ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

縁〜むかしなじみ〜初見雑感

【2016.9.11 Sun. @シアタークリエ】
縁~むかしなじみ~ 初日

前日から急にそわそわしだして、緊張で顔がこわばり呼吸の仕方を忘れかける。もしかしてヲタクって生命にかかわる重大な病なのではないかしら(笑)


多くのふぉゆ担であふれるクリエ前。久しぶりのクリエ…!しかも最後に入ったの1月末の花男だから自担の現場じゃない…(笑)見知った顔がいっぱいでとても楽しい雰囲気。担当に即した…というか舞台班だからなのか年齢層高めでジャニオタ大集合にも関わらず落ち着いた雰囲気の劇場前。でもみんなそわそわしてる。ありがたいことに自担の主演舞台は初めてじゃない、だからこそ言い訳はゆるされない、今回はどんな作品になるのか、ふぉ~ゆ~を好きな人はもちろん、ここで初めて観る人を惹きつけて今後に繋げられるのか…。一介のヲタクが考えてどうにかなるものではない。それでも自担の活躍をひたすらに願い、どうしようもなく思いを馳せてしまうのはヲタクの宿命だろう。初日のクリエ前に集うふぉゆ担の面々も例に漏れずそんな思いを抱えたものだった(と、わたしは感じた)。
「祝 初日」の看板を写真に撮ってから劇場入り。f:id:ei1020:20160913001334j:imageもぎりのお姉さんが祭りの法被着ていて、客席内には小太鼓と笛の祭囃子が流れていて浮かれた感じ。ねぇ、知ってます?福松担が3月31日のSHOCK千穐楽から163日ほったらかしにされてたの。それなのに君は「祭り」とか言って浮かれてるの?ねえ、それってどうなのよ……わっしょーーーい!!!(わたしが1番浮かれてる)

開演と同時に暗転。祭囃子の音が大きくなり、ざわざわした声と足音が聞こえる。背後で空気が動いた気がしたけど、関係者が入ってきたのかと思ってステージだけを注視していたら、突然耳元で松崎くんの声が聞こえた気がして、幻聴!?と思ったら明転。伝家の宝刀、通路登場(笑)下手から越・福、上手から辰・松。初日に上手にいられてよかったー!と心から思う単純なヲタク。

なんか変なもの齧ってる健太(松崎)。棒に刺したきゅうり持ってる大樹(福田)。良毅(辰巳)の醸し出す雰囲気の幼さと大樹が半ズボン履いてることに少し幼さを感じる。和也(越岡)はごめん、見れてない…。花火見ながら、「祭りは盛り上がるな~、最高だよな!」って話す4人。「ビールのみてぇな!」っていう健太にわたしは「あ、やっぱり大人なんだ」って思い直したのに「ダメだろ、俺ら中学生なんだから」って大樹の衝撃発言。え、え…中学生。良毅と和也はかろうじて…大樹はフィルター5枚くらい通せばなんとか中学生かもしれないけど健太は無理!(自担だけど)どう見ても30代!(自担だけど)劇中でも「お前どう見ても中学生じゃねえ!」「この前平日に○○行ったら今日はお仕事お休みですかって聞かれた!」ってネタになってたけど。「きっとずっと変わらないよ、30くらいになって年齢が追いついてくる」「いいなー、変わらないのいいなー」と冒頭から思いっきり外見をイジられる自担(笑)まぁでも中学生設定なので、良毅はすごくかわいかった。あんなかわいい男の子田舎にいたら連れ去られちゃうくらいかわいい。大樹はやんちゃな男の子だし、和也はマドンナのことしか考えてない。でもそれぞれが「甲子園に行くんだ」「公務員になってお母さんを楽にさせてあげる」「親父みたいな漁師になる」ってわかりやすく夢を語り、「いつか4人で誰もみたことないような“だんない節”をやろう」で縁の世界に引き込む。導入部としてはとてもよかったと思う。ここではやっぱり辰巳のお芝居が際立ってた。ただ中学生の青春と日常を謳歌している3人と、苦労を知って秘密を抱える良毅じゃお芝居も違って当然だけど、ここは辰巳がすごいなって感じるシーンだった。約1名、外見がどうしても中学生に見えなくて話してる内容頭に入ってこないおじさんいたけど…。このシーンで2本もイカ焼き食べてて過保護な松崎担は小食な松崎くんの胃袋が心配。


そこから2年後…くらいかな。野球推薦で高校に入ったのに肩を壊して雑用させられて、高校辞めてぐれる大樹と、それを止める和也と健太。高校生の和也と漁師になった健太は大樹のことを真剣に心配していて、肩壊したとか高校辞めるとか言うなら相談しろよ!っていうんだけど、まじめに漁師になろうと努力してる健太と公務員になる夢に近づいてる和也には相談できなかった大樹。思春期のイラつきから「漁師にでもなるかなぁ、店でも継げばいいかなぁ」なんて当てこすり言って、お母さんを亡くしてお父さんが落ち込んで荒れて、それでも本気で漁師やってる健太がガチキレして殴り合う。でも「一生懸命やったんだからそれで肩壊したんだから仕方ないんだよ」「つらかったら休んでいいんだよ」「立ち止まってみればいい」ってSHOCKの最後にオーナーがコウイチに語りかけるようなことを和也に言われて仲直りする3人。そして「良毅は今頃なにしてるんだろうな…どこにいるのかな。あの事故、ほんとに良毅の親父さんがやったのかな…」「そんなわけない、劣化した電線から漏電したんだって親父が言ってた」「“だんない節“はもうやらないのかな…」であの日突然いなくなった良毅にも思いを馳せる。ただただ楽しくて、祭りは賑わってて順調だった日常が、あの日の事故と良毅の失踪を境に、健太の言葉を借りると「潮目が変わ」って負のスパイラルに入っていく最中。各々の事情が悪い方向に変わっていく中で、変わらない3人の友情とそこに当たり前のように存在する良毅の不在。バランスの悪い思春期の精神状態の表現が露骨で、とてもよかった。どうでもいいけど高校生のくせに慣れた手つきで煙草に火をつけるぐれた大樹が死ぬほどかっこいいからこの瞬間のクリエにわたしの墓を掘ってほしい。


そこからさらに12年後(くらい)。大樹が両親のお店を継いでいて、そこの店に魚を卸してる健太。大樹の店だけど料理はおばあちゃんがやっていて、そこに毎日入り浸る健太のお父さん。市役所の生活環境課(だったっけ…ごみ処理の担当)で、週末はパチプロの和也。公務員って賭け事いいんだっけ?法的には問題ないんだろうけど…今のご時世叩かれて炎上案件なのでは。

土地を売るの売らないの、近くの高台に高級ケア老人ホームができて、安値で土地売ってそのホームに入る老人もいたり、海を埋め立てて水族館つくって観光で町おこしする。って過疎化の進んだ田舎の開発のプロトタイプみたいな話が盛り上がり、生まれ育った故郷を守りたい若者と、東京から来た人情のわからない不動産会社…の下請けの地元のや○ざさんの対立。

主にや○ざさんと健太・大樹の対立で、立場的に行政の人間だからあからさまには対抗できないものの自分の家の薬屋の土地は売らずに頑張ってる和也。和也がパチンコ屋でやたら声のいい先輩(名前忘れた)から鞄預かって、そこに200万入ってて、それが町の老人から買い叩いて元請けに過剰に請求した差額で、町長に渡る裏金だった、っていう救いようのない話。その元請けに良毅と、中学時代に和也が憧れてたマドンナがいる。ちなみにマドンナは地元のや○ざの組長の娘。なんてこった!混乱するわ(笑)ここのあらすじはどうにもうまく書き残せないからあきらめる。

脇道に逸れてでも書き留めておきたい萌えポイントは、薄汚いTシャツとズボン履いてるだけなのにイケメンすぎる大樹。居酒屋にあんなイケメン店長がいたらどんな田舎でも東京から若い女子殺到だし食べログの点は3.8くらいいく。なんてったって情報社会だし。そしてシリアスなシーンでマドンナにメロメロして雰囲気ぶち壊すかわいい和也。「え~~変わんない!めっちゃキューティクル!」てメロりんしてたり、「高校では新体操部!」とかストーカーじみたこと言ってて最高だった。

で、本筋では「この町にいたくせにお前らはこの町が廃れていくのを黙ってみてただけでなにもしてこなかった。」「大樹が動かないと何もできないのか!」「親が、家がって言い訳にするな!」って良毅がすごい責め立てるんだけど、わりと理不尽(笑)SHOCKで言うなればコウイチのポジションが良毅なのかな。目的のために突き進むことが大事だと信じて疑わない感じ。真っ直ぐすぎて現実味のない感じ。ジャニーズの舞台の主人公になりがちなタイプ。でも現実問題、親が死ねば環境変わるし日々の生活のために必死だから町おこしまで手がまわらないよね。目が見えなくなりそうなおばあちゃん支えて必死で店守ってるし、漁に出ながら勉強してるし、病気のお母さんのために公務員しながらパチンコで稼いでるし(?)。

「興味ないのかよ!HPに開発の企画書公告出してるよ!」って良毅は言うし、実際東京の企業間ではHPでの公告はみんなが目にするものだしそれでいいんだけど、ご老人中心の田舎の社会ではそれは公告にはならないんだよなぁっていうのは東京にいると忘れがち。松崎担だし基本的に健太の立場に寄り添って話を追っているんだけど、ついつい不動産会社の気持ちに立って観てしまう部分もあってややこしい。

良毅にとって、それだけこの3人に懸ける期待が大きかったんだろうなっていうのは伝わってきたけど、毎日の生活のやりくりに必死な中3人にそこまで期待する、期待するだけじゃなくてできてないことを罵倒するのは酷じゃないかと思う…のはわたしが甘やかしてるだけなのかな。3人をどうにか奮い立たせたくて煽りまくる良毅と3人の間で論調が高まっていくなかで、お母さんの手術にお金がかかるから、もう薬屋は売ることに決めたって白状する和也。「頑張ったんだ、みんな事情があるんだ、仕方ないんだ…」って慰めあう3人。町おこしをしたい気持ちはある、でもタイミングとかあってその時その時で最善を選択してきたはずなのにその目標から遠ざかってしまう。そういう切ない現実を良毅の目の前に突き付けていく、それでも3人を責め続ける良毅。特に大樹に思い立って旗を振ってほしいんだろうなっていう煽り方をする。

で、そうやって3人(とわたし)の良毅への反発が高まってきたところで健太の親父が「良毅の言ってることは正しい!俺たちを言い訳にするな!自分で旗振って道を切り開けよ!」みたいなこと言い出して健太がキレる。ついでにわたしも(心の中で)キレる。「お母さん死んでから毎日飲んだくれてるくせに!親父なんか死んじゃえ!」と言ってはいけないこと言って、大樹のばあちゃんに殴られる。そして親父が飲んでた酒が実は水で、健太が勉強するようになってから酒なんか一滴も飲まずに健太が漁に行ってる早朝にパチンコ屋の掃除の仕事始めてて。健太は健太でお父さんの体が心配だから最後まで自分で面倒見るために介護士の資格取るって勉強してて。もうなにこの親子。信じられない。お互いに思いあってるのに不器用で意地はってて泣ける。ずるい。設定だけなのに泣ける。この設定ネタバラシが一番の泣き所とかずるい。ハンカチ握りしめて号泣した…。わたしが松崎担だからなのか、みんなここで泣いたのかは不明。各所から洟すする音してたと思うんだけど。ここで、実は良毅は自分の職を賭してまで上に掛け合って町を守ろうとしていて、それを隠して悪役に徹して3人を奮起させたかったっていう設定があり。お前も不器用かよ!!っていうネタバラシ。もしかしたらここで泣くべきだったのかもしれないけど健太のとこで泣きすぎて冷静になってたわたし。大樹のばあちゃんも「わたしはホームに入ります!」って宣言しちゃう。結局大樹が旗振ってみんなで“だんない節“復活させよう!ってなる…。ここ怒涛すぎて言葉で表せない。表現力の限界。


とにもかくにもクライマックスの“だんない節”めっちゃかっこいい。綺麗なお肌を日サロで焼いた成果出てた!黒い肌に白いサラシがとても良い。大好物。この後もし開発事業が中止になっても結局和也は手術代のために土地売っちゃうのかもしれないし、大樹に至っては夢が何なのかわからないし、健太だけはかわいい彼女もできそうで海の埋め立てなくなったら漁師も今のまま続けられるし先は明るいけど…そんなそれぞれの思いを乗せた“だんない節”はとても素敵だった。

こういうお芝居のなかの気持ちを乗せたダンスはみんな回を重ねるごとに本当にうまくなる。松崎くんの話になってしまうけれど、わたしが初めて観た2014年のSHOCKではダンスとして綺麗に踊っていたのが、「壊れた恋の羅針盤」での主演を経た2015年SHOCK地方公演では役が変わっていっぱいいっぱいになりながらも気持ちを込めて踊っているのが感じられたし、REPAIRの冒頭のダンスシーンでは(物語を進めるうえでのあのシーンの存在意義はわからないながらも)対立する関係性をダンスだけで表すことに成功していたと思うし、それを経た2016年春のSHOCKではより心で踊るダンスを魅せてくれていた。もともとふぉ~ゆ~の4人では福ちゃんのダンスが1番気持ちをぶつけるタイプのダンスだったとわたしは思っていて、そこに3人が近づいているのを感じた。それが成功したのが今回の“だんない節”だったんだと結論づけたいし、これを他の種類のダンスでも見せてほしいと強く強く感じた。これはこれでかっこいいけど、サラシに法被で祭りの踊りっていうのはやっぱりジャニーズの本筋からは外れていると思うし、シュッとしてかっこいい本筋のダンスも当たり前にかっこよく踊れる4人だという絶対的な信頼があるから、今のハートで踊る4人がステージでダンスしている姿が観たい。

欲を言えば歌って踊ってほしい、でもあの4人に好き放題ライブやらせるとコントとか大喜利に走るからある程度制限はほしい。王道ミュージカルを4人でやるっていうのが理想だけど、クオリティの高いダンスって意味ではPLAYZONEが至高だと思ってるから、PLAYZONE復活を求める!とやはりここに帰結するPLAYZONE懐古お化けが出てきたところで、初日のレポ(という名の雑感)は終わりにしようと思う。

この夏だけは君とともに〜風 are you?〜

2016年8月13日13時。

TDCホールに菊池風磨くんのソロコンを観に行ってきました☆

 

思えば去年の8月上旬(日付忘れたけど)。

風磨くんの初めてのソロコンの最初の公演に入ったときからこの沼は始まっていたのかもしれません。

そもそも去年の8月上旬はせっせと博品館に通っていてそれなりに忙しかったはずなのに、それでよくもまぁ風磨ソロに入る時間とお金を作ったなぁ…と。

だって去年のわたしは風磨くんのことが特別好きというわけじゃなかったから。

キラキラした王道アイドルSexyZoneのなかに、なぜか厨二病拗らせてスカしたやつがいる。

いまどき外ハネのワンレン?なぜそんな髪型してるの…?

少年倶楽部を見ていると河合くんと桐山照史くんと仲良くしてて、先輩に可愛がられるのが上手くて、慕ってる後輩も多いし絶対いいヤツなんだろうとは思いつつ、風磨くんのアイドルとしての在り方には少し疑問を持っていました。

特に、SexyZone5人の扱いが平等ではなくて、5人5様に苦しんでいたのが外野にもわかるような時期だったから、大人への反抗にしてももう少しやり方あるんじゃない?なんて批判的な目を向けてしまうところも正直ありました。

これが、風磨くんのことをほとんど知らなかった当時のわたしの率直なイメージでした。

 

でも風磨くんのソロコンに入って、風磨くんの仲間を思う熱さを感じて。

風 is a doll?メンにはお気に入りJr.がいたわけでもない、風磨くんのことも取り立ててお気に入りだったわけでもない。それでも去年1年間で入った現場の中で5本の指に入るくらいの楽しい現場になってました。自担がいるとどうしても贔屓したくなっちゃうけど、努めて客観視するならばPLAYZONE、SHOCK、カウコンに並ぶくらいのエンターテインメント性を誇る現場でした。

菊池風磨の持つアイドル性にわずか一回の公演で引きずり込まれた。

 

一度好きになるとずっと好き、あばたもエクボ、何もかもが好き!という盲目タイプなヲタクなので、もうそこからは風磨くんを絶賛溺愛する日々でした。

春のWelcome to SexyZoneコンではうっかりファンサをいただいてしまい、最近ずっと双眼鏡越しに一方的に見つめていたジャニーズとのうちわを介した双方向コミュニケーションに震えました。はっきり言って堕ちかけました(笑)

7月に連続ドラマ時をかける少女が始まると、リア充してるキラキラ高校生の翔平にどっぷりハマり。

(松崎くんが絶賛干され期間だったということもあり)口を開けば「風磨くん爆モテすぎる!!」と興奮し、そのままの勢いで突入した風磨コンでした。

 

去年が最高だっただけに、今年は入る前から期待と不安が入り乱れていて。

去年をきっと超えてくる!という期待感とこの時期ドラマやっていて、どれだけ作り込めたんだろう…期待しすぎてガッカリしたくない……去年のいい思い出を変に書き換えたくない…という不安。

いろいろ思いながらTDCに入ったんです、本当に。

 

 

 

暗転してコンサートが始まった瞬間、見事に全部消えました。

作り込まれた映像。翔くんがHip Pop Boogieのときに作ってたような雰囲気の映像。着替えたりとかしながらとりあえずなぜか英語でしゃべるやつ(笑)

正直記憶喪失っていう設定はチープすぎてほんと厨二病!って思ったけど(笑)、自分が何者なのか、鏡に映る自分に問いかける。自問自答、というテーマをあからさまに突きつけてくる。こういうわかりやすいやり方、コンサートだとすごくいいと思った。非常に効果的。

舞台だと観客も落ち着いて考えながら観られるからもう少し複雑に組んでもいいけど、コンサートの興奮の渦の中で飛んで叫んで錯乱状態の観客にテーマをぶつけるならこれくらいあからさまにやらなきゃ伝わらない。

 

自分の声にどの曲が合っているのか、どの演出を昔からのファンが好んで、誰の曲で新しくファンになった人が興奮するのか。自分が歌いたい歌、ファンが観たい演出、Jr.の見せ場、テーマの投げかけ。

観客も含めて全員で騒ぐところ、自分の歌を聴かせるところ、ステージ上の内輪でわちゃわちゃするところ。

菊池風磨の自意識、仲間との絆、ファンへの気持ち、先輩へのリスペクト。

バランス感覚が最高にいいコンサートが出来上がっていて、プロデュース能力の高さに脱帽。

連続ドラマをやっていて時間がない中でこれを作り上げたのかと思うと彼の可能性は無限大だな、と怖くなるくらいです。

 

双方向のコミュニケーションを望んでいるんだな、というのは要所要所で客席にマイクを向けることからもうかがえた。

盛り上がって「ここだ!歌えー!!」というお決まりのタイミングに限らず、唐突に彼が欲しくなったタイミングで「声出して!」とマイクを向けてくる。予定調和ではないコミュニケーションを取りたがっているような、これぞまさに対話なのかと感じさせるような、一方的に受け取るだけではないコンサートが出来上がっていた。

 Webで始まった風磨くんの連載、すっかり見落としていたので終わってから答え合わせとして読んだんだけど、「声だそうぜ」「暴れようぜ」「去年超えようぜ」って力強く引っ張ってくれるようなこと言ってた。実際ファンもそれに応えるべく声出しててタオル回してて(読まないで行ったからわたしはタオル持ってなかった…後悔!)すごくいい関係だなぁって思いました。

風磨くんが上手いのは「マナー?ルール?そんなの気にするな!」って言いつつ「俺のファンは最低限のことは守れるでしょ?」って牽制してからの「声出そうぜ!暴れようぜ!」なんだよね。それは本当にやり方が上手。

好きな人から「最低限のことは守れるよね?」って言われたら下手なことできない真理をすごく上手くついてるなぁ、と。手綱を握ってるのはあくまでも風磨くん。でも抑圧だけじゃなくファンがやりたいことを存分にやってくれるから不満も生まない。

スクールカーストのキャップストーンに君臨する菊池風磨と1軍スタメンの風 are you?メン。上位層のパーリーピーポーたちによる派手なお遊びに混ぜてもらってるような感覚。

 

赤西仁の掟破りな(実際彼はもうジャニーズじゃなくなってしまったけど)攻めたカリスマ性、櫻井翔のルールの範囲内で遊びを入れてくる頭の良さ。

憧れの先輩の要素を積極的に取り入れてそれらを全て含めて「これが菊池風磨なんだ!!」と曝け出す演出に震えた。

 

「SexyZoneになりたい」という答えを出しながらグループの曲はやらない。「なりたい」という答え。そのAnswerになってしまうから歌わないのか。グループの曲はグループのもの、1人ではグループの曲は歌わない。それが風磨くんの意地なのか…。勘ぐりたいのがヲタクの性質。どうしても色々思いを巡らせてしまうけど。

 

シンプルに最高だった、と。風磨くんのソロコンは最高によかった!と。大声で叫びたい。今年も見れなかった櫻井先輩には今年も嵐パワー使ってくださいとお願いしたい。

 

ドラマの映像、他の事務所の俳優さんの写真を使わせてもらえること。身内とはいえまだNEWSのコンサートでも歌っていない曲を先にファンの前で歌わせてもらえること。

随所に愛されてる、慕われている、風磨くんの求心力が見えたのも幸せの一因です。

 

最高に青春を感じるコンサートでした。

2016年夏の青春は風磨くんのところにありました。

 

細かいところはもしあとでやる気があったらまとめます。まずは雑感だけ。この興奮を残しておくために。

Endless SHOCK☆1398th

おはにちばんなさい。
もうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが、しばらくお仕事もなさそうなのでゆっくりと備忘録を書き溜めます。
3月13日(日)夜公演の覚え書きです。

・OP
まずいきなり、前髪重めザキでめっかわ案件勃発。ずるい…。

そして赤マリ姐さんめっちゃ出てる(笑)

・NEW HORISON
赤マリさん、赤布で隠してヤラが出てくるマジック(語彙力…伝われ!)のところの赤い布を巻いてる透明の棒を落としちゃって隠れず(笑)
突然の代打にもかかわらず踊れてることの方がすごいんだから多少のミスはありますよね…。しっかり立て直してSMGO。

千穐楽の楽屋
「さっきのコウイチの登場と赤布の登場のところ!びっくりしたよなぁ〜」すぐアドリブ入れてくるヤラ、絶好調(笑)
この平和なシーンがわたしは大好きで。
コウイチとリカが仲良く見つめあってるのを見たマツザキが「ヤラ!ヤラあれ見ろよ!いいのか!?」ってせっせと報告に行くんです。スタッフやらモロやらと楽しくおしゃべりしてるヤラには「なんだよマツザキうるせーよ!」と袖にされるんですけど(笑)
フクダがコウイチにとって最善の道をいつも優先する分、マツザキがカンパニー全体を見て場合によってはヤラにも寄り添う姿勢を強く出している。マツザキはヤラのリカへの恋心をすごく応援しているし、ヤラとの距離がすごく近いんですよね。

・屋上

リカがコウイチにネックレスを渡した直後に福松が「コウイチ〜」と出てくる。「うわぁ〜♡リカが!」ってきゃぴきゃぴして「おい!ヤラのこと考えろよ!」と言わんばかりにフクダに頭叩かれるマツザキ(笑)マツザキはヤラのこと応援してるんじゃなくてただ仲間の色恋沙汰が好きなミーハーなんじゃないか疑惑が俄然濃厚になる(笑)
そしてヤラの近くに寄って行って「いつもコウイチにライバル心剥き出しでな〜」って指ぴろぴろ。なにあれ意味わかんないけどかわいい…。
マツザキに唆されたのに肩を抱けなかったヤラに八つ当たりで蹴りを食らうマツザキ。蹴られてもへらへらしてるマツザキ。
かわいいかわいいかわいいかわいい…かわいいが渋滞
そして福ちゃんの見せ場(笑)

・屋上下
ヤラリカの微笑ましいやりとり♡


・公園
「Energy take flight」のところ。以前までエナジーキック受けてたところでぶりっ子ポーズでジャンプ。あそこ無条件にかわいいです、マジで…。
WSS曲中に突然コウイチに「あれやって?」と煽られ「ゔぇぇぇぇぇい!!!」と地声で奇声をあげ、コウイチとフクダに頭叩かれる愛されマツザキ

・ジャングル
前回が見切れてマツザキ見られなかったので、ほぼ初見。すごくかっこいいんですよね、ここの福松のダンス…。そしてジャングルは福ちゃんより松崎くんに合うダンスだと思う(担当の贔屓目)。めっちゃインナー破れてるんですけどそれもかっこいい(もはや何でもかっこいいの境地)

・ソリタリ
わたし一昨年はソリタリのフクダが大好きですごく熱心にフクダを見ていたはずなのに、マツザキの横にいると全然視界に入ってこないという担当マジック…。
捌け際に女ダンさんに向けて手を差し出し、指2本で呼んで、手を繋いで捌ける…。フクダみたいな「妊娠する!!ひぃぇぇぇ…」というパンチはないのですが視線が鋭くて険しい顔しているのがたまらない曲。姿勢がいいから本当に綺麗。

・ONのステージ全体
一昨年に見たときからは大分ギラギラ感が落ち着いたヤラですが、ここはしっかりギラギラ。ギラギラに緩急がついたのかな…歌も安定して、今回のヤラすごく良い。

・楽屋
ヤラがスタッフと揉めて、その間に入って「落ち着けよ!」って言うマツザキ。ヤラがコウイチと口論を始めたらスタッフ2人に「もう行っていいよ」と捌けさせる。で、進行表を持ったちょっとDとかPっぽい人を呼び止めて「ここちょっと見せて?」と進行表を見ながら少し話したり。そういう細かいお芝居を入れてるんです。ストーリーの主軸を邪魔しないように自然に動いてるここのお芝居がわたしはすごく好きなんです。
そして、みんな捌けたあとのヤラとコウイチのミュージカル。ここ、内くんで見たときよりすごく自然でした。ヤラの方が「正しい努力をしてきたのにどうしても華があるコウイチには勝てなかったライバル」っていうキャラクターな気がしているので、この歌が合うんですね…。ウチは「コウイチは才能もあって努力もしてて華もあって…俺は何をしてるんだ!」って自己嫌悪と劣等感のキャラクターなので、「俺いつもレッスンがつらくて屋上で泣いてたんだよね」の台詞がしっくりくる系のライバル。なんとなくだけどヤラはレッスンがつらくて逃げ出して屋上で泣くようなタイプには思えない。
あと屋良くんは歌に激しい気持ちを乗せるのがすごく上手いです…。

・ジャパネスク

最後、刀を持って崩れ落ちるシーンが復活してました。崩れ落ちないときもあるんですけどね…松崎くんは本来形とか動きがすごくきっちりしているので、しっかり気持ちを作ってその気持ちに従って表現の仕方を微調整していくお芝居が自然に出来ているのを見ると嬉しくなります。

マツザキゾンビが後転するところで背中どころか首の付け根くらいまで全部見えて美しいお背中が眩しかったです…。
相変わらずゾンビダンスがすごく合う。這うようにして刀取りに行ってゾンビからマツザキになってコウイチに刀を差し出し、またゾンビに戻る…なんかその切り替えが見えるような気がしています

・New York Dream

ステッキのやり取りがどんどん長くなる(笑)3〜4回は平気でやりますもんね。でもここは自分の確認不足でコウイチに重傷を負わせてしまったことを1年間ずっと後悔し続けたマツザキがその後悔から開放されてにこにこHAPPYなシーンなのでお許しいただきたい(甘やかす)

・Higher
曲の後半、マツザキとモロがヤラに駆け寄って「こいよ!」って肩叩いたりする瞬間があるんですけど。あそこ、モロはマツザキと同時でいいのかな?と気になっていて。マツザキが動いたことで同調して声をかけるのではなく、むしろ1人でも積極的にヤラを誘うように声をかける動きをしてあげてほしいな〜と思いました。ライバル側の子が若くなってから、ヤラの孤独感が強すぎて少し寂しいんですよね…もちろんお互いの関係性の問題なんでどっちの責任とかではないんですけど。ただ少し寂しいんです。

・最後のShow
本当にここは怒涛!!っていう言葉がぴったりのショーで。どうしてもマツザキばっかり見てしまうのはもはや悲しい性ですが…全体を見たときにヤラのダンスのキレがやっぱり飛び抜けていて。2〜3年前のしぇんぱいはどこでもかしこでもギラギラして怖いくらいだったんですが、この2年間で外部の舞台やミュージカルを多く経験したからなのか、ギラギラの調整が効くようになっていて。ダンスのキレはそのままに感情を自然に乗せていて見れば見るほどヤラに引き込まれます。
ヤラはどうしてもコウイチに反発してしまっていたけど、最後のショーでは純粋にコウイチとのステージを最高のショーにしたいっていう気持ちが前面に押し出されていて。夢幻の太鼓が終わって2人で100%の笑顔でがっしり握手するところにはカンパニーを率いてきた2人にしかわからない友情と信頼関係が感じられて毎度感動します。
特にこの日の夢幻は和太鼓の日野さんいわく2016年最初の100点の日だったらしく。完璧な演奏に立ち会えたことの幸せをかみしめています。
マツザキのお芝居とダンスに関しては、毎度毎度そのときの100%を見せてくれているというのがしっかり伝わってきて。平然と澄ました顔で踊るので伝わりにくいかもしれないけど、完璧なマツザキを見せてくれる松崎くんの凄さ…それを見てるだけで幸せなの、ショーに突き進む松崎くんが好きだから…!(リカ風味)

・CONTINUE
福松2人で歌うパートは「自分のこと受け止めて信じていきたい」なんですよね…。
コウイチに刀を渡してしまった罪悪感と1年間戦ってきたマツザキ。誰よりも近くでコウイチを支えてきたしコウイチがいなくなって自分はショーの世界で生きてくのか迷っていたフクダ。この2人が「自分のこと受け止めて信じていきたい」「俺たちの夢は変わらない」っていう言葉。すごくいいですよね。
そして毎度泣くのが1人だけコウイチに気づくヤラとそのヤラに笑いかけるコウイチ。この段になって本当に2人の気持ちが通じていく。最後の最後にボロボロに泣きまくる(笑)

2016年のSHOCK2回目の観劇はこんな感じでした。
あと3回分あるとかマジですか……(自業自得)

EndlessSHOCK2016初見☆2幕

2幕の感想雑記。

わたしはここのダンスをゾンビダンスって呼んでるんだけど、ゾンビダンスがピカイチなのは松崎くんだと思う。力の抜け方とかとにかくSHOCKで1,2を争うくらいに好きなダンスをしているのがこの曲…なんだけど暗すぎて初見だとどこにいるのか見つけるのに時間がかかる(笑)し、暗すぎてだいたいステフォにはならない(笑)
この日も圧倒的に好みなゾンビダンスを踊ってるマツザキを見つけるのに時間を費やしました。あぁもったいない…。

ヤラを押さえつける福松と「フクダ?マツザキ!?」と言うヤラ。これ、解釈の難易度高いんですよね…。「夢を見た。コウイチがやりたかったシェイクスピアの舞台に立っていて…」っていうヤラの発言からして、今フクダとマツザキがオーナーの劇場でやってるシェイクスピアの舞台の一場面なのかなぁとも思えるし、完全にヤラの夢の中なのかもしれないし…。
「コウイチがやりたかった(ことをフクダとマツザキが引き継いだ)シェイクスピアの舞台」なのかもしれなければ純粋に「コウイチがやりたかった(けどできなかった)シェイクスピアの舞台」なのかもしれない。あ、わたしパンフレットとか見てないのでどっかで答え発表されてるのかもしれないけど。

・コウイチの復活
リカがコウイチに抱きつくの、めっちゃタックルだった(笑)パワー系ですね、今回のリカは。去年の菊地さんも割りと豊満だった気がするのですが、その前の藤澤エマちゃんは見てなくてさらにその前の入来さん(10回くらい見た)。彼女がめっちゃ小柄で繊細な感じだったから余計にそう感じるのかもしれないけど。でも小柄すぎるとリカが完全に妹になってしまうんですよね、毎年コウイチも歳を重ねるわけで、ある程度リカのキャラも変わっていかないと話に歪みができてしまう。そういう意味で、今回のリカはすごくよかったと思います。
真顔の遺影みたいなコウイチの裏からペカーーって笑ったコウイチが出てくるの、とても愉快でした(笑)普段光一くんあんなににっかーーって笑わないのにwww
そして、福松出てくる。コウイチに笑えよ!って言われるまで、フクダは多少ふざけるけどマツザキは真剣な表情を崩さない。少し笑ってもコウイチへの罪悪感を抱えて微妙な表情のまま。「コウイチ!?」「コウイチのわけねぇだろ、俺たち先週も病院行ってコウイチのあんな姿見たばっかりじゃないか。あれは…コウイチに似てるけど違う。コウイチよりちょっと背が低いだろ?……コウイチ!?」長い!!フクダがコウイチに気づくまでが長い!!でもここ、実はすごい大事なこと言ってる気がする。ただのアドリブじゃないと信じたいのは福田好きの贔屓目でしょうけど(笑)「コウイチのあんな姿」って…そりゃ1年も入院してれば頻繁にお見舞いにも行くでしょうし、コウイチの弱ってる…それこそ瀕死で管に繋がれてる姿も見てるはずで。それを明かしてくれることで、わかりにくいSHOCKの物語を紐解くヒントになるんじゃないかと思ってます。
「あんな姿」だったコウイチがいきなり元気になって戻ってくるわけがない。それはコウイチが戻ってきた!!って喜んでるカンパニーの根底にも少なからず存在する共通認識で。そこから目を背けてコウイチと過ごせるひと時を全力で楽しもうと…そう思ってるんじゃないかなぁ。それを言葉に出したのがリカなだけで、みんな薄々感づいていたんじゃないかなぁ、と。
そして「ごめんコウイチ!俺あのとき渡した刀が本物だなんて気づかなくて…!」のお芝居。マツザキ的最大限シリアスな場面のはず。マツザキには1mmのおふざけ要素もない。だけどやっぱりタツミのときの方が引き込まれたな…って感じてしまうところがあって。松崎くんとシリアスなお芝居っていうのがどうしても難しいんだけど、そこをどう克服してくれるのか楽しみでもあります。
「あれはアクシデントだ、笑っとけ!それよりお前!!なにその頭!やべぇな!!」Dead or Aliveからのボサボサ頭を指摘される(笑)とにかくわざとじゃないのかってくらい爆発していて「お前それ、ゴエモンみたいだな!!」というコウイチさん。ゴエモンと聞いてルパンの石川五エ門しか思い浮かばないわたしは???って感じでしたが、なんかそういうゲームキャラがいるらしいです。「がんばれゴエモン」っていうやつ。

・NYD
久しぶりに1曲やらない?からマツザキがステッキとハットを投げる。ここは受け取ってもらえなかったりするのがおもしろいのに、この日のマツザキはステッキ取りに行く段階で滑る(笑)始めから不調でww
それでもハットはすんなり受け取ってもらえて、「よしっ!」とガッツポーズ。からのステッキは下手から投げてスルーされて上手に。上手に拾いに行ってもう一度投げるも、コウイチに猫パンチされ、客席へ。それまで客席に落ちたことはなかったので驚くも、ステージに寝そべって客席に手を伸ばして「ちょうだい?」って言うマツザキ!!なにあれ!!なにあの才能!かわいい〜〜!!
で、客席から受け取って怒った顔でコウイチをみるも、「オケさん待ってるから!」ってなぜか怒られる(笑)なんかマツザキ怒られてるけどここは多分コウイチがいけないんだよ?ともやっとしてもショーは続けなければならない(笑)「俺〜のステーージへ〜〜」
ステッキを持って踊るの、ここほんとカッコよくて!!マツザキが後ろでヤラと一緒に踊ってた頃はここは全力で双眼鏡を覗いてステージの奥をガン見していたのですが、マツザキの立ち位置に従ってわたしの見る場所も変わり。オーナーとコウイチがメインでありつつもここは他のダンサーさんがいない分、福松の見せ場でもあるのかなぁと思っていて。あのツートンカラーのTシャツ、あれはどうなんでしょう…。ステージ衣装って設定じゃないしカジュアルでいいんだけど、ちょっとカジュアルで地味じゃないですか…?似合ってるけど♡

・Higher
この曲は、ダンスもすごく好きだけどヤラを誘う松崎の表情が好きな曲。越松がヤラ側についていたときは「行こうぜ?」っていうのを越松がやってたけど、今はヤラ側についてるのが若い子たちだから「ヤラくん!コウイチくんが帰ってきたよ!!」っていう喜びと一緒に踊りたい!って気持ちが前面に出ている感じで。「ヤラ!こっちこいよ!」「拗ねてないで一緒に踊ろうぜ!」っていう役割は福松が担っている気がします。
コウイチの横で踊りながらヤラを見て「来いよ!来いよ!」っていうお芝居をしているのがすごく好きです。コウイチが帰ってきた喜びとヤラも意地張ってないで混じれよ!っていう気持ちを表現するのがすごく上手くなった…何様だよって言い方しちゃったけど。踊りながらヤラに向かって煽るみたいに手招きして、そんなことしちゃって大丈夫…?と思いつつマツザキならそれも許されるような空気があって。ちゃんとカンパニーにマツザキのキャラが確立しているからこその空気感がとても嬉しかった。

・会見
「コウイチさん!!」って記者の方たちが駆け寄るなか、センターの上手からフクダ、コウイチ、マツザキの3人が立っていて。マツザキはお得意の二重でイケメンなお顔を作って。それを「バカだなぁ〜」って見ながら指差すコウイチとフクダ。まるでメインはマツザキかのように錯覚…はしないけど。
カイトの「コウちゃんおかえり!」にデレデレするコウイチ。「はぁぁーーー!!お前にコウちゃんって呼ばれるのきもちいいーー♡もっと呼んで!」「コウちゃん…?」「もっと!!」「コウちゃん!」「もっとちょうだい!!」「コウちゃん♡(←モロ)」「なんじゃお前はーー!!お前が呼ぶんじゃねぇ!!」モロ不憫(笑)その不憫さがオイシイんですよね、わかります。

・ヤラの告白
去年、ウチのときは「嘘だろ…?どうしてだよ!」っていうショックと信じない!というお芝居をしていたマツザキですが、今回はアッサリしたお芝居になってました。「ヤラ…どうして!?」と言いつつもうっすら悟っていたかのような…。去年はジャパネスクの階段上でも「嘘だ…嘘だよね?え、本物なの…?」ってしつこいくらい「信じられない、信じない!」ってお芝居してたんですけど今回はちょっと小慣れてきたというか。お芝居がくどくなくなった。インパクトは薄れたけどその分すごく自然なお芝居になっていてそれもまた好きです。

・曲名不明(コウイチが傘で飛ぶやつ)
いろいろ忘れちゃってるんですけど、傘フライングのとき、マツザキを確認してシンメにいるはずのフクダを探してもいないことが多くて。そんなときはフクダはコウイチのフライング補助のお仕事をしていました。マツザキは最初のフライングのキャッチが仕事だけど、フクダはその後もちょくちょくお仕事してました。すごいなぁ、あっち側の信頼感。でもマツザキは誰と組んでもこっち側な気がする(笑)

・夢幻
まず、たすき掛け大成功を祝いたい。すばらしく綺麗にたすき掛けできてました。
太鼓を叩くマツザキの全然苦しそうじゃない顔がすごい。前でモロが顔で太鼓叩いてるからその対比がすごくて(笑)マツザキは最後のショーが始まってからずっと、一瞬たりともコウイチの動きを見逃さないぞ!と言わんばかりにコウイチから視線を外さないんです。その表情から本当に最後なんだなぁ…って伝わってくる。フライングのコウイチを見つめる視線も、本当に真っ直ぐで。手元なんて見てコウイチを見逃したら悔しい!みたいな意地すら感じるマツザキでした。

・夜の海
この曲で一言のセリフをもらえたのが本当に嬉しくて。一昨年、辰福には台詞があって越松に台詞がなかったのを見てすごく悔しい思いをしたんです。コウイチ側の2人に対して羨ましいな…って改めて感じたのがこのシーンだったんです。
「コウイチがいなくなるなんて信じられない、でも俺たちの夢は変わらないから!」コウイチの遺志を継いでオンの向こう側を目指すのがマツザキの夢なのかなぁ…。タツミが「俺の居場所が云々…」って言ってたの、あれいつでしたっけ?台詞も変わっていくんだなぁ…と思って興味深く観ています。

・コウイチの死
コウイチが倒れているのを見つけて、はっとするもショーを止めない、このカンパニーの集大成。パーカッションも手を止めず、ヤラ福松松でコウイチを運びます。マツザキは9年かけて去年ようやくコウイチを運べるようになったのに、あっさり1年目からコウイチを運ぶカイト(笑)なんだちみは…!

・CONTINUE
この曲で終わる感じ、みんながそれぞれ思い出の歌を歌っている感じ…すごく好きです。ヤラだけがコウイチの存在に気づき、ヤラが気づいたことにコウイチも気づき、2人で頷き合うのを見てしまってもう涙腺崩壊でした。正直もうSHOCKでこんな泣くと思わなかった。なんでだろう…胸に迫るものがありました。ステージに立ってるこの人を応援していきたい、という気持ちを改めて大切にしていこうと思いました。
今回のSHOCKにおいて、マツザキというキャラクターはごく自然に存在していた。それが松崎祐介の2015年の経験を基にしてできたことだと思えることが幸せでした。松崎祐介がマツザキになるために身に纏う役という半透明の1枚の皮、その透明度がまた上がった気がした。こうして少しずつ少しずつキャリアを積み重ねるこの人を、これからも大事に大事に見守っていきたい。

Endless SHOCK2016初見

3月2日から、EndlessSHOCK2016の出演者が入れ替わりました。
辰越OUTで福松IN。待ってました、2016年松崎担としての初現場♡福松大好きなわたしにはたまらない空間。そして多分これが上半期唯一のお仕事でしょう。寂しくなんか…寂しくなんか……(号泣)
3/4の公演を観てきました。

幾度となく観てきたEndlessSHOCK。我が家にはいったい何枚の半券があるのか。考えるのも怖いくらいです。
もう細かい説明はなしにして、見どころだけまとめます。

☆1幕
・OP
下手が福ちゃんで上手が松崎くん。去年どうだったか忘れちゃったんですが、OPは下手からというイメージが強かったから幕が上がったときにあのツンツン頭が上手に見えてちょっと驚いた(笑)
わたしは足の付け根に手を当てて横向きに階段を下りるところがすごく好きなのです…松崎くんのぴんと伸びた背筋が綺麗に映えるのです…。いつも松崎くんのことしか見てないので他の人がどこで何をしてるのかまるで覚えてません。でも福ちゃんはチラッと見た気がする。おでこが綺麗だった…その程度しか見てない(笑)
そして前田美波里さんがステージに出てくるとその迫力に圧倒されます…。視線を惹きつける力の強さがすごくて…スターです、本当に。

山本の亮ちゃんがアクロバットして「よっしゃー!!」ってやってたところをもろがやってるんですが、「よっしゃー!」は言わない(笑)あとちょっとバク宙が低くて怖かったです…。
リカが消えるマジックのあと、突然車が飛ぶのはほんとにいつも謎。あそこはコウイチじゃなくて光一くんの趣味だと思ってる(笑)車飛ばす必要がまるでわからない…JWではピアノ飛んでたしあれ男のロマンなのかなぁ…

千穐楽の楽屋
ことあるごとに見つめ合う福松。「俺は最高〜♪」ってヤラが歌ってるときも「あいつまたあんなこと言ってるぜ?」「まったくしょうがないよなぁ?」(※イメージです)って目を合わせててそれだけで幸せ。
で、福ちゃんと目を合わせてほんわか笑ってたと思ったら急に前を向いてお仕事モードで「今日も最高のステージ♪最後の幕が下りた〜」とか立て膝で歌い始める。それが当たり前に存在する緊張感の緩急がついたところ、見慣れてくると当然に思えちゃうけど、やっぱり好きだなぁと改めて思う。
そしてヤラが歌ってる下手の脚立の側じゃなくてステージの真ん中でコウイチの側にいる2人を見て、あぁマツザキがこっち側にきたんだなぁって実感して何度見てもこれは嬉しい。好きな男が昇進していく感じ…育成ゲーム的な何かを感じる。で、コウイチに「あれやれ!」って言われておもむろに客席に背中を向けてしゃがんで「ゔぇぇぇぇぇい!!!」って雄叫び。マイク入ってないのに地声が帝劇に響き渡る(笑)思った以上に大きい声が出たからやれって言ったくせに思いっ切り頭叩くコウイチ。便乗して頭叩くフクダ。
この千穐楽の楽屋はただただ仲良いカンパニーのハッピーなシーンだからすごく心おだやかに見ていられる。

・屋上
リカがコウイチに熱烈アプローチ仕掛けてて、その隣でヤラをけしかけるマツザキ。去年はウチをけしかけてたけど、ウチとヤラはタイプが違うライバルだからどうなるんだろうと思ってたら自然なお芝居が出来上がってて嬉しかった。
ウチには「いけよ!いっちゃえよ!肩抱いちゃえよ〜!」って男子校的なノリで煽っていたマツザキが、ヤラには「行けるよ!今だよ!ギュッて♡」って若干ソフトになってた感じ。わかりにくいけどそんな感じ。ウチ相手だと煽ってからかう要素も強かったけど、ヤラの恋は素直に応援しておだやかに見守ってるというか…。
こういうところ、雑にならないでちゃんと相手に合わせて丁寧に演じ分けられるようになったのは去年の舞台の経験が生きてるなぁって思う。ちょっと偉そうに語っちゃったけど。
捌けぎわに「じゃあパーティで」って言われて「パーティ!?ふぅぅぅぅーー!!」って大喜びするマツザキがかわいかった…。パーティ大好きすぎるパーティピーポーなマツザキ♡からのフクダとコウイチのやりとり。
「時間は明日決めようぜ!」「明日の時間明日決めんの?バカなの?」「これからパーティだろ?日付またぐだろ?……バカなの?」やり返された…!って顔するフクダが愛らしい。

・屋上下
モロが先頭切って「今日はパーティだ!」って出てきたのに「パーティ!?俺が一番乗りだぁぁ!!」って走るマツザキ。「いや、俺が…!」ってついてくる一番弟子モロを圧倒的なスピードで振り切って駆け抜け、弟子に1番を譲らない師匠。
みんなが去った後の「リカちゃ〜ん♡パーティなんか行かないで2人でドライブしない?」「トモユキ!い・や・だ♡(おでこツン♡)」「おれ恥かいてない〜?!」っていうヤラとリカのやりとりもかわいかった…。結構仲いいじゃんいい感じじゃん2人!って思ったりしたり(笑)

・公園
下手の花道からガヤガヤしながら登場。そしてヤラが出てきてなんか楽しそうな感じ(適当)去年ヤラのSHOCK見てないのでわかんないんですけど、ギラギラ感が少し落ち着きました?ギラギラしてるけどいい感じのギラギラ感でわたしは今のヤラが好きです。 
そしてここでも「ゔぇぇぇぇぇい!!!」ってやるマツザキ。2回も見られて、かわいいぃぃぃぃ!!と大興奮でした(笑)エナジーキック、モロに引き継がれてないんですよねぇ…あれ好きだったんだけどなぁ。コウイチがモロの胸は蹴れないんだろうなぁ…まだ怖いのかもしれない…。
直さんを見つけて、「NYにはすごいやつがいるなぁ〜」って言って直さんのそばに寄ってパーカッションする目の前に手を出してバチでタッチしてもらってファンサ♡って喜ぶのを何度も繰り返すマツザキ。挙句バチを1本もらっちゃって、返そうとするも「そこに入れといて」ってやられておとなしく戻すマツザキ。かわいかった…マツザキのかわいいが渋滞していた…
コウイチの新聞を見て「俺も行きたいよ!」って言うのがマツザキなんですけど、前のヤラの豹柄着て「行こうよぉぉ!!」っていうのが途中で懐かしくなったりもして(笑)
ヤラとコウイチがちょっと揉めて、リカの肩を抱いて送るマツザキ。親公認、安心と信頼のマツザキ。

・ジャングル
脇毛と野性味がたまらない。上手から火を持って出てきて、上手で踊る。下手で見てたのでそれが見えない。悔しい…。悔しいけど見えないから仕方ない。フクダを見ました。腹が結構な面積見えました…神に感謝。美しい肌…抱かれたい身体、フクダ。マツザキ見えなかった…(´・_・`)

・ソリタリ
かっこよすぎるマツザキ…。下手からフクダと出てきて、ヤラが出とちり。

奔放な女を追いかける感じ、すごくいい…すごくいい……♡


・楽屋

「ねぇコウイチ、やっぱり1幕の最後暗すぎない?」この一言、マツザキはすごく柔らかく言うんですけど、毎日改良改良を繰り返してるカンパニーにおいて、一言ちゃんと発してるんですよ。コウイチに「その分ジャパネスクがハッピーエンドだからいいんだよ」って言われて「うん、そうだね」とすぐ引き下がるんですけど。でも一言発するんです。

そしてヤラがスタッフにキレてるとき、スタッフとの間に1番最初に入って、ヤラとコウイチが揉めてる隙に「いいから戻って」とスタッフを戻すのがマツザキなんです。素敵…。


・ジャパネスク

コウイチ軍がしっくりきたマツザキ、ものすごくよかった。梅田で見たときは笛の音と指が合わないよ!!と違和感満載で博多で改善されて今回は違和感が消えてました。個人的にこの音と動きの合わせ方が1番好きなのはタツミです。フクダもちょっとずれるんだけどタツミは完璧だと思う…。

殺陣について言うと、ライバル側の殺陣は荒っぽいんです。山賊だから。習ったわけじゃなく、生きるために刀を持った人間の殺陣なんだと思うんです。でもコウイチ軍の殺陣はしっかり習って身につけたもののはずなんです。

わたしの中のジャパネスクは、京から静養のため山中の別荘に来ていた貴族のところに山賊が襲来、というもの。だから福松は貴族の用心棒というか、貴族より身分は下であるものの、ある程度洗練された教養のある人間れなんです。平安時代末期の貴族の私用地、荘園を守る用心棒は守護。守護には貴族が任命されて、地方に飛ばされるのが嫌だった貴族が代理、守護代を任せたのが当時台頭し始めていた武士です。その頃の武士はまだ粗野なところがあったとはいえ、やはり山賊と比べればしっかり武道は習ってきてるはずなので、荒削りな山賊の殺陣と比べて基礎がしっかりしたものになる。

松崎くんには野性味あふれるのもすごく似合うのですが、姿勢のよさが魅力なので、コウイチ軍のピシッとした殺陣も綺麗で。それがだいぶ馴染んできたな、というのを感じました。

そして、予備の刀を渡す1幕のクライマックス。「おい…!お前……!」とコウイチに言われてもマツザキはしばらく認められない、信じられない。手元に残った鞘を見つめて首を横に振って呆然とします。その後コウイチが「抜けぇぇ!続けろ…!」と芝居を続けるところで「止めろ、止めろ…誰か!誰かぁぁ!!」と叫んで下手や上手に助けを求める。コウイチが怪我をして階段落ちするのも目の前で見て、また本物の刀と鞘を見て「嘘だ…嘘だ……」と口走りながら首を横に振る。去年は1幕最後の「ジャジャジャン!」に合わせて崩れ落ちててそれは感情をわかりやすく表現すると同時に少しわざとらしさもあったんですけど、今年の演技はいい意味で熟れていて、細かい表情で現実を理解して絶望するマツザキの心情を表すことに成功していました。

夏の羅針盤はニッキさんの演出でやっぱりジャニーズっぽさの強い舞台で、松崎くん演じたレオはわざとらしさもあってそれでいい、という演出をつけられたんだと思うんです。それはそれですごくいい経験になっているはずで。またその後にREPAIRで松崎くん本人とは全然違う、ちょっと嫌味な警官の役をしたこと。その両方を経てこのマツザキが出来上がったのかと思うととにかく感無量で。

最高!最高!今年もSHOCKが始まった!という充足感に満たされて1幕を終えました。


続きは次回!

ジャニーズワールド2015観劇メモ2-②

さて、2回目の観劇。
同じ公演に入った友達2人と幕間に話す。1人は健人担。もう1人は基くんに心を奪われた人(笑)そして基くんの居場所がわからなすぎてとんちんかんなことを言うわたし…。
わたし「えびが出てくる曲の水色のスーツの中にいた?」友「…いない。」これでわたしの中の基くんは消えました(笑)わたしが基くんだと思って追っていたあの子は誰だったんだろう(笑)で、顔はもうどうにもこうにも幕間だけじゃ覚えられそうになかったから基担に居場所を聞く。
①Classmate Jのバックの紫の服。②基本下手にいる。③宮舘末澤系かつ大橋系。
情報を頼りに基くんを見つけることを自分に課して2幕へ。

Classmate Jのバック。下手にシャカシャカした紫パーカー着てる子が。袖にオレンジのラインが2本。同じオレンジで30番の番号を袖につけてた子が。顔が大橋系。笑うと大橋くんっぽい。もうこの子が基くん!それで決まり!と思いながら基くん(仮)の動向を見つめる。客席を煽るさっくんや、ちびジュと同じダンスが確実に熟れてきた阿部ちゃんに時折視線を落としつつ基本的に基くんを見つめる。
下手でちびジュを放り投げる時の右手掴む係。全員を投げ飛ばしてしゃがんだときに、一緒のモモンガで左手掴む係やってた子の手に触れる基くん(仮)。床でハイタッチして強すぎたのか「いた…っ」て顔して笑う基くん(仮)。行動がかわいい。これがわたしがしっかり認識できた唯一の基くん(仮)。
ちなみに終演後に確認したところ、基くん(仮)は基くん(正)でした。晴れてご本人確定。そして基くんはマンションにもいたらしい。あんなにJr.がいっぱいいるマンションから基くんを見つけ出せたらもう基担名乗るべきだと思いました。わたしは谷村と長妻と半澤くらいしか見つけられません(笑)いつでも気づけばそこにいる谷村。

まだ見ぬ景色。この曲はバックにいる谷村が視線泥棒してくる曲(笑)勝利めっちゃかっこつけてるし実際めっちゃかっこいいんだけど谷村の動きが曲に合わないwwwこれはピシッとかっこつけて踊る曲だと思うんだけど谷村はここもがむしゃら。いつでも120%の男。それが谷村龍一。「Stand Up!まだ見ぬ景色へGo ahead!」のところの谷村の動きが最高であそこ何度も見たい(笑)そしてその近くで真顔で淡白に踊る長妻。長妻くんかわいい…ダンスは意外としっかりしてるのに顔が淡白。すごくいい感じ。でも月9のときのキラキラした感じはどこへ行ったのか…ってくらい普通の男の子だった(笑)ドラマのときの髪型すごくよかったよ…(こんなとこで呟く)

Great5は、プレゾンのDVDで何度も見てるからすっかりおなじみの曲。PZの椅子を使った演出が頭の中で再現されるくらいには見てる。そして時の旅人が「僕ら5人でABC-Z」とか自己紹介始める曲。宮舘くんがすごくかっこよかった。かっこよかったんだけどお口開いてた…閉じれば完璧だから取り急ぎ鼻呼吸にしよう?

塚ちゃんとKINGのところ。たかいとが何か言ったのに対して平野が「そんな声出すなよ」海人「もとからや!」のやり取り。たかいとの声特徴的だもんね。塚ちゃんのは「君たちなら飛べる!」「強い肉体と強い心がないとダメだ」って修造みたいなこと言ってKINGが飛び立つ。なぜか天蓋付きのブランコでフライング。天蓋付きのブランコとかハイジもびっくりだよ!クララかよwwwいや、クララ飛ばないけど。

時計がチクタクする曲。真ん中でJr.が集まってつくる時計の、6時ちょっと前に谷村氏。うざいくらいドヤ顔なのがおもしろかった(笑)

クライマックス寸前、健人と勝利の会話のところで、勝利が「健人、わかってくれたんだね…」って上から物を言う(笑)それに腹を立てた(わけではない)健人くんが、勝利に背を向けてピアノに向かっていっちゃう。勝利が熱く語ってるのにピアノに一目散(笑)
「健人はいつも1人になろうとしていた…でも健人も○○だったんだよね……!あれ?健人?」あれ?健人?の時の勝利くん不憫wwwあれはツラい(笑)しばらく1人で喋ってたのかよ、俺?!みたいな気まずさ。それを見せられるヲタク。双方気まずい。
からのMilky Way。たかいとが踊ってるのすごく良かった。急成長してる!まぁあれだけ推されて舞台にもいっぱい立たされれば誰でも成長するよね!推されってスゴイですね(真顔)推されで言えば勝利くんに勝る推されはいないと思うけど(なんせスペオキ)、勝利くんはあれですね、滑舌が悪いと思ったことが一度もない。あれだけ喋ってるのにそれはすごいなぁってほんとに思う。そして顔は完璧。完璧すぎるのが欠点。

で、統括的なことを言うと、最後の内Pによる「お前たちは俺がいなくてももう大丈夫だ」発言。ジャニーズワールドがジャニーズの集大成的な舞台だとしたらこれはジャニーさんの生き様を描いた舞台と言ってもいいと思っていて。そして当然プロデューサーがジャニーさんだよね。おじいちゃんの頭の中が理解できないのは今に始まったことではないし、歴史を作る人っていうのはだいたい理解されないものだと思うよ…もうこの際それはいいんだ。でも、ジャニーさんの遺書とも取れる「俺がいなくてももう大丈夫だ」発言。全然大丈夫じゃないよ!ミッチーもいなくなり、メリーは老害、ジュリーは母の傀儡。この現状を打破出来るのはヒロムだけだよ!と全ジャニヲタが思っているよ(言いすぎ)
あと10年…は無理でもあと5年は元気でいてもらわなきゃ!多少の意味不明な舞台やら何やらは老後の楽しみなんだなぁと思って許すよ!いつまでも元気でいて…。

しっちゃかめっちゃかだけど、わたしのジャニワの感想はこれで終わり!

ジャニーズワールド2015観劇メモ2-①

ジャニーズワールド、1回目の観劇はただただストーリーを追おうとして失敗し、目が足りない現象に襲われ、名前を知らない子たちがいっぱい出てるからどうしたらいいのかわからないし曲名も知らないし…ってパニックに襲われて終わったのですが。
2回目はその反省を生かして知らない子は知らない!知らない曲は知らない!でも好きなものは好き!目に入って気に入ったものを見る!と決めて入りました(笑)進歩したのか後退したのかは極めて微妙な線です。
でも、冷静に考えてジャニーズ以外の舞台を見るときは知らない俳優さんがほとんどだし、ストーリーも知らないし、ミュージカルの中の曲だって知らないことがほとんどです。あれ?じゃあもしかしてこれが初見でお芝居を観るということのあるべき姿なの?と騙されそうになりました。危ない危ない。実際はここまで初見で意味のわからないトンチキな舞台はほとんどありません。ジャニーズだから成り立ってます。ジャニーズだからあの内容で2ヶ月間帝国劇場を埋められる。ジャニーズだから。キラキラの若いかっこいい人たちだけが舞台を埋め尽くすあの圧巻のステージは特別。結局ストーリーはわからなかったけど。

2回目の観劇は1月24日。千穐楽間近の日曜の夜でした。
その1週間くらい前にさっくんが9月?オリンピック前のバスケのとこで怪我をしてまだ出られない曲もいくつかあって。真面目なところと笑顔のところとメリハリのしっかりしたさっくんを見ているのが好きなので見られるところが減っちゃうのは残念でしたが、出てるところでは少しも痛そうなそぶりも庇うような動きもしていなかったので、完璧なパフォーマンスができない曲には出ない、という選択をしたのかなぁと思いました。プロフェッショナルな姿勢、かっこいい…(ただの想像です)

細かいところを見ようというのが2回目の観劇の目標。ステージ上にジャニーズが100人くらいいるんです…わかんないけど。あれ、そんなにいないかな?とにかく人が多くて。
内くんとえびと健人くん、勝利くん、KING、すのーまん、すとーんずのほかは長妻くんと谷村くん、あと嶺亜くん、元太くんと…あ、いのみずもわかる。とにかく数えるくらいしかわかる子いなくて。
だからわかる子を見つけるとつい見ちゃう。そういう見方をしてきました(笑)あれ?これ正解なのかな…

Not enoughで、五関様と続けざまにじゃんけんする健人くんが見れました。で、じゃんけん終わったらガッチリ握手。五関様と健人くん…不思議な組み合わせな気がします。
上手ではさっくんと平野がケツアタック。さっくんと平野の尻がこんにちは!好きな尻が2つ並んでました…眼福眼福。さっくんはその後センター下手寄りで京本くんともケツアタック。からの京本くん全体重を後ろのさっくんに預けて倒れてくる(笑)さっくん怪我してるのに!体重預けちゃって平気なの!?と思ったけどさっくんが楽しそうにニコニコしてたからきっと平気なんだろうな…。
あ、あとこの曲でふと見た廉くんの髪の毛が茶色くなってて。しかも前髪上げてて。廉くんは黒髪で前髪あってクールな王子系でしょ!?なんでチャラ男みたいになってるの!!違う!それじゃないよ!多分廉くんはその系統じゃない!!と心の中で念じました(笑)わたしの心の中の廉くんは黒髪王子系です。チャラチャラはちょっと違う気がする…まぁまだ若いから色々模索すればいいよ。もしかしたらそれが正解かも知れないし…。ニュースキャスター櫻井にもへそピ開けてチャラチャラの時期あったくらいだし…。でもわたしは黒髪のほうが好きだよ(笑)

3月。桜咲くColor。健人くんのリボンフライングの布の端を持って歩いてくる元太くん。元太くんが風船持ってるみたいに見えてかわいい(笑)初見のときは布がなかなか外れなくてバタついてたんだけど、今回は元太くんの補助もあって割りとすんなり抜けてた気がする。勝利くんと健人くんのフライングも、前回より綺麗になってた…勝利くんの外側の足も綺麗に伸びてたし。ただ、勝利くんの衣装の色が…健人くんもKINGもビビッドピンクなのに勝利くんのだけ淡くて…。肌襦袢みたいな色の衣装だなぁ〜って思いました(笑)勝利くん顔も整ってるしパキッとした色がよく似合うのになぁ…残念。平野くんの太ももはこの日も美しかったようです。ズボンがピチピチ。

4月。タイタニック号。
ここはとにかく大忙し。幕の前をポーッ/って間抜けな音を立てて進む船の模型。…え、これがタイタニック号?幼稚園のお遊戯会ですか?1万2500円払った観客が毎公演1800人以上入ってるんだからお金あるよね…何あの船の模型……ヲタクから搾取したお金どこに使ってるの…。
「さぁ本日もやってまいりました!Snowman渡辺翔太のサ行上手く言えるかな?コーナー。thんとうthんthつとの孤独な戦いの幕が今上がる!」サ行が苦手って空気が抜けすぎちゃうのかなぁ…滑舌は骨格と舌の長さとかの関係もあるから治らないこともあるよ…という絶望を投げかける。ごめん翔太くん。もちろん練習で治ることもあるはずだよ…
続きましてはSnowman阿部亮平航海士による「俺の責任です!」バーン!!真横で舘様が「1人の犠牲者も出してはいけないんだ!」と叫んでいようが関係ないよ☆1人目の犠牲者は俺だぁぁぁ!!

6月。アクロバティック結婚式。厳かな雰囲気で階段降りてきたかと思ったら突然アクロバット披露するひーくん。と、ウェディングドレス姿の花嫁さん。花嫁さんのドレスはパンツになってました。いや、そんなことはどうでもいい。続々と結婚式の衣装でアクロバット決めてくSnowmanの面々。すごいのはよくわかるんだけどどうしてそこでバク転したくなっちゃったの…?プロデューサーの演出レベル高すぎて理解力の限界(笑)

7-8月。戦争。真面目に見てたんだけど、戦死者の亡霊のつもりなのか、腹から血まみれのニョロニョロを生やしてるのがまるで理解できず。ニョロニョロの操り方に個性があって面白かった…廉くんのニョロニョロの扱いは上手かった気がする…何が正解なのかまるでわからないけど。あの場面ではわたしは廉くんのことを見てたらしい。戦争の場面だから当たり前なんだけど、あんなニョロニョロを腹から生やして真面目な顔して操らなきゃいけないなんて…ジャニーズJr.って過酷な仕事だなぁ(突然)

9月。Cha-Cha-Cha-Championは谷村の顔と健人くんのバルーン技を見る。2つのバルーンでVを作るとき、みんな頭の上で作るのに1人だけ顎の下でVにする健人くん。かわいいし自分がかわいいことわかってかわいこぶってるあざとさ(笑)かわいいは正義。バスケとダブルタッチ。これはガムシャラでこんなこと学びましたよっていう発表会だよね?そしてガムシャラやってないはずのすののポテンシャルを感じる場でもある。すのvs.すとの構成なのかと思いきや入り乱れたりして対立関係が見えにくい。うむ…。

10月。オリンピック。さっくんが入ってた車輪に入ったのは北斗。すごい車輪の回りが遅くて「え!誰?」と思ったら北斗くんだった。代役だったのね。それはしかたない。突然回れって言われても大変だわ…。

11-12月。初日の前日にヒロムが演出変えたんだっけ?やっぱり殺陣の後ろで演歌ってまじ意味不明…だけど海外の方が見たら「Cool JAPAN!」てなるのかなぁ…日本の文化詰め込みましたドヤァってことなのかな…。2人とも内Pに「刀を本物に替えたのは俺だよ」されて真剣でやり合ってる横で「ぃやさぁしぃぃぃさよぉぉ〜〜」って歌ってる不思議。いやいや平野。君さっきまで勝利と一緒に戦ってたやん。勝利瀕死だよ?歌ってる場合じゃないよ?助けてやれよ…。で、2人が刺し違えて倒れたところに内P出てきて「生きる喜びを探すんだ…!」って言ってらしたけども……生きる喜びも何も貴方が与えた刀で2人たった今息絶えたところでっせ?何言ってんの……ってところで1幕終了。

2回目だから淡白に書けるかと思いきや長くなってしまったので2幕は別記事に。