この夏だけは君とともに〜風 are you?〜
2016年8月13日13時。
TDCホールに菊池風磨くんのソロコンを観に行ってきました☆
思えば去年の8月上旬(日付忘れたけど)。
風磨くんの初めてのソロコンの最初の公演に入ったときからこの沼は始まっていたのかもしれません。
そもそも去年の8月上旬はせっせと博品館に通っていてそれなりに忙しかったはずなのに、それでよくもまぁ風磨ソロに入る時間とお金を作ったなぁ…と。
だって去年のわたしは風磨くんのことが特別好きというわけじゃなかったから。
キラキラした王道アイドルSexyZoneのなかに、なぜか厨二病拗らせてスカしたやつがいる。
いまどき外ハネのワンレン?なぜそんな髪型してるの…?
少年倶楽部を見ていると河合くんと桐山照史くんと仲良くしてて、先輩に可愛がられるのが上手くて、慕ってる後輩も多いし絶対いいヤツなんだろうとは思いつつ、風磨くんのアイドルとしての在り方には少し疑問を持っていました。
特に、SexyZone5人の扱いが平等ではなくて、5人5様に苦しんでいたのが外野にもわかるような時期だったから、大人への反抗にしてももう少しやり方あるんじゃない?なんて批判的な目を向けてしまうところも正直ありました。
これが、風磨くんのことをほとんど知らなかった当時のわたしの率直なイメージでした。
でも風磨くんのソロコンに入って、風磨くんの仲間を思う熱さを感じて。
風 is a doll?メンにはお気に入りJr.がいたわけでもない、風磨くんのことも取り立ててお気に入りだったわけでもない。それでも去年1年間で入った現場の中で5本の指に入るくらいの楽しい現場になってました。自担がいるとどうしても贔屓したくなっちゃうけど、努めて客観視するならばPLAYZONE、SHOCK、カウコンに並ぶくらいのエンターテインメント性を誇る現場でした。
菊池風磨の持つアイドル性にわずか一回の公演で引きずり込まれた。
一度好きになるとずっと好き、あばたもエクボ、何もかもが好き!という盲目タイプなヲタクなので、もうそこからは風磨くんを絶賛溺愛する日々でした。
春のWelcome to SexyZoneコンではうっかりファンサをいただいてしまい、最近ずっと双眼鏡越しに一方的に見つめていたジャニーズとのうちわを介した双方向コミュニケーションに震えました。はっきり言って堕ちかけました(笑)
7月に連続ドラマ時をかける少女が始まると、リア充してるキラキラ高校生の翔平にどっぷりハマり。
(松崎くんが絶賛干され期間だったということもあり)口を開けば「風磨くん爆モテすぎる!!」と興奮し、そのままの勢いで突入した風磨コンでした。
去年が最高だっただけに、今年は入る前から期待と不安が入り乱れていて。
去年をきっと超えてくる!という期待感とこの時期ドラマやっていて、どれだけ作り込めたんだろう…期待しすぎてガッカリしたくない……去年のいい思い出を変に書き換えたくない…という不安。
いろいろ思いながらTDCに入ったんです、本当に。
暗転してコンサートが始まった瞬間、見事に全部消えました。
作り込まれた映像。翔くんがHip Pop Boogieのときに作ってたような雰囲気の映像。着替えたりとかしながらとりあえずなぜか英語でしゃべるやつ(笑)
正直記憶喪失っていう設定はチープすぎてほんと厨二病!って思ったけど(笑)、自分が何者なのか、鏡に映る自分に問いかける。自問自答、というテーマをあからさまに突きつけてくる。こういうわかりやすいやり方、コンサートだとすごくいいと思った。非常に効果的。
舞台だと観客も落ち着いて考えながら観られるからもう少し複雑に組んでもいいけど、コンサートの興奮の渦の中で飛んで叫んで錯乱状態の観客にテーマをぶつけるならこれくらいあからさまにやらなきゃ伝わらない。
自分の声にどの曲が合っているのか、どの演出を昔からのファンが好んで、誰の曲で新しくファンになった人が興奮するのか。自分が歌いたい歌、ファンが観たい演出、Jr.の見せ場、テーマの投げかけ。
観客も含めて全員で騒ぐところ、自分の歌を聴かせるところ、ステージ上の内輪でわちゃわちゃするところ。
菊池風磨の自意識、仲間との絆、ファンへの気持ち、先輩へのリスペクト。
バランス感覚が最高にいいコンサートが出来上がっていて、プロデュース能力の高さに脱帽。
連続ドラマをやっていて時間がない中でこれを作り上げたのかと思うと彼の可能性は無限大だな、と怖くなるくらいです。
双方向のコミュニケーションを望んでいるんだな、というのは要所要所で客席にマイクを向けることからもうかがえた。
盛り上がって「ここだ!歌えー!!」というお決まりのタイミングに限らず、唐突に彼が欲しくなったタイミングで「声出して!」とマイクを向けてくる。予定調和ではないコミュニケーションを取りたがっているような、これぞまさに対話なのかと感じさせるような、一方的に受け取るだけではないコンサートが出来上がっていた。
Webで始まった風磨くんの連載、すっかり見落としていたので終わってから答え合わせとして読んだんだけど、「声だそうぜ」「暴れようぜ」「去年超えようぜ」って力強く引っ張ってくれるようなこと言ってた。実際ファンもそれに応えるべく声出しててタオル回してて(読まないで行ったからわたしはタオル持ってなかった…後悔!)すごくいい関係だなぁって思いました。
風磨くんが上手いのは「マナー?ルール?そんなの気にするな!」って言いつつ「俺のファンは最低限のことは守れるでしょ?」って牽制してからの「声出そうぜ!暴れようぜ!」なんだよね。それは本当にやり方が上手。
好きな人から「最低限のことは守れるよね?」って言われたら下手なことできない真理をすごく上手くついてるなぁ、と。手綱を握ってるのはあくまでも風磨くん。でも抑圧だけじゃなくファンがやりたいことを存分にやってくれるから不満も生まない。
スクールカーストのキャップストーンに君臨する菊池風磨と1軍スタメンの風 are you?メン。上位層のパーリーピーポーたちによる派手なお遊びに混ぜてもらってるような感覚。
赤西仁の掟破りな(実際彼はもうジャニーズじゃなくなってしまったけど)攻めたカリスマ性、櫻井翔のルールの範囲内で遊びを入れてくる頭の良さ。
憧れの先輩の要素を積極的に取り入れてそれらを全て含めて「これが菊池風磨なんだ!!」と曝け出す演出に震えた。
「SexyZoneになりたい」という答えを出しながらグループの曲はやらない。「なりたい」という答え。そのAnswerになってしまうから歌わないのか。グループの曲はグループのもの、1人ではグループの曲は歌わない。それが風磨くんの意地なのか…。勘ぐりたいのがヲタクの性質。どうしても色々思いを巡らせてしまうけど。
シンプルに最高だった、と。風磨くんのソロコンは最高によかった!と。大声で叫びたい。今年も見れなかった櫻井先輩には今年も嵐パワー使ってくださいとお願いしたい。
ドラマの映像、他の事務所の俳優さんの写真を使わせてもらえること。身内とはいえまだNEWSのコンサートでも歌っていない曲を先にファンの前で歌わせてもらえること。
随所に愛されてる、慕われている、風磨くんの求心力が見えたのも幸せの一因です。
最高に青春を感じるコンサートでした。
2016年夏の青春は風磨くんのところにありました。
細かいところはもしあとでやる気があったらまとめます。まずは雑感だけ。この興奮を残しておくために。
Endless SHOCK☆1398th
【3/13 SHOCK】OPで出てきたマツザキの前髪が重めで!!ものすごくものすごくイケメンでずるい…
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】屋上。リカのピンクパーカーの中の白シャツがちょっとズレてて谷間が気になって仕方ない(笑)おっぱいデカいな…羨ましい(そうじゃない)
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】屋上。散々マツザキに「いけるよ♡肩抱けよ!」って煽られて行ったのに失敗したヤラ。マツザキに一発蹴りをお見舞い。カジュアルに蹴られるマツザキ
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】福「明日の時間明日決めるの?コウイチ具合悪いの?」光「これからパーティしてなんだかんだで時間決めるだろ?明日になるだろ?具合悪いの?」福「やっぱりコウイチ具合悪いんだよ!俺がここでオーナーの話聞くからコウイチ先行きなよ!」福田絶好調です
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】屋上下。屋良「リカちゃーーん♡パーティなんか行かないで俺とdrrrrriveでもいかない?」リカ「ト・モ・ユ・キ〜♡(甘えてる)馬車がいいな♡」屋良「馬車…?リカ、具合悪いの?」
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】ソリタリ。射抜くような鋭い視線で女ダンさんを見つめるマツザキ。捌け際に指くいくいってして女ダンさんを呼んで、手を取ったらその手を引かれて走り去るマツザキ。ソリタリのマツザキとOne night carnivalしたいです…
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】ジャパネスク。階段落ちを見つめ、本物の刀を取って首を横に振るマツザキ。最後の「ジャジャジャン!」に合わせて崩れ落ちる演技復活してた
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】Dead or Alive。何回か後転するところ、松崎くん背中どころか首の根元くらいまでびろ〜んって全部見えた。美しいお背中、御神体にして毎日礼拝したい
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
【3/13 SHOCK】明らかに髪の毛立ててきたマツザキ。コウイチ「お前ここで何か育ててんのか?」オーナー「久しぶりに鳥の巣たちと1曲やりたいわぁ〜」鳥の巣みたい…というより広げた扇子みたいな頭でした(笑)
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
CONTINUEのヤラとコウイチのアイコンタクトで涙が止まらなくなった…ヤラだけがコウイチの存在に気づいてる最後のシーン。あそこがとにかく涙腺を刺激する…
— えり (@uzk_still) 2016年3月13日
EndlessSHOCK2016初見☆2幕
そしてたすき掛け成功していた…。博多と梅田で観たときは成功したと思ったらすぐ解けちゃってたけど今日はもう完璧なたすき掛けだった
— えり (@uzk_still) 2016年3月4日
Endless SHOCK2016初見
ソリタリでヤラが出トチリしてコウイチが「俺がヤラのところに入る!ショーを続けるんだ!」ってところ、コウイチが入って踊りだすタイミングでお相手に「大丈夫だよ」「大丈夫?」と口を動かすマツザキがとんでもなくタイプでした。あの声に「大丈夫?」と聞かれたい。そんな来世を期待している
— えり (@uzk_still) 2016年3月4日
奔放な女を追いかける感じ、すごくいい…すごくいい……♡いまさらだけどSHOCK覚書。ソリタリのマツザキのお相手は奔放な感じで、すごいエロい目でマツザキを誘ったかと思いきや次の瞬間にはマツザキのこと見てもいなかったりでその気になって追いかけても華麗にすれ違うのがかわいらしさ満載でした…
— えり (@uzk_still) 2016年3月4日
・楽屋
「ねぇコウイチ、やっぱり1幕の最後暗すぎない?」この一言、マツザキはすごく柔らかく言うんですけど、毎日改良改良を繰り返してるカンパニーにおいて、一言ちゃんと発してるんですよ。コウイチに「その分ジャパネスクがハッピーエンドだからいいんだよ」って言われて「うん、そうだね」とすぐ引き下がるんですけど。でも一言発するんです。
そしてヤラがスタッフにキレてるとき、スタッフとの間に1番最初に入って、ヤラとコウイチが揉めてる隙に「いいから戻って」とスタッフを戻すのがマツザキなんです。素敵…。
・ジャパネスク
コウイチ軍がしっくりきたマツザキ、ものすごくよかった。梅田で見たときは笛の音と指が合わないよ!!と違和感満載で博多で改善されて今回は違和感が消えてました。個人的にこの音と動きの合わせ方が1番好きなのはタツミです。フクダもちょっとずれるんだけどタツミは完璧だと思う…。
殺陣について言うと、ライバル側の殺陣は荒っぽいんです。山賊だから。習ったわけじゃなく、生きるために刀を持った人間の殺陣なんだと思うんです。でもコウイチ軍の殺陣はしっかり習って身につけたもののはずなんです。
わたしの中のジャパネスクは、京から静養のため山中の別荘に来ていた貴族のところに山賊が襲来、というもの。だから福松は貴族の用心棒というか、貴族より身分は下であるものの、ある程度洗練された教養のある人間れなんです。平安時代末期の貴族の私用地、荘園を守る用心棒は守護。守護には貴族が任命されて、地方に飛ばされるのが嫌だった貴族が代理、守護代を任せたのが当時台頭し始めていた武士です。その頃の武士はまだ粗野なところがあったとはいえ、やはり山賊と比べればしっかり武道は習ってきてるはずなので、荒削りな山賊の殺陣と比べて基礎がしっかりしたものになる。
松崎くんには野性味あふれるのもすごく似合うのですが、姿勢のよさが魅力なので、コウイチ軍のピシッとした殺陣も綺麗で。それがだいぶ馴染んできたな、というのを感じました。
そして、予備の刀を渡す1幕のクライマックス。「おい…!お前……!」とコウイチに言われてもマツザキはしばらく認められない、信じられない。手元に残った鞘を見つめて首を横に振って呆然とします。その後コウイチが「抜けぇぇ!続けろ…!」と芝居を続けるところで「止めろ、止めろ…誰か!誰かぁぁ!!」と叫んで下手や上手に助けを求める。コウイチが怪我をして階段落ちするのも目の前で見て、また本物の刀と鞘を見て「嘘だ…嘘だ……」と口走りながら首を横に振る。去年は1幕最後の「ジャジャジャン!」に合わせて崩れ落ちててそれは感情をわかりやすく表現すると同時に少しわざとらしさもあったんですけど、今年の演技はいい意味で熟れていて、細かい表情で現実を理解して絶望するマツザキの心情を表すことに成功していました。
夏の羅針盤はニッキさんの演出でやっぱりジャニーズっぽさの強い舞台で、松崎くん演じたレオはわざとらしさもあってそれでいい、という演出をつけられたんだと思うんです。それはそれですごくいい経験になっているはずで。またその後にREPAIRで松崎くん本人とは全然違う、ちょっと嫌味な警官の役をしたこと。その両方を経てこのマツザキが出来上がったのかと思うととにかく感無量で。
最高!最高!今年もSHOCKが始まった!という充足感に満たされて1幕を終えました。
続きは次回!