマツザキの強さだなぁと思ってる。松崎くん本人も、気分じゃなくても開演前の円陣声出しやるって話、確かパンフで座長がしていた気がする。「ごめん!あの時渡した刀が本物だったなんて、俺、気づかなくて…」の台詞はタツミが最高だと未だに思ってるんだけど、辰巳ほどの深い後悔に飲み込まれない、コウイチが復活した喜びも交えつつのマツザキの台詞は、これとして完成形を迎えつつあると感じた。

ふと思ったのは、真実を知らないはずのフクダが提示した「でも俺たち、先週も病院でコウイチの姿見たよな」っていう復活への疑問。本当はコウイチの存在が幻だって気づいてるんじゃないかとも思える発言。「カラダは!?もうなんともないのか?」フクダはどこまでわかってるのか。フクダのキャラクターって考えれば考えるほどわからない。

 

☆New York Dream

ハットは1発で受け取ってもらう。ステッキは猫パンチで返されてそれをそのままキャッチ。で、もう一度投げて2回目で無事受け取ってもらう。マツザキのいいところは、謝った後に禍根を残さないところ。この曲のマツザキ、さっきまで後悔まみれの表情で謝ってたとは思えないくらいニコニコで踊ってる。コウイチが元気になった喜びでいっぱいという感じ。

復活からNYDにかけてのこのシーン、マツザキの衣装はTシャツに薄手のパーカーというラフなものなんだけど。毎年ここで身体の薄さ感じて痩せすぎだよ〜って思うんですが、今年はそんなことなかった!座長だけじゃなくて松崎くんも増量したのだな〜って感じて嬉しかった♡

 

☆Higher

 コウイチ!コウちゃん!!って沸くメンバーが楽しそうであればある分、ヤラの悲痛さとの対比が悲しい曲。ハマナカはこの曲でもヤラの心境に寄り添うのかと思ってたから、意外と笑顔で踊ってた上に「ヤラ!お前も来いよ!」って誘ってあげることもなくて結構寂しかった。「ヤラ!来いよ!」ってやるのは立ち位置的にここ数年はマツザキがやってて、去年のモロホシにそれをやらせるのは年齢差的にも心の距離的にもなかなか酷な感じだったから納得もしていたけど、今年のハマナカならそこは担えるんじゃないの?と思った。期待が大きすぎたゆえに、ね。

 

 ☆ヤラの告白

ヤラ「そうやって勝ち誇った顔、何年見てきたと思う?偉いなぁお前は…」に対するフクダ「おいなに言ってんだお前!」。フクダが奥歯噛み締めて隙間から唸るように声を出して怒りを表現してるのがすごく好き。なんかあのシーンのフクダがすごく好きだ!!という気待ちを残しておきたい。

ここのシーンで去年と変わった!と思ったポイント。ヤラが「予備の刀を本物に替えたのは俺だよ!」に対してマツザキがびくっとしてヤラを見るところ。ここまでは去年までと同じ。そこで去年までのフクダは「事故じゃないのか!犯人お前だったのか!!」ってその直前からの怒りの感情をそのままに表してたけど、今年はまずマツザキの方に気遣うような視線を向けてて。この変更はすごく好きなやつでした!!

Endless SHOCKの世界でフクダとマツザキがどんな関係性を築いているのかについて描写はないけれど、あの2人は福ちゃんと松崎くんの2人の関係性を反映してるはずだから。そして福ちゃんなら絶対松崎くんの心境を慮ってくれるという絶対的な信頼。だって同担だもの!福ちゃんは超強火松崎担だもの!!

 

☆最後のショー

ハマナカのリズム感が気になってしまった…マツザキの近くにいて、曲前半はかなり先走って前のめりな感じ。しばらく目に入らず、曲の後半で見ると少し遅れていて。1曲の中で前半ツッコンで貯金作って後半それを食いつぶすってやり方するのはあまり良くないんじゃないかなぁと思った。文ちゃんに関しては絶賛されすぎてるだけあって確かに素晴らしいシーンも多くあるから、粗が目立ってしまうのかもしれない。あと、文ちゃんを絶賛するあまり過去のライバル側の人たち総否定みたいなツイートを見かけてしまってから、わたしの文ちゃんを見る目が厳しくなってるのは否めない。文ちゃん全然悪くないんだけど、褒め方って大事だなぁと自分を省みて思うのですよ…。

ヤラが投げたセンスをキャッチする役はテラニシが担当。無事成功。なによりなにより。あれ失敗したら絶対凹むもん。わたしなら引きずる。

たすき掛け、マツザキもすごくかっこいいしわたしはこの3年間マツザキのたすき掛けしか見てないけど、フクダのたすき掛けの方がフォトジェニック。実際ステフォになったし…。ここ!俺を見ろ!というタイミングの掴み方が福ちゃんは上手い。んー、でも去年も今年もフクダのたすき掛けは見られてません。やむなし!

コウイチのラダーフライングの後ろでみんなで太鼓叩くやつ、みんなコウイチの一挙手一投足を見逃すまいと前に高く視線を向けて、ほとんど手元を見ない。今年のカンパニー、みんな太鼓の手元を見ない!去年は太鼓に想いを乗せる感じ、今年は太鼓を叩きつつコウイチに想いを馳せる感じ。すごい顔して太鼓に魂ぶつけてるモロホシがいなくなったからなのかな〜、雰囲気がガラッと変わった。去年も良かったけど今年のも好き。

 

☆CONTINUE

ユウタ(岸の方)とタツミが顔ぐしゃぐしゃにしながら号泣してた頃から結構変わったな〜。みんな結構落ち着いてる(笑)悲しみもありながら現実を受け止めて俺たちの夢はここからなんだ!!という気持ちで前を向いてる、というのを強く出してる感じかな。もちろんユウタとタツミも前を向いてたし、泣いてる=後ろ向きっていうのは全然ないけど、今回はみんなすごく冷静。

コウイチの年齢が上がり、ヤラ、フクダマツザキも30を迎え、ハマナカが入ったことで全体的に年齢層が上がったことで「死」を受け止めることと未来を見つめることが実感を伴った感覚としてカンパニーの中にあるんだと思った。