ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

Endless SHOCK2018 雑感(2幕前半)

2幕!!

2幕は終始ユウマの演技が光ってる。もうSHOCKでは泣かないかと思ってたら2018年、毎回泣かされてる。

そろそろ2018年のSHOCKも終わっちゃいそうなのにようやく2幕がまとまった。しかも長くなったから、謎解きのシーンの前まで。

 

☆Prologue
♪死への招待
なぁ、コウイチ、覚えてるか?子供のころ、ダンスのレッスンがつらくて、俺いつも屋上に逃げて一人で泣いてたんだよね。いつだったかなぁ、いつものように屋上に行くとさ。その時は雨が降ってたのにコウイチがずぶぬれになって踊ってたんだよ。なんで雨降ってんのに踊ってんだよって思ったけど、あれを見たときから、もう、ついていけないと思ってたんだ…。いつかは追い越してやる、そう思ってやってきたのに…ねぇコウイチ、どこ行くの
コウイチの病室の窓を見つめるユウマが哀しすぎる。幼くてかわいくて甘えん坊ででも頑張り屋さんだった1幕のユウマが、事故を経て強くて哀しくて孤独なライバルに成長していて、これを30分の幕間で切り替えてくるの本当にすごい。でも、「いつかは追い越してやる、そう思ってやってきたのに」コウイチがいなくなったのはユウマが刀すり替えたからだけどね?誰のせいでもなくユウマのせいだけどね?とわたしの中の理性が叫ぶ。

ヤラはどんなにダンスのレッスンがつらくても食らいつきそうなライバルだったから、ウチの方が屋上に逃げそうだったんだけど、彼は泣くんじゃなくて拗ねてそうで。ユウマはまさにできない自分が悔しくてさめざめと泣いてそうな感じだった。ヤラに関しては反骨精神というかコウイチに立ち向かう力が強いから、むしろ誰よりも雨の中屋上で踊ってそうだよね…って思ってた。

 

Dead or Alive
この曲、マツザキにすごい合ってるって何回も言ってるけどまた言う。脱力感がすごくいいのと、歯の矯正が終わった松崎くんは躊躇なくお口開くようになったから表情も豊かでとにかく最高。
女ダンさんに足掴ませて抱きかかえて前進するやつ、マツザキとテラニシがやってんのかな?あれ、女ダンさんはマツザキの股に顔突っ込んでるしマツザキも女ダンさんの股の間から顔出しててなかなかにきわどいポーズだなっていつも思ってる。コシオカは肩車でフクダはなんか背中に甲羅みたいに女ダンを背負ってる。マツザキのやつは体への負担が大きいのか、直前に抱え上げて下ろすときもいち早く下ろしてる。去年までのフクダは1人で歩いてた気がするんだけどちゃんと見てないからわからない…。でもフクダにマツザキのやつやらせちゃダメなのはわたしでもわかる。意図せずR指定がつく。
「深い闇へと迷い込んでくほら今すぐにTell me now Dead or Alive」のところかな?舞台のセンター、コウイチの後ろで後転するマツザキのお背中が見えてありがたい♡

 

シェイクスピア・シアター
今年のSHOCKはシェイクスピアをちゃんと観るって個人的にテーマを決めて、ハムレットとリチャード三世は文庫版の訳本を読んだ。台詞もできるだけしっかり覚えようと思って聞き取ったけど深読みすればするほどわけわからなくなった…結局(笑)

弟に暗殺された前ハムレット王。弟クローディアスは王座について、未亡人になった兄の妻ガートルードを妻にする。その結婚が気に入らない王子ハムレットが、前王である父の亡霊に出会い、自分暗殺したのがクローディアスだと知らされ復讐を誓わされるシーン。

極悪非道な人殺しに復讐せよ!これほど醜く、卑劣な殺人はない。誓え、復讐を!剣にかけて誓え!この世は雑草の伸びるままに任せた荒れ放題の庭。胸のむかつくような者だけがのさばり、蔓延っている」「心して聞け!時間はわずかしかない。そなたがわたしを愛していたというのなら、悪虐非道な人殺しの恨みを果たしてほしい」「人殺し…!違う、あれは事故なんだ…!」「だが……殺されたはずの俺は生きている」ここまで、コウイチが前ハムレット王。ユウマとすれ違って、マントを外してガラスが割れるような音でセンターに立ったコウイチは王子のハムレットになってる。
満天の星よ、大地よ。俺をしっかり支えてくれ。この身を忘れるなよと?あぁ忘れるものか、この狂った頭に記憶が残っている限り。明日からは狂気という衣装にこの身を包み…裏切り者に死を」狂ったふりをして、父を殺した叔父への復讐を誓うハムレット。「違うんだ、コウイチ…!」「生か…死か。それが問題だ。どちらが男らしい生き方か。裏切り者に死を……その胸に剣を!!
有名すぎるハムレットの台詞。"to be, or not to be?"
爆竹の音でゾンビが動き出して、ユウマを奈落へ。コウイチはゾンビたちに囲まれるようにしてセンターから奥にはけていく。
BGMが転調して、ゾンビたちの中からコウイチが出てくる。ここから、リチャード三世の話に。

リチャード三世は、自分がのし上がるのに邪魔な人間を片っ端から片付けていくやばいやつの話(ざっくり)。「やっと不満の冬も去り栄光の夏が訪れた。我が一族に不機嫌な顔を見せていた黒い雲も、今は大海の底深くに飲み込まれたのか、影さえも見えない!だが…俺は生まれながらの捻くれ者で、五体の美しい均整を奪われ、醜く歪み、出来損ないの未熟児としてこの世に送り込まれてきた。そんな俺に!こののどかな笛の音に酔いしれる平和な時世に一体どんな楽しみがあるというのだ!」全然関係ないけど、コウイチが五体の美しい均整を奪われ…とか言ってもあんたそんだけ顔面の美しい均整もらってんだからいいだろって思ってしまった。ブスの僻み。
……となれば心を決めたぞ。」ヤラはここも一緒に言ってたけど、ユウマはこの後から加わる。「「俺は悪党となってこの世の中の虚しい楽しみを憎んでやる」」でコウイチとユウマが入れ替わる。リチャード役がコウイチからユウマになる。
リチャード(ユウマ)がアン(リカ)を口説く。アンの夫もリチャードが殺しているのにしらじらしく口説く。「国王は優しく、穏やかで気高い王だった…」「だとすれば天に召されるに相応しい人物だったわけだ。貴女から立派な夫を奪ったのは、もっと立派な夫を与えるためだった」この思考回路はやばいな、と思う。自分で殺しておきながら天に召されるにふさわしいとか言うか…?ここでリカを後ろから抱いて悪い顔で笑うユウマがすごいかっこよくて…。優馬くんに性的な魅力感じたことほとんどないけどこの一瞬はドキッとするほどセクシーだった。このセクシーなユウマをビンタできるリカ強すぎる。わたしだったらユウマに落ちる。リカはコウイチがいなくなったあと、ユウマを受け入れるのかな…っていうのと、1幕のユウマの指輪を拒んだリカも少し頭によぎった。
貴女の夫を刺したのはこのわたしだ!だがわたしをその気にさせたのは、貴女のその天使のような美しさ。さぁ、その剣を取るのか、わたしを取るのか…」リチャードとしては刺せるものなら刺してみろ、どうせ刺せないだろという挑発的な発言だけど、ユウマは本当にリカが好きだから、リカに刺されて死ねるなら本望という恍惚にも見える表情をしているのがすごくいい。
剣を突きつけつつ、結局ユウマの胸に剣を突き刺すことはしないリカ。「凶悪な己の所業が見たいならご覧。これが、殺戮の見本!」の言い方はどのリカでも毎年あれが正解なのか疑問に思う。何でここだけこんなにクサイ芝居させるんだろう。
棺から死んだはずのコウイチが出てきて動き出すの、なかなかの恐怖だからユウマじゃなくてもビビると思う。しかも自分が殺したとなればなおさら。コウイチの姿に怯えて「うぁぁぁぁぁ!!」って叫んで後ずさるユウマを押さえつけて羽交い締めにするフクダ。マツザキは起きて周りのゾンビたちに挨拶するみたいに右に左にふらふらしてる。ここはリチャード三世のところだけど、元王の亡霊というのはハムレット的要素でもあって。そもそも、コウイチが亡霊になって出てきたり剣を取り違えて死ぬっていうSHOCKの話は全体的にハムレットにつながるところが多い。ハムレットの最後は、領土を巡って敵対していたノルウェーの王子フォーティンブラスに王位を譲るから、ここもライバルのユウマに後を託すSHOCKのストーリーと重なると強引に結びつけて言えなくもない。
思い起こすがいい。花の盛りにあるわたしを刺したあの日のことを。絶望して死ねぇ!暴逆を受けた我らの呪いを受けよ。お前の犯した罪の恐ろしさに震えながら死ねぇ!」「絶望して死ねぇ!」ってフレーズがキャッチー過ぎてやたらネタ的に使ってしまいがち。「待って、コウイチ!違う、あれは事故なんだ…」「その夢には血生臭い死のみ現れるがいい。絶望して死ねぇ!!」で、フラフラしながら舞台の前に出てくる福松がシャキッと立ってマスクを外す。「フクダ?マツザキ?」直前までゾンビみたいにフラフラしてるのに、マスクを外す瞬間一気にここが舞台上だという自我が芽生えたみたいにしっかり前を見据えるの、とてもかっこいい(隙あらばデレる)。
ユウマにとってフクダとマツザキは血生臭い夢の中の登場人物で、自分の罪を思い出させるような存在なんだなぁと思うと、マツザキがユウマとまた一緒にやりたい、仲間だと思っていることを思い出して寂しい気持ちになる。で、福松きっかけでストーリーはリチャード三世のクライマックス、リチャードが追い詰められるシーン。
馬だ…馬をくれ!…ろうそくが青白く燃えている…何を恐れる、俺自身をか。俺は俺だぁ!!ここには人殺しがいる、この俺だ!俺が死んでも憐れむものは一人もいないだろう…当たり前だ!!俺が俺に憐れみを感じていないのだからな。馬だ…馬をよこせ!代わりに俺の王国をくれてやるぞ
リチャードは足が悪いから、逃げるのに馬が欲しいんだなぁ…他人の生を踏み台にして得ようとした王国を渡してまで、生にしがみついて逃げようとする。マツザキがコウイチに剣を差し出して、フクダがユウマの持っていた剣を奪い、コウイチが剣を突き刺す。マツザキがコウイチに渡す剣が血に塗れていることに今年気づいた。首を振って嫌がるユウマの周りに亡霊だかゾンビだかが集まって、無理やり剣を抜かせる。「やぁめろぉぉぉ!!」って言いながらコウイチに斬りかかるユウマ。斬った瞬間、ユウマは助けを求めるようにフクダとマツザキのことを見るんだけど、ユウマの夢の中の2人は真顔でただ見つめ返すだけで助けてはくれない。コウイチにすがりつくユウマを、ゾンビたちが抱えて引き剥がすのもかわいそう…。

 

☆オーナーの劇場のバックステージ
♪Don't Look Back
今日もまた夢を見た。コウイチがやりたかったシェイクスピアの芝居の中に、俺がいるんだ。俺は怯え、息ができないくらいの苦しみに苛まれる。俺は必死にコウイチをおいかけた。でも、すべてはNYの光の中に消えていくんだ」光の渦に、だったかもしれない。

ユウマは「今日もまた、夢を見た」の前にちょっとはっとするような目覚めたような動きを入れてる。ヤラがどうしてたか明確に覚えてるわけじゃないけど、そのまま落ち込んだようにしゃがみこんで喋り始めたような印象があったから、ユウマは寝て起きて起きぬけで歌ってる設定なんだって思った。
ユウマかわいそうすぎるしこれがユウマの夢の中だとしたらもう相当追いつめられてるから許してあげて…という気持ちになる。「その夢には血生臭い死のみ現れるがいい!」とかコウイチが言うからぁ…せめてユウマに安眠を…と望む。
ユウマの高音を出すときの声(最後の「forever」のところ)松山千春のモノマネするときの声の出し方と一緒だな、って思うのはやめたい。
なぁコウイチ、なんであの時続けろって言ったんだ。本物の刀をお前が使うことだってできたはずだろ。なぁ、答えてくれよ!コウイチ!!」で下手にユウマの影、上手にもユウマの影、動いて真ん中で合わさってコウイチのシルエットになる演出。あんなにマッチョになったのにまだコウイチの華奢さが際立つ。コウイチ(というか光一くん)は、マッチョとかそういうんじゃなくて骨格が華奢。
「過ち問わずに愚かさ気づかずにその心の痛みは拭いきれない」って歌詞、ユウマがかわいそうすぎる。いくらユウマにかわいそうな役が合うからってかわいそうすぎるから誰か助けてあげてーーー!(他力本願)
「何で雨降ってんのに踊ってんだよ」って言ってたユウマが雨の中踊るのすごく感傷的だし、声掛けて無視されても手を掴んで自分の傘押しつけてユウマを見守って、コウイチの病室の窓を見つめるコシオカもすごくよかった。でも傘は2本持ってきたほうがいいよ、濡れちゃうし。ユウマと相合傘する前提だったのかもしれないけど。

 

☆オーナーの劇場
♪New York Dream
コウイチが出てきて、誰もいなくて電気つけて、リカが「誰かいるの?」って戻ってくるところ、コウイチの顔写真が回るだけじゃなくて光るようになった。そしてその光量がすごい。今年のカウコンのNEWSの衣装くらい光る。
リカ~?お前まだいんのか~?」のマツザキの声が好き。思い出して苦しくなれるくらいには好き。コウイチがいることに驚いて「コウイチ!!」から「あのとき渡した刀が本物だったなんて、俺…気づかなかったんだ。コウイチ、ごめん…!!」まで本当に悲痛な顔をしていて、見ていて苦しくなる。フクダが「先週も病院に行って…マツがチューブ抜こうとして、、」とか「コウイチが起きないからキスしたら起きるんじゃね?って…キスしたんだよなぁ!」とか言っても、当たり前かもしれないけど笑わないマツザキ。真摯に、丁寧に役に向き合うところ、ほんとに大好き。「ごめん!!」のとき、声振り絞って叫ぶようにしてるけどあれは笑わせにいってるとこじゃないからね、多分。本気でやってるんだから笑わないで…っていつも思う。

ここに限った話じゃないけど、何回もSHOCK観てる人たちがここ笑うとこだよねーってところでフライング気味に笑うの、好きじゃない。おまけにここは笑うところじゃないから!マツザキは本当に後悔していて、コウイチは笑えよ!って言うけど自分のせいでコウイチが…って思ってるマツザキがコウイチより先にふざけられるわけないよ…なんでそこわからないの?タツミのときとか、みんなあそこ真剣に見てたじゃん!って軽く憤ってる。笑う場所じゃないのにマツザキが笑われることに過剰に反応しがち。笑ってもらえるのはマツザキのキャラありきだっていうのもわかるけど。
コウイチが責めないのわかってるしマツザキにとってはあれは本当に事故だから、咄嗟の機転でコウイチに予備の刀渡したつもりが本物の刀渡しちゃって、しかも直前に「刀の確認しておけ」って言われてたのに…っていう1年分の後悔をさらけ出して素直に謝れる。コウイチが帰ってきたのはうれしいけど、心配そうな顔をしていて。
そんなマツザキの表情が晴れるのは、「光り輝くステージは忘れずに待っている あふれる情熱消えることなく夢へと変わってく」ってコウイチが歌いだしたところ。帰ってきただけじゃなくて、スターとしての、あのときのままのコウイチが帰ってきた!!って喜びと安心。「ふぉぉ~!!」って興奮が抑えられず、ふわ~っと花が開くみたいに明るい表情になるのがすごく素敵で、心があったかくなる。
コウイチにハットとステッキを渡すところは、毎回マツザキの見せ場。猫パンチしたり受け取ってくれなかったりで「今のは取れた!」とか「目の前!!」とか言いながら「はぁい♡」って渡すのがとにかくかわいい。で、マツザキがかわいすぎて(?)コウイチが音を見失う。やむなし。でも「お前のせいで音わかんなくなった…!」とか言いつつだいたいしっかり合わせてくるからコウイチすごい。ちなみにあのステッキもハットも受け取れるはずだからマツザキのせいではない。
「町中を照らす Mm ステージライトさ Yea」の「Mm~」に合わせてステッキをついて客席に背を向けてお尻回す福松が最高にキュート。特にマツザキはスキニーパンツを履いてるからすごくいい。2か月の公演で、上半身はどんどん痩せてきてしまうマツザキもとい松崎くんだけど、脚はしっかり筋肉がついて逞しいからスキニーパンツがすごく似合う。23階の笑いでもGACHIでもパンツ姿披露していたけど、どんどん脚のライン出せばいいよ!めっちゃかっこいいから!SHOCKの衣装はスタイルの良さ際立つ系のものが多くて最高だな…!!
この曲はインペリアルガーデンシアターのユウマのステージとリンクしてて、白いタキシード?に白いハット被ったユウマとコシオカたちを見たいと思うんだけど、いかんせん手前でマツザキ踊ってるから見られない。
個人的には「かかと鳴らして」の振付がバリ好み。あと、最後の「Let's celebrate 今宵も 軽やかにステップ踏んで シルクハットにスティック指で回して 踊り明かそう」で福松も歌うのがすごい好き。「Let's celebrate~」って前に出てくる感じ、最高にテンション上がる。コウイチ軍団感がすごいある。
ユウマならショーを続けてるよ、あの劇場で」「インペリアルガーデンシアター…」「あいつに戻ってこいって言いたいんだけど会ってくれなくて」「コシオカが間に入ってくれてるんだけど…あいつ、全然聞こうとしないって。……あんなことがあった劇場で、俺なら続けられないけどな」コシオカが間に入ってくれてること、ユウマは話を聞こうとしないんじゃなくて、会ってもくれないこと。ここのセリフが少し変わったことでユウマのライバル像が見えた気がした。コシオカはユウマの傍にいるけど、フクダもマツザキもずっと一緒にやってきた仲間だったのに、それをシャットアウトしてまでショーを守りたかったユウマ。3ゆ~に甘やかされて、何ならテラニシとかにもイジられつつ大切に見守られてきたユウマの独り立ちと贖罪の過程なのかもしれないと初めて思った。今まではヤラが大人としてしっかりしたライバルだったからここまでライバルに感情移入してSHOCKを見たことがなくて。本当にちょっと「やっとトップになれたって意地でも張ってんだろ」って思ってた。このセリフも今回はなくなって、ユウマが「やっとトップになれたって意地でも張ってる」なんてフクダも思ってはいないんだろうなっていう、そういうライバルの在り方が描かれていたと思う。

 

☆インペリアル・ガーデンシアターのステージ
♪Higher
ユウマのHigherはなかなかの粘着質で意外だった(褒めてる)。「だれ一人俺を超せない」とか言うこの曲はギラギラしてるのがすごい似合う。ギラギラして、自分がセンターに立って必死でインペリアルガーデンシアターのショーを守ろうとしてるから、この曲のユウマはすごい孤高な存在に見えた。一人で高いところに立ってるから回りでみんなが支えてくれてるのが見えてなくて、「俺は一人だ…誰も俺に振り向いてくれない…」ってなっちゃってるんだろうな。ちょっと、1年前のコウイチに通じるところもある気がする。立ち止まっちゃいけないってそれだけで頭がいっぱいになっちゃってる感じとか。でもコウイチは「俺はアイツらにどう思われても構いません、それでアイツらがもっと上を目指してやる、そう思ってくれるなら」って突っ走ったのに比べて、ユウマは自分が理解されることを諦めてない。みんなに受け入れてもらいたくて、そういう意味ではコウイチよりカンパニーを頼って、仲間を欲してる人なんだろうなと思う。だからこそ、コウイチの「どう思われたっていい」っていう割り切りに納得がいかなかったんだろうな、説明を求めたんだろうなと。
もう一曲やるなんて聞いてないぞ!」「俺だって聞いてないよ!でもやめるな、続けろ!」っていうユウマの率いてる感にぐっと来た。コシオカは寄り添ってるお兄ちゃん的な役割なはずなのに、そのコシオカさえも引っ張っていくぞという気概で、ユウマはしっかり座長だったんだな~と思った。ヤラだと年齢的にもそこを率いて当たり前みたいに思ってしまうところがあったから、ユウマの年齢、立ち位置で座長として立っているってことでそのすごさがわかるというか…本当にコウイチの後継者としてのユウマを感じた。(光一の後継者としての優馬というわけではなく。。)
そしてコウイチと一緒に出てくるマツザキのドヤ顔がすごい。コウイチが脱いだ赤レザージャケットを受け取って上手袖に投げるのが割と流れてしまうのはいつもなんだけど、あれは何が正解なんだろう。
ユウマと一緒にやりたいのに会ってくれなかったってことは、きっとユウマとマツザキが会うのも久しぶりなんだろうし。
そこがほんとに目指した場所か その輝きが全てなのか」って出てくるなり説教くさい歌うたってるコウイチ。Higherの曲中、去年まではマツザキが結構ヤラのことを気にかけてて、下手の袖を見ながら踊ってたんだけど、今年はコウイチが戻ってきた喜びでニコニコで踊ってて、ユウマにも「お前も入れよ!」ってアピールはするけど戻ってきたコウイチのショーを盛り上げることの方が強くなっていた。コウイチの側近感が強まって、立ち位置が明確になった感じはする。そしてこの曲のダンスも本当にかっこいい。「I know you know that we should get together now」のところで、you knowって客席に指を向けるフリが好き。口を閉じてドヤ顔で前を指差す顔がかっこよすぎるからあの瞬間をステフォにするべき。

Higher終わりでプレスの人たちが「コウイチさん!!」って出てくるところ、ステージの真ん中でコウイチを挟んで当たり前のようにフラッシュを浴びるフクダマツザキがすごく軍団感あっていい。でもコウイチが取材されてる間にユウマのところに近寄って声かけてて、やっぱりカンパニーの仲間をすごい気にかけてるマツザキを感じられた。

Endless SHOCK2018雑感

一度書いた初日のレポのデータが飛びました、結構な熱量で書いたのに…。

というわけで今さらですが雑感。しかも初日の後にも何回か観劇したので、もうSHOCK2018のまるっとしたまとめ。

とりあえず1幕。

 

☆Overture
♪Endless SHOCKメドレー
開演前のオーケストラの曲が、メドレーになってジャジーなアレンジをされていて、少し軽くなっていい感じだった。気負わずに観られる感で今年のSHOCKっぽさが出ていてわたしはとても好き。

 

☆SHOCK OPENING
♪OPENING CONTINUE
去年も書いた気がするけど一押しポイントだから今年も書く。というかたぶん何度でも言う。Endless SHOCKの公演において、SHOCKの世界に入る前のこの1曲がすごく好きです。

光一くんが立っていて、後ろからぴょこんと頭が出てきた瞬間から松崎くんは神ビジュアルでした。

初日は、直前まで光一くんとしゃべってたのか、出てくるなり光一くんの方を向いていて、顔を見合わせて笑っててもう冒頭から最高だった。あと、今の髪型がすごくいい。かわいさ4割増しって感じ。
優馬くんをじっくり見たのはTDCでやったソロコン以来だったけど、光一くんと同じくらいセンターが似合うスターだった。

GACHI以来松崎くんを中心にふぉ~ゆ~のダンスを見続けてたからちょっと止めが甘いように感じたけど、スター性とキラキラが強すぎてセンターに立つ人はこういうものか…と思った。優馬くんはもっと売れなきゃおかしい。売れるべき!

 

 

☆Off Broadwayのショー
♪So Feel It Coming
コウイチ!!って出てくるのがフクダとコシオカで盛大に動揺した。稽古を経てマツザキがユウマ側になったのかと思った。キャッチングをクビになったのか、とかSOLITARYはどうなるんだとか、いろいろ考えすぎて全く記憶がない。でも双眼鏡はしっかりフクダを追ってた。マツザキ不在ならフクダを観る精神が刷り込まれすぎている。
♪パネルマジック
紫のジャケットで出てくるマツテラマツマツ。マツ率75%(どうでもいい)。ここで側転で出てくるのもすごく好きだな〜って改めて思ってた。

で、リョウタがやってたソロダンスのところがマツザキのパートになっててうれしかった。綺麗にターンしたりとかしていて優雅な感じ。

でもまだマツザキがユウマ側(この瞬間はそうだと信じてた)なのを消化しきれずにいた。消化してないくせに大好きな紫のジャケット着られてよかったね~とか思ってた。隙あらば甘やかしていく系オタク。


♪NEW HORIZON
赤い衣装に着替えて出てくるのはテラマツマツで、コウイチとユウマが布持って隠して後ろに3ゆ~が現れるイリュージョン。

ここで3人セットで出てきて初めて、3人ともコウイチ側というか、この時点ではまだユウマ側とかコウイチ側とかないんだっていう発想が出てきた。

このときの水色衣装(これf:id:ei1020:20180222230046j:image)が、黒地に青緑色のレース柄の高級感あるのに変わってたのは、3回目の観劇のときに初めて気づいた。初日2日目は水色だった気がするんだけどいかんせんマツザキの立ち位置がわからなすぎて大混乱だったから全然見れてないし自信もない。

 

 

☆劇場のバックステージ
フクダがジャケット着てて、コシオカがジャケット脱いでて、マツザキはジャケット脱いで蝶タイも外れかけててシャツも胸元まではだけてる。2回目に観たときも同じくらい服が乱れてて、邪魔だったのか蝶タイはぎ取ってポケットに入れてたし3回目の観劇の時には諦めてジャケット着てた(笑)


♪Yes, My Dream
俺が踊ればPerfect!〜俺は最高!」のところ、ヤラのときはアイツまたあんなこと言って…って苦い顔してたんだけど、今回はもう少し穏やかに、ユウマが何言うのかを包み込むように見守る空気感だった。「次の公演、実は…シェイクスピアをやろうと思って」「シェイクスピア?!」「絶対反対!俺たちが目指してるのは華やかなショーだろ?」「そうそう!」「せっかくファンになってくれたお客さんが離れちゃったらどうすんだよぉ〜」「あ、うわ…どうしよ…」相槌がうるさいフクダはともかく(笑)、ここのユウマは純粋に華やかなショーを目指してるから「絶対反対」なんだろうなって言い方だった。

ヤラのときはコウイチの意見に従うのが癪だからとりあえず反対!な強すぎるライバル心もなくはないなと感じたりもしてたのだけど、ユウマはもう少し幼くてまっすぐで爽やかだった。オーナーがきて、「わたしはコウイチの意見もわかるな、シェイクスピアは芝居の原点だもの」に対して「うん、そう原点。…そういうことで〜す!」と華麗にコウイチのセリフを奪うフクダ。

初日、一瞬間が空いて。稽古からここのセリフはフクダが言ってたみたいだけど、本番でやってもいいか少し探ったんだろうなと福ちゃんのサラリーマン精神感じた(笑)

贅沢なことに美波里さんのオーナーに慣れていたから久野オーナーの違和感がすごい。身長的にっていうのもあるし、雰囲気もそうかな…久野綾希子さん、他のお仕事を拝見したことがないからあれなのだけど、ブロードウェイを自分のものだと思ったようなタイプじゃなさそうな感じ。もうちょっと庶民的な感じがする女優さんだと思った。

身体が小柄だからっていうのもある。森公美子さんも、前田美波里さんも、わたしがスターよ!ってステージのセンターが居場所です!って感じの人だから。

コウイチなら屋上へ行ったよ」「あいつショーが終わるといつも屋上で浸ってるからな〜」木箱の上で1周するマツザキ。「逆回り〜♪」←かわいい「おい、片付けるぞ」「はい!すみません!」で急に素に戻る。

ユウマが指輪渡そうとして断られると「リカはコウイチ一筋なんだからお前には無理なんだよ〜うわっ!集合!」「集合!」「集合!」「うわっ、だっせーー!ドクロにピンクのリボン!」うわまじか、それはダセェな……とこの瞬間きっと帝国劇場にいた全員が思った。「イカリングの方がおしゃれだぜー!」「なー!!」「うわ、俺吐き気してきた(2/8)」「やめろよこの指輪高かったんだぞー!」3人とも言いたいことだけ言ってユウマの反論全然聞いてない。

この発言のときにはもう木箱しまって上手に捌けてる。木箱でエスカレーターのパントマイム入れてくるマツザキ。これは完璧に松崎くんの趣味。「ちょっとユウマ、指輪だなんてうちの娘とどういうご関係?」ってオーナーに詰め寄られて「関係だなんてそんな、あるわけないじゃないですか〜!あ!衣装返して来なきゃ!テラカイトゲンタ行くぞ!」でテラマツマツ引き連れてくユウマ。「かわいいでしょ〜?」ってオーナーに言いながら捌けてくテラニシ。テラニシはテラニシなりにユウマに寄り添っていてポジションを固めつつあるのを感じた。

 

 

☆劇場の屋上

リカがコウイチにネックレス渡すの見て、すっと諦めてポケットに指輪しまうユウマ。ヤラの方が本気でリカを自分の彼女にしたいと思ってそうな感じだった。

リカのコウイチへの気持ちも憧れの近似値なんだけど、ユウマのリカへの気持ちも(特に1幕の間は)憧れの年上の女の子って感じに見える。リカがコウイチに憧れてるのも当然わかってて、叶わないのもわかっててそれでもユウマはリカが好きなんだろうな〜。

屋上に出てくるなりネックレス見て「あ!それ、渡したのか!ひゃはー!」って囃し立ててフクダに「ばか!やめろ!」って頭叩かれるマツザキ。小学生か!

子供の頃、いつもこの屋上で踊ってたよな」「何があってもメジャーになってやる、ユウマいつもここでそう叫んでたっけ。ライバル心むき出しでな!」「それは今も変わらないけどな!」「そんなんじゃねぇよ〜」って和やかな雰囲気。男子のノリって感じ。

ユウマはいじられキャラ的なところがあって、コウイチを始め、3ゆ〜にもかわいがられてる子なんだろうなって。ユウマの隣で肩抱いちゃえよ〜うりうり!ってやるのはコシオカになってた。マツザキはフクダと下手で流れ星!見た?って話してニコニコ。それもまた良し。

 

♪ONE DAY

今まで何回も聞いてきたこの曲だけど、今回唐突に「心配なんてしなくていいだからいつもの笑顔見せてほしい」「不安なの変わらないでそばにいてほしい」って歌詞が響いた。コウイチの「いつもの笑顔見せてほしい」っていう言葉聞いて、恋的なあれなのかはわからないけどコウイチもリカのことはある程度特別に思ってるんだなって感じた。

妹的な感じが強そうだけど、今まではリカに好きって言われてもまったく響いてない無関心な感じだったんだけど、今年は少しリカとコウイチの距離感が近い気がした。年齢的な問題かもしれないけど。去年のリカ役の松浦雅さん、ほんとにコウイチ(っていうか光一)が手を出したらなかなかにやばいくらい若かったから…。そしてそれ以前についてはわたしの記憶がもはや曖昧。
3人になったことで心強いのかユウマが入ったから引っ張る自覚が強く出ているのか、3ゆ~の声がしっかり聞こえるようになった。特に福ちゃんかな。

松崎くんは声の個性が強い(というかジャニーズ感が薄い)というのと担当マジックでわたしの耳にズドンと声が届くんだけど、福ちゃんは意外となじむ声してる(し、個人的にはSHOCKの歌い方があまり合ってない気がする)から声が聞こえなくて。でも今回は少し福ちゃんの声だな?って声が聞こえて来るようになった。

GACHIであれだけ歌ったからっていうのもあるんだろうな、やっぱり披露する場があるのが1番の練習になる。要するに、ふぉ~ゆ~に歌って踊る系の現場ください!って話です。

明日は久しぶりのオフだし、ニューヨークの街でも楽しむか?よーし何時から行く?」「朝から行こうよー!」「いや、朝は無理です!!」「リーカちゃん!俺は朝から行けるよっ!」リカの腕にぎゅっとしがみつくようにして引っ張るユウマがかわいすぎた。ママを独占したい幼稚園児みたいな種類のかわいさ。

フクちゃん、みんなのこと任せたぞ」「おっけー任せてよ!じゃあ先行ってるからコウイチもすぐ来てよ!」「おう!」「あ、そうだコウイチ!さっき言ってたシェイクスピアのって…8月のとは別?」初日から福田のセンスが光ってた。

屋上の下、いつものごとく先頭を走り抜けるマツザキ。ユウマとリカが仲良く並んでると、「おい〜!ラブラブすんなよー!ラブラブすんなよー!おい〜!俺も入れろよー!(2/5)」

 

 

☆Broadwayの街

♪It's a Wonderful Day

ユウマなら今日こそ決めてやるって朝早く出てったよ」「また変な入れ知恵したんだろ〜」「おだまりっ!

いやぁ〜お待たせお待たせぇ!」「おいどうしたんだその服!」「どうだ?イカしてんだろ?今日は俺の記念日だからなぁ!リーカちゃん♡ちょっといいかな〜♡」いやユウマはほんとにイカしてんだよ…何で似合っちゃってんの。センスねぇな!ってなるとこなのに顔が抜群にいいから普通に着こなしてる。ゼブラの方からユウマに寄せてきてる。
今年もピンクのかつらはマツザキの頭の上に。ピンクのかつらは指輪が戻ってきたりなんだりするあたりでポリスに「はい」って自然に回収してもらってた。かつら外すタイミングもすんなり決まっててとてもスムーズで良くなった。

ユウマが着てるゼブラのジャケットもマツザキがいただく。ここは去年はハマナカが着てた。ユウマは「マツ!」って投げてくれて、マツも「お!くれんのか!?」って着る。ユウマだけじゃなくて普通にマツザキも似合うからこれは(スぺオキに変なもの着せられない…)という衣装さんの忖度によるギリギリの奇抜さだったんじゃないかと思ってる。

ギリギリの奇抜さくらいは余裕で上回ってくる顔面のアドバンテージ。マツザキが着ると中からチラ見えのラベンダーのジャケットと相性が意外に良くてすごく似合う。とてもよい。

大劇場からお呼びがかかっちゃったりして」って言うのがコシオカなのとてもよい。そんなトントン拍子に進むわけ!っていうようなことをしれっと言葉にできてしまうロイヤルさがぴったり。

俺だって行きたいよ!行こうぜぇ~!!」は勢いがあっていいし、コウイチ側のマツザキも行きたいと思ってるのがすごく大事なんだと思う。ときどきコウイチがおかわりするからきっとここのマツはほんとに好きなんだろうな。あとマツのところはアドリブポイントになりがちなのも愛されキャラな自担でわたしとても幸せです。

フクダが冷静に「そりゃ行きたいよ、でもさ…オーナーの劇場のこともあるし」って言うの大人でよかった。一昨年までの誰が何と言おうと俺はコウイチについていく!って感じの熱狂的コウイチ信者だったころのフクダとは違って、去年からのフクダはオーナーの劇場のこととか、現実をしっかり見てる。

ゼブラのジャケットはユウマとコウイチの言い争いが激しくなったところで邪魔にならないようにマツザキが静かに脱ぐ。視覚的には舞台全体の雰囲気にあのゼブラは強すぎるからいい判断なんだけど、マツザキだけを見ているマツザキ担的にはユウマがコウイチと言い争い始めたところでもぞもぞ服脱いで折りたたんでるのは少し違和感がある。みんながユウマとコウイチに注目しているこの場面、本来ならマツザキもユウマのことを見ているはずなのに、ゼブラを脱がなきゃいけなくて少しもぞもぞしていて。

わたし、マツザキが着るゼブラ柄すごく好きだけど、そんな不自然にもぞもぞしたりお芝居が削られるくらいなら着なくていいと思う。中にそこそこしっかりした生地のジャケットを着ていて、その上からユウマのサイズのジャケットを着るわけだから、そんなにスムーズに脱げるわけないんですよ。無茶言うなよって話ですよ!(過保護)
あと、ちょっとマツザキの立ち位置がわからないのは、ユウマが「俺は俺のやり方で前に進んでいくんだよ!」って啖呵切って走ってくところでフクダも「おい!ユウマ!!」って結構舞台横断するくらい追ってたのに、マツザキは一歩も動かずユウマのゼブラジャケットを握りしめてさわさわしてて、「え、なに?恋?恋なの?」ってなった(笑)もちろん恋は言い過ぎだけど、ユウマが捌けていった下手じゃなくて上手の袖の方に顔背けてるし、「今日はもう解散!」って言われてそのジャケットを大切に抱えながら一人で捌けていって、本当に誰かと争うことを望まない人なんだな、とは思ってる。

数年前なら松崎くんちゃんと考えてー!って思ったかもしれないけど、今の松崎くんが演じるマツザキの行動に、役としての裏付けのないものなんてないって信じられるから、一つ一つのお芝居からマツザキの人格を紐解くのが楽しい。
コシオカはこの後でコウイチにユウマの側近を命じられるからいいんだけど、マツザキは一体どんな立ち位置でこのカンパニーにいるんだろうっていうのがわかりにくいなと思った。いつもコウイチの近くにはいるし、ライバル側にコシオカが立ってくれていることで今まで以上にコウイチに寄り添っているようになったけど、フクダほどの絶対的腹心でもなくて。今はその謎を紐解きたくてSHOCKを見ている感じ。
コシオカに「ユウマが何を言っても、お前だけはユウマのそばにいてやってくれ」って言うコウイチ、ヤラのとき以上にユウマを気にかけていることを言葉で表すようになった感じがした。

ユウマは年齢的にもカンパニー全体で守りつつコウイチの次のスターとして育てようとしているホープっていう感じなのかもしれない。すごく大切にされている。ユウマのそばにいてくれ、に「え…?」と言いつつも受け入れるコシオカはフクダとは別の形での腹心な感じがした。ダンブルドアにとってのスネイプ的な。(突然のハリポタ設定)

 

 

☆インペリアル・ガーデンシアターのステージ
♪Dancing On Broadway
ユウマが普通にキラキラでステージに立っていたことでこの曲の印象も少しポップな感じになった。すり~ゆ~も少し顔見合わせて変顔して笑わせあったりしていて、そういう余裕がある曲になってた。

ONのステージに立った瞬間からヤラは直前のシーン(半年前)を引きずっているみたいにずっとぎらぎらしていて、曲調は楽しげなのに去年まではすごくギラギラした緊張感があったけど、もっと純粋にONのステージの観客気分で観られるようになった。この曲のダンスすごい手足長さとか際立って綺麗で大好きだから、楽しい気分で観られるのは素直にうれしい。

 

♪Jungle
この曲はフクダよりマツザキって毎年言ってる。珍しくヒップホップ系のダンスで、マツザキにすごく似合う。

でもタンクトップがびりびりに裂けてて、鎖骨とか胸板とか見えてしまうから、2月も半ばを過ぎると肋骨とか首筋とかのお肉のなさが気になってしまう…。痩せててもかっこいいから、本人が動きやすいならそれで全然いいんですけども。お顔とか腕とかまで細くなってきたら心配してしまうけど、まだそんなに気にならないから大丈夫。

Jungleの途中で床に落ちてたゴミを拾ったマツザキ。マツザキは本当にそういうことに気がついてとっさに反応できる人なんですよ!もちろん松崎くんも!だからジャパネスクで「コウイチ!!」って刀渡すのもマツザキなんだろうな。

下手のお席に入るとスモークがすごくて上手のマツザキソロダンスタイムが手持無沙汰になるので、目の前のフクダが伸ばしてる腕を見つめるんですけどね。

二の腕から脇にかけてのラインが白くてまっすぐで超絶セクシー。

フォントサイズ大きくするのここかい!(松崎担)っていう感じだけどほんとにやばかった。角度的に毛があんまり見えなくて残念。ちなみにマツザキの方はどこからでも存在が確認できる剛毛。うふふ。

福田悠太はもう存在が18禁っていうのは周知の事実ですけども、この二の腕と脇を見たときは思わず息を飲みました。なんなら軽く吐き気を覚えるほどの二の腕でした。つわり始まったかと思った。

 

♪Change The World
キラキラのユウマの曲。アイドルだった…。

去年はDance!のときは結構テラニシを見ていて、勢いに任せてテラニシのステフォ買ったりしたんだけど今年はユウマ見たいしコシオカもこの時しか見れないし…!ってなってて全然テラニシのこと見れてない。

コシオカの服が千鳥格子なのステージ衣装的にはちょっと珍しくておもしろいんだけど、こっしーに千鳥格子でマダム感を感じてしまうのはわたしだけでしょうか…。わたし普段全然コシオカにもこっしーにもぎゅいんとときめくことはほとんどないんだけど、「ちぇんざわーるっ」って囁くところはやばかったです。あそこ越岡担生きてるのかなって思いながら見てる。あとコシオカソロの歌唱力の高さ。普通に歌上手いな!ってなった。
曲自体は途中で転調とかするのもとてもおもしろいしSHOCKの世界観とユウマのキラキラなところがすごくよく融合してる感じ。最後にユウマが下手で頭の横で指くるくるしておっとっと的なフリがあるんですけど(語彙力のなさ)、あそこが完全にアイドルなかわいさだった。

 

SOLITARY
いつも通り最高。福松出てくるの遅いんですけどね。前の曲で越寺松松が早く捌けさせてもらえるから、赤手袋はめながら出てくるコシオカはいなくなってた。しっかり装着して出てくる。
コシオカがどんな感じで女ダンと絡んでたのか見たことないからあれなんですけど、絶対冷たい。エスとかじゃなくて、翌日会っても素で「きみ誰?」とか言いそうな。
マツザキは少しずつ女ダンの扱いに男らしさが出てきた。「俺がユウマの代わりをやる!いつもどおりやれ!」って言われた後に「いつも通りやろう!」って(言ってんのか知らんけど)囁くの頼りがいしかなくて恋だった。

マツザキのペアの方、すごく身長が小さい方で、身長差に爆萌えした。わたしの自慢の自担は芸術的に鼻筋の通ったとても美しいお顔をなさっているもんだから、上から見下ろす顔がいい。ちょっと苦しそうな顔とかされるともうわたしの心臓が耐えられない。
一昨年くらいまでのマツザキは、ショーの中のダンスとして踊っている感じが前面に出ていて、幼稚園児に見せても安心な健全さだったのだけど、去年くらいから少しずつ「おや?ちょっとセクシーじゃないの」ってなってきて、今年のマツザキはPG12くらいだった。基本的にはずっと睨むような険しい顔で女ダンを見ている。一瞬客席に視線を向けたりするところにショーのダンスっぽさがあって、だからR指定はつかないよ、みたいな。捌け際の手を差し出すパターンのときは完全に夜の街にしけこみそうですけども。
ちなみにフクダは毎年R18です。フクダに関しては見つめる視線の強さからして桁違いだし一切客席は意識してない。2人の世界。

 

 

☆バックステージ
フクダとマツザキで話して、お前行けよ的に「なぁコウイチ、1幕の終わり、やっぱり暗すぎじゃないか?」と話しかけるも、「その分ジャパネスクがハッピーエンドなんだ、いいんだよ」「まぁね」とあっさり却下される。みんながコウイチについていけなくなってるのはこういうところかなと思ったりする。
ユウマが「どう責任とってくれんだよ!!」って怒鳴ったのを「2幕もあるんだからやめろよ!!」って同じくらい声を荒げて止めるコシオカがすごかった。迫力で負けてない。コシオカとフクダは結構感情の起伏が激しいんだよなー。マツザキはすごく穏やかで俯瞰的な視点を持ってる。

お前はもうステージに立つな!」「やっぱり…オーナーの劇場に戻った方がいいんじゃないかな?」「そうだよな、俺たちにはまだ早すぎたんだ」まだ年の若いカイトが言うのはわかる。マツザキには早すぎないだろ!と思ったけどマツザキは本当にみんなで仲良くステージに立つのが1番で、その場所が大きいところならそれはいいけど仲が悪くなるくらいならオフブロードウェイでもいいって感じなんだろうな。
2幕始まるぞ準備しろ」の声に「よし、みんなスタンバイしよう。リカ!」「カイト!」って福越はそれぞれ動いてる中、マツザキは「マツザキ、刀の確認しとけ」って言われる側なのね、というのも思ったりする。いや、マツザキが刀の確認しないと話進まないのはわかってるけども。


♪Missing Heart
気持ちを絞り出して歌うことに関して、ここのヤラはかなり極めていたと思っていたのだけど、さすが屋良しぇんぱいの申し子だけあってユウマもかなり完成度が高い。コウイチの走っていく先が見えなくて、それなのにコウイチは止まらなくて、置いていかれる恐怖とプライドでぐしゃぐしゃになってるユウマがかわいそうでぞくぞくするほど最高だった。この子はかわいそうな役が似合う。
で、負荷が振り切れて、「Show Must Go Onかよ」の狂気に結びついてるのすごいかわいそうですごく狂ってて最高でした。だって「Show Must Go Onかよ」って言ってるあの綺麗な顔が歪んだように笑ってるんですよ。

 

 

☆Japanesque Show
笛のタイミングがものすごく適当なマツザキ。それらしくやってるけど全然それっぽくなってない。個人的にはそんな主軸の部分じゃないし全然問題ないと思うけどずっと見てるとちょっと楽しくなってくるくらいタイミングが遅れる…し、フルート的な吹く空気穴のつき方してるんだろうけどそこ完全に顎やでってとこに笛をあてがってて、そこからあの音量で吹けるとかもはや彼の肺活量やばいんじゃないかと思ってる。
マツザキ的見せ場といえば、あの長身で「うおぉぉぉぉ!!」って雄叫び上げながら薙刀振り回すところなんだけど。すごい合うんだよ薙刀が!!って全世界に叫んで回りたいくらい似合ってる。背が高いから本当にかっこいい。去年地方ではタツミがやったのかな?上手ではコシオカが普通の刀振り回してるんだって今年気付いた。去年はハマナカがやってたんだろうか。
コシオカが仲間の山賊が斬られて転がってるのをすごい冷たい目で見て「邪魔だ」と言わんばかりに転がすのとても冷徹でこれが山賊側のコシオカだった!!って思い出して興奮した。ふらふら気だるげに歩く感じとかぴったりでコシオカが山賊側なの正解でしかない。
最後、ユウマが刀すっ飛ばしてマツザキが「コウイチ!!」って駆け寄ってくるの、ツラくて見ていられないくらい過保護マツザキ担なんだけど。

毎年のことではあるけどマツザキは抜いた瞬間のコウイチに「おいマツザキ…!」って言われても全然ピンときてなくて、コウイチが「抜けーーー!」って階段最上段に刀突き刺したところで気づく。タツミの時は抜かれた瞬間に気付いて呆然としていたから、この気づくタイミングの遅さがマツザキだなって思う。

正直、抜かれた瞬間に気付いたらもう一往復して「やっぱりこっち使って!」ってやれよって話なんだよ。ちょっとぐだぐだしちゃってショーマストゴーオンできなそうだけど。あそこでマツザキが気づかないのが大事な気がしていて。

気づかないから間が出来て、だからコウイチも本物の刀で続けることにしたんじゃないかって。マツザキ担的にはつらすぎるけど気づかなかったマツザキにも責任の一端はある説をわたしは提唱している。
おい!止めろよぉ!マツザキ!マツザキ止めろ!!」ってユウマはマツザキに助けを求めて、それに応えてマツザキも「おいコウイチ!」って声かけながらコウイチにすがって、腕掴むくらいまではやっていて。

今まではただコウイチの階段落ちの軌道を確保するためになんとなくタイミング見計らって階段駆け上がってたけど、そこにしっかりと意味が出てきてよかった。

ユウマが語尾を少し伸ばす感じで喋るってことに気付いた。「なんでだよ!」じゃなくて「なんでだよぉ!」なのがすごくかわいいし、年下のライバルとしては弱さも甘えもさらけ出してる感じがしてすごくいい。
階段落ちした後で、「コウイチ!」ってフクダ出てくるけど正直お前腹心だろ出てくんの遅ぇよ!って感じ。もっと早く出てきてもう一本刀差し出すくらいのことしろよって。お前マツザキ担だろ!(違)

コシオカが「おいユウマ!ユウマ!!」って声かけてて、最初の頃フクダの「マツザキ!!」って声聞こえた気がしてたんだけど気のせいかな…マツザキの方はもう刀持って放心状態で首を振って「嘘だ…」ってなってるから聞こえちゃいないだろうけど。
最初の年なんか下手の方でガタガタ震えてときどき崩れ落ちてたマツザキが、階段の上ど真ん中で血まみれの刀拾って本物の刀だって確認して首振りながらコウイチのこと見つめてるの、すごい大人になってる~って思ってるんだけどこの成長はマツザキだけをずっと見つめてた人にだけ届いてるのかな。もっとわかりやすく変化しないとだめなのかな。他担にほめられたい(強欲)

GACHI 〜全力 entertainment 4U〜 ⑦

☆To X truth
俺たちのやりたかったショーをやろうぜー!」でこのショーを見せてくれるからやっぱり福田信頼できる。散々ロボットとか「は?意味わかんねぇんだけど?は?(CV.福田悠太)」って感じのことやってたくせに、最後の最後で信頼できる。すごい。
ここのダンス、本領発揮!って感じで最後にこれ見せられたらみんな「ほぉ…かっこよかったねぇ」って幸せになって帰ってしまうやつ。
ふぉ~ゆ~のかっこいいところが120%出てた。

OPのTo Meとラストの4U.のショーが本当に本当にかっこよくて、ダンスの経験ないわたしでもわかる多分高度な難しいs* *t kingzの振付を当たり前のような顔して踊って自分たちのものにしている4人が最高で、このダンスシーンだけでチケット代の価値は十分にあった。
アクセントダンスのところ、上手でジャケットの埃をぱっぱって払ってターンしてセンターに歩いて行く松崎くん。センターに立って片手を上げて指を鳴らす彼の動ききっかけで始まる一連のダンスが最高にかっこいい。

松崎くんは体格がいいから、センターに立つと迫力がすごくあって。松崎センターのふぉ~ゆ~ってすごく大きく見えるんですよ。PLAYZONEに出てた時、周りがみんな小さかったからふぉ〜ゆ〜は背の高いお兄さんたちだったじゃないですか。あの感覚を久しぶりに感じた。4人しかいないステージなんだけど、ふぉ〜ゆ〜すごく大きかった。わかってほしい。これは松崎担のひいき目じゃないはず。そして今後も定期的にかっこいい曲のセンターに松崎くんを配置してほしい。これは松崎担としての強い希望。
松崎くんがセンターで4U.を率いているようなフォーメーションが今回のGACHIでは結構見られたんだけどそれがすごくすごく嬉しくて。4人だけど、奥ゆきを使ってしっかりセンター、この人が主役っていう1人を作っているのはs**t kingzの振付曲に多かったから彼らが得意にしてる形なのかな?ジャニーズの(特にバックダンサーの)偶数ならシンメで割るっていうフォーメーションに慣れてる分新鮮に感じられた。
ジャニーズJr.として活動しているから(最近Jr.が取れるとか取れないとか取りざたされてはいるけど🤔)先輩の後ろにいることが多くて(それすら最近はあんまり見ない…)そもそも4人だけで踊る姿なんて滅多に見られない。それに滅多にないそんなときでもふぉ~ゆ~は4人組だからセンターの意識が弱い。真ん中寄りの2人、外側の2人、っていう分け方はあるけどセンターっていうのがなくてだからこそ4人が主役!っていう活躍の仕方ができるんだとも思っている。

そういうふぉ~ゆ~のスタンスが好きで、でも同時にもっともっとガツガツしていいんだよって気持ちもある。特に松崎くんは優しすぎて、俺が俺が!!ってなれないようなところが少しあるなぁと思ってる。

あんなにも綺麗にダンスを踊るのに、あんなにも神がかり的な面白さを発揮するのに(打率は低いけど)、あんなにも男らしいお顔立ちをしているのに、俺が!!っていうアピールを躊躇してしまう謙虚さがあって。他の人が話してるとにこにこ笑って聞き役に回ってサイレントモードに突入してしまうところ。みんなに愛されて生きてきた人の余裕というかおおらかさというか、品があってすごく好き。好きなところなんです。
松崎くんの長所だから失いたくなくて、でもただにこにこしているだけでは見つけてもらうには十分でなくて。結果、本人がにこにこしていられるように、オタクが激しく松崎くんのことを推すっていう謎ダイマが勃興する(わたしの中で)。

でも、そんな松崎くんも役に入ったり振付の中ではすごく自信満々にふるまうことができて、そういう自信満々の松崎くんがステージのど真ん中でパフォーマンスするのが何よりも見つけてもらう近道だって思うから、松崎くんがセンターで踊ることはすごくすごく意味があることだし、なによりわたしがすごくうれしい(これが1番大事!笑)。

役に入れば堂々と振る舞えるのはステージに立つ人間として当たり前に思えるけど、普段の自分と違う振る舞いを舞台上で出せるのはすごいことだとわたしは考えてる。GACHIから少し離れてしまうけれど、23階の笑いのマックスがいつでも全員の中心にいる人だったから、それを経て松崎くんがみんなのど真ん中にいることに安定感を感じるようになったのもある。松崎くんの吸引力の強さを改めて肌で感じた。いつだってわたしの視界のセンターは松崎くんなんだけど、ふぉ~ゆ~としての4人を見たときに松崎くんが真ん中にいる光景に目が慣れた。
ふぉ~ゆ~のエースは辰巳だと思ってて、リーダーは福ちゃんで、4人でのフォーメーションではこの2人が前だったり真ん中寄りに立ってることが多い印象。辰越・福松シンメのときは身長の問題かもしれないけど(辰巳が少し小さいから)、辰越が前にいるようなイメージがあって。先輩のバックのときとか、端っこにいる松崎くんの映り込み少なくない!?って思うことも実は結構あるんだけど、いざ4人で踊ってるのをGACHIで見て、癖のない綺麗なダンス、体の大きさとか総合的に松崎センター、ありじゃない!?っていうわたしの主張。
福ちゃんのセンターは「ガシガシ踊ります!」、こっしーセンターは「スタイリッシュな4人組」、辰巳センターは「ふぉ~ゆ~のアイドル性」、松崎くんセンターは「ふぉ~ゆ~の可能性」っていうテーマでどうでしょう。

自担のくせに松崎くんのテーマが見つけられなくて抽象的になってしまったけど、松崎くんセンターで踊る瞬間の4人はすごく綺麗にまとまってて洗練されてた感じがした。新たな一面を見せつけられたというか。

でもそれが当たり前にできるようになったらふぉ~ゆ~の可能性広がると思うんだよ割とマジで。いや、GACHIで。
「今しかない今をこのドアを開いて」
「結んだものはより強固に形に」
あんまり歌は上手くないけど気持ちが伝わってくる歌詞。
「密かにたぎる本能 隠して微笑む
刹那的な出会い 感じて逆襲の音を」
逆襲っていう強い言葉を4人が選んだのかどうかはわからないけど、すごい直接的な表現でずしっとくる歌詞。
特にGACHIガールズが捌けた後のアクセントダンスがやばい。わたしあれは絶対的な真理として松崎くんのダンスが圧倒的にぴったりはまってると信じてたんだけど越岡担に聞いたら「あそここっしーしか見えてない」って言ってたからどうやら自担マジックらしい。衝撃だった(笑)
4人がジャケットの襟元を正して裾をパッパと払うのに合わせて音が入って。その時松崎くんは最上手にいるんだけど、センターに向けて体の向きを変えるのに合わせて音が入る。で、センターに来た松崎くんが片手を上げてダンススタート。松崎くんは音をジャストで取る人だからすごいかっこいいんだけど他の3人見てないからきっと他の3人もかっこいいよ!っていう無責任なことしか言えない。
辰巳と松崎くんがバク転からのバク宙で上のステージにいる由紀恵さんの所に行く。その間福越はGACHIガールズと踊る。福ちゃん、SOLITARYと違って優しい表情で楽しそうに踊ってそうな空気は感じるんだけどいかんせん1回もまともに見てない!(ごめんなさい)

☆3939
ふぉ~ゆ~からお客さんへのありがとうの曲、みたいなテイストなんだけどすごいいいんだよな~。こっしーは青春、辰巳は伝統、マツはヒーロー、福ちゃんはロボット(?)についての歌詞になってて、GACHIのまとめみたいな。
「古き良きものを」
「ら~ら~らライフ!喜怒哀楽全開SHOW~
ら~ら~らライフ!3939です仲間たち」
この「仲間たち」で客席さすんですよこの4人は。ずるい。
「信じる力でヒーローになれる」
「誰にも見えない世界を見ようとするその心は
不可能などない 未来へと進め」
「一人一人の思いの欠片 繋ぎ合わせて作り出せ 答えなどない」
たぁたんさんがハットを投げる。かっこいい。

・終幕の挨拶
「え~、みなさん。本日はありがとうございました」←急に暗い。「テンション低いよ!」「どうしたの!」とかやんややんや言われながら福ちゃんがおふざけする時間。で、そのあと「では最後のご挨拶を…」でメンバーのだれかを指名する。
で、メンバーの誰かの挨拶のあとで、「ミュージックスタート!」

☆GACHI×4 リプライズ
「いくぜ、1,2 この方紹介しましょう
愛称 “たーたん!”
このショーには欠かせないねぇそうでしょう
みんなSAYたーたん!“たーたん!”
笑顔が素敵な姐さん“姐さん!”
ドスの効いた声時に“兄さん”
歌、芝居、踊り 一、二、三拍子そろった“たーたんさん!!”」
「次はGACHIガールズの紹介だ
ピエロ店員他にも大変だ
まずはなんと今回が舞台デビュー
スタイル抜群夏ガール!“めいちゃん!”
お次は歌ウマなAB型
クラスのマドンナ的な方“りなちゃん!”
真逆の2人が生み出すケミストリー
2人が華添えるGACHIのストーリー」
「ピアノ、ドラム、ベース!3人のおかげでーす
気まぐれなリズム、心地よい音色
ステージの上から感じる鼓動
今回たくさんわがまま 言いましたがそれでもまだまだ
この場を借りて伝えます“いつも最高の音をありがとうございます!!”(後半は“行くぜファイナル…じゃがビ――ム!!”)」
「客席のみなさんありがとう
そろそろお尻痛いでしょうがそれも思い出になりますよう
さぁもうすぐ“緞帳!”
今日はお忙しい中なのにお集まり“3939で~す!”
いかがでしょうかふぉ~ゆ~のショー
YOUたちが笑ってくれてればよし」
なんとファンの部分まで紹介ラップ作ってくれてて。ふぉ~ゆ~っていつもそう。最高すぎるしいい子すぎる。ファンのことを1番に考えてくれてて、ファンをやっててこんなに幸せなことってない。もっともっと、わがままになっていいんだよやりたいことをやっていいんだよって思うくらい、いつもいつも十分すぎるくらい「ありがとう」を伝えてくれる。こっちから「ありがとう」を伝える術が拍手の大きさしかないのが悔しいくらい、幸せをもらってばっかり。4人が4人とも、いい人すぎて、芸能界で生きていけるのか心配になるくらい。
でも、そんな4人だからこそ周りのスタッフさんから愛されて、そんな4人だからこそ今いろんな場所でお仕事させてもらえてて。光一くん、相葉くんから勝利まで、Jr.もいっぱい!事務所の人たちも先輩から後輩までみんな観に来てくれて。これがふぉ~ゆ~の人徳だよ。愛され力だよ!
まさに「これがふぉ~ゆ~だ!!」っていうショーだったと思うから、ふぉ~ゆ~を知ってる人も知らない人も、まだ地方公演のチャンスあるのでぜひ!特に偉い人にお知り合いいたりする人はぜひぜひぜひぜひ!!(露骨に斡旋)

GACHI 〜全力 entertainment 4U〜⑥

GACHIのクライマックス、A.Ri.Ga-TimesからのYou Raise Me Up。ここはオタクの激重な想いが溢れでるシーンでした。

 

☆A.Ri.Ga-Times
福田が1人ステージに残って、辰越出てくる。
何かいいアイデア浮かんだ?

おう!すっげーの思い浮かんだよ!驚くなよ?」「驚かないよ」「驚くなよ?」「うん、驚かない」「絶対に驚くなよ」「絶対驚かないよ」「ちょっとくらい驚けよ~」「わかったちょっと驚くよ」本当に意味がない言葉の応酬(笑)福田っぽい。楽しくて好き。

言うよ……なんだっけ?わかんなくなっちゃった~」「え?」「福ちゃんがわからないもの俺らがわかるわけないじゃん」「落っこちちゃった…」「え?嘘!大丈夫?」「頭から落っこちちゃったよ~」「大きさはどのくらい?大きい?小さい?」「大きさとかわかんない…落っこちちゃった…これかな?これなんだ?」「なんだこれ!」舞台上に落ちてる埃とか、舞台装置とかをツンツンする。舞台装置をツンツンすると、「それあんまり触らないほうがいいと思う」「えっ!爆弾?」「え、爆弾!?」「えぇーー!」きゃっきゃする福越。「爆弾じゃないよ!!」「爆弾じゃないってよ」ってやり取りがある。特に意味はない。
おい!大人!!大人!!アイデアはそんな風に落ちないから」よく待った、辰巳。もっと早くツッコんでもよかった気がする。松崎くんの準備待ちの時間なのかな…。
二人は?なんかいいアイデアある?」「「全然」」「マツは?」「相変わらずバカやってるよ、トイレで」まだトイレの中?てかトイレでバカやってるってほんとにバカな子じゃん…。

俺たちさ、なんか遠回りしてない?」「どうする、もうあんまり時間ないけど」「俺たちさ…大丈夫かな?

「それでいいのよ、何かを成し遂げようと思ったらたくさん悩んで遠回りすればいいの。力を合わせてお互いを信じれば道は見つかるわ。やりたいことなんてみんなバラバラでいいの。」突然たぁたんさんが下手から登場。

「わたしはそんな4人が大好きよ。明るくて、気さくで…頭はあんまりよくないかもしれないけど」え?」「それに歌だって上手いとは言い難いし、顔だってそんなにねぇ…」「由紀恵さん!!」「disりすぎです!」disってくれないと引くほど泣きそうだからほんとdisってくれてちょっと笑えてよかった。

「この4人が集まったのは偶然だったかもしれない。最初から成功を約束されたわけじゃなかったかもしれない。でもね、未来はあなたたちが切り拓くの。」

最初から成功を約束されたわけじゃない4人が集まって、ジャニーズ入ってもうすぐ20年。この4人が当たり前にステージの真ん中に立っているこの現実に喜びがあふれて止まらない。誰かの後ろじゃなく、主演としてステージに立っている。

辰巳はずっとお芝居好きって言ってたけど、ダンスが強みでお芝居がそんなに得意じゃなかったはずの4人が、自分たちの強みとしてお芝居を挙げられるくらいに成長したのは、この2年間、自分たちの主演舞台に立ってきたからだと思う。チャンスを与えてもらったから、与え続けてもらったからだと思う。
歌だって、機会を与えてもらえばどんどん上手くなると思うんだよ。この2年、SHOCK以外で歌う機会なかったじゃないか…ちょっと下手かもしれないけど、もっとチャンスをもらえれば彼らは絶対に成長するよ。そういう4人だよ、ふぉ~ゆ~って。きっと。こんな大切なシーンになぜ松崎くんはいないんだ!
「偶然を必然に変えるのはあなたたち自身なんじゃないかな」「偶然を必然に、か…
グループに所属してるJr.としては圧倒的に歴が長い4人だけど、歴が長いだけじゃない。最近はグループでの主演舞台だけじゃなくて個人で出たり、CMとかドラマとか、本当に未来を切りひらいてると思うんだよ。そこに4人の明るさとか気さくさとかが関係ないわけがなくて。スタッフさんを始め付き合ってきた人たちみんなに愛されているからこそできること。そんなこと考えていつも心が震える。
由紀恵さーん!!俺はやりますよ!!
飛び出してくる松崎くん。ちょっとしんみりした空気も底抜けに明るくしてくれる存在。「マツ!みんなやるんだよ!」「…あ、そっか

「世の中をびっくりさせてやりなさい!」「まだ何やるか決まってないけど」「大丈夫だよ!俺たちが本気になれば必ずうまくいく……気がする」「なんだよ!感動しかけたわ!

由紀恵さん!いつもありがとうございます!あの…今ちょっと時間ありますか」「あるけど…なになに?」「あの、上手く言えないんで僕らの作った歌、聞いてください」いつの間に歌とか作ってたの…って思ったけどふぉ〜ゆ〜ってこういうこと多いよね。ひたすらふざけてるように見えて、いつの間にこんなことできるようになってたの!?ってこと。影の努力がすごい人たち。

「…いいけど、厳しいわよ、わたしは」「由紀恵…この曲は全部俺が作ったんだ!」ここで「愛してる」とか「大好きだ」とか言う松崎くんをいっぱい見れる。


♪それぞれが生きてきたGood Time
それぞれが感じてた Bad Time
ねぇちょっと待って 今の無駄なTime
それも全て 必要な Time for you

いつまでそうやってんの 大事なことに気づいた

勝手に決めつけてた考えが あなたのおかげで

新たな扉開いた さりげない優しい言葉が

本当の自分を信じるきっかけになり 今目を覚ます

隣で笑っててよ(この先これから先も迷惑かけちゃうかもしれないけど)

隣で笑っててよ(この先これから先も感謝してるよ今もずっと)

 

それぞれが生きてきたGood Time

それぞれが感じてたBad Time

ねぇちょっと待って 今の無駄なTime

それも全て 必要な Time for you


あなたのおかげで見えた道一つの先へ進むための道
時にちょっと甘えすぎちゃって 繰り返しの笑顔も数えて
僕より喜んでくれる笑顔が 僕により力をくれたんだ
忘れてたもともと持ってた気持ち まっすぐにそのまま感じたままに

隣で笑っててよ(この先これから先も迷惑かけちゃうかもしれないけど)

隣で笑っててよ(この先これから先も感謝してるよ今もずっと)

 

それぞれが生きてきたGood Time

それぞれが感じてたBad Time

ねぇちょっと待って 今の無駄なTime

それも全て必要なTime for you


「みんな…よかったわよ」「俺たちのやりたかったショーをやろうぜ!」「最高だぁ~~!!」「おいマツお前そればっかりじゃねぇか!」「由紀恵さん…いってきます」「いってらっしゃい」
本編最後のセリフの応酬が、「いってきます」「いってらっしゃい」なの、これから大きなところに羽ばたくふぉ~ゆ~を送り出すファンって感じがして、すごくいいなって思った。すごく、すごくいい。
由紀恵さんがファンの具現化だって話の根拠は、「いつもバカばっかりやってて、ちょっと頼りなくて、わたしが支えてあげなきゃって思ってたけど本当はわたしの方があの4人に支えられてたのかもしれない…4人の真剣な眼差し、底抜けの笑顔が、わたしに…み~んなに、勇気を与えてくれていた。3939で~す!」ってところ。このセリフでわたし=由紀恵さんとみんな=客席を並列することが答えなんだと思った。

☆You Raise Me Up
A.Ri.Ga-Timesに対するアンサーソングとして由紀恵さんから4Uにこの歌贈ってるとしたら両者の関係性激重なのでは…って思う(笑)でもふぉ~ゆ~担実際みんな激重だよねっていう。それが本人たちにバレてるからこそのこの選曲だとしたら恥ずかしいけど嬉しい。これは森山良子さんが歌ってるやつだから歌詞は載せないでおくけど、たぁたんさんの歌がうますぎて歌詞がずどんと心に沁みる。
「貴方はわたしの夢に翼を与える人 超えてゆけるどんなに苦しい山も海も」「そこにあなたさえいればわたしは強くなるの」って本当にオタクのための曲だよね(違)
わたし割と松崎くんのために仕事してるところあるから!松崎くんがステージに立っていてくれれば仕事がんばれるし。今の仕事がわたしの夢、なのかはわからないけど。苦痛でしかないとまでは言わないが、夢っていうキラキラした響きとはなんかちょっと違う気もしたり…。
でも、「超えてゆけるどんなに苦しい山も海も」はリアルに感じることがある。松崎くんはわたしにとっての”YOU”なんだよーー。関係ないけどきっと福ちゃんにとっての”YOU”も松崎くんだよー(同担だから)
タータンさんの歌が素敵すぎて沁みる。歌に合わせてコンテンポラリーダンスみたいなダンスをする4人がすごくいい。こういうやわらかいダンス、こっしーが合うんじゃないかってイメージがある。

松崎くんしか見れてないからイメージだし、もちろん松崎くんはお手本のようにこれも綺麗に踊っていたのだけれど。いっそのこと、白Tに白いパンツで裸足で踊らないかな?PLAYZONEで屋良優馬でやった水の還る場所的な。

すごくいいと思うんだけどなー、特にこっしーが合いそうだと(しつこい)

GACHI 〜全力 entertainment 4U〜 ⑤

マツの見せ場。

ロボット福田が辰越ガールズの扮する忍者たちに襲われた後、マツ侍の登場から。

 

☆松崎Time
クリエに響く「ちょぉっと待ったぁ~!!」の声。
クリエのエレベーターから中継(という体)の映像が流れる。ふんふん唸りながら迫りくるマツ侍。普通に恐怖。エレベーターが開くときに「開く!!」って言うのと言わないの、エレベーター前のお姉さんに「御入場券を拝見しております」って言われて「ごにゅっ…」とか言いながら出すのと無言で小判渡すの、あと「釣りはいらぬ!」って言うの、女子トイレに入ろうとして「お客様!お客様!」って声かけられて「…おなご!」って言うのと「おなご用…」って言うのがあるから多分少なくとも2パターンは映像ある。間違いさがしかよ!っていうくらい細かい。
2番扉から劇場スタッフのお姉さんに案内されて入ってくる。ちょっと縮こまって入ってくるのとてもかわいい。
ちょっと左右の通路横の人を見たりしながら入るから、通路横の時は気を抜いてはいけない。一度通路横入った時、どうせ見てないと思って気を抜いて近距離でガン見してたら実は左右見ててビビった(笑)ステージまで案内されて、「かたじけない」とちゃんとお礼言ってステージに上がる。クリエのスタッフになって松崎くんの案内したい人生だった。いや、ちょっと言い過ぎた。そこまでではない。

☆Am I cool? ~殺陣を添えて~
ステージに上がったマツ侍の最初の言葉は「あんた、何してるんだ?」わりとその恰好の侍に言われたくない言葉ではあるけどロボットも相当異質だから仕方ない。

人間たちが襲ってくるんだ!」のセリフきっかけで襲ってくる辰巳越岡とマツ侍の華麗な殺陣。SHOCKの大きいステージで見る大勢の殺陣に見慣れてしまっているから、この人数でしかも2人が女性っていう殺陣は少しこじんまりと見えてしまった…。

でも松崎くんの殺陣はいつもすごい綺麗。背筋が伸びているから、SHOCKでも圧倒的に山賊よりコウイチ軍の方がいい味出してたもんね。モリで貫かれたり「この死にぞこないが~~!!」って叫ぶのも手足長くて身長もあるから迫力あって最高だったけど。結局いつでも松崎くんには甘い。

稽古中に、刀持って立ったまま殺陣の構成してくれる人の話を聞いてるマツが光一くんに見えた、ってこっしーの言葉(@ぴたラジ)がすごくうれしかった。主役として殺陣をやる、自分の動きが殺陣の中心になってるってきっと全然違うんだろうなってこっしーの客観的な言葉で初めて心で理解した。

わたしはどうしてもいつも松崎くんを中心に殺陣を見てるから見落としてた気がする。松崎くんが主役の、松崎くんの動きが流れのきっかけになったり刀を交わす中心に松崎くんがい?る殺陣っていうのは特別なんだ。それをもっと噛み締めて見るべきだった。

松崎くんメインの殺陣は全体的に手足が長いしダイナミックで、それでいて基本に忠実な様式美も備わっていてとても素敵だった。
殺陣の途中、「それで身、守ってんのか?」カンカン、って刀でロボット福田のお尻を叩く。「俺の勝手だ!」って言って心開かない福田。そんな福ちゃんロボットを「早く立て!!」って蹴飛ばしたり、マツは結構雑に扱う。辰越とマツ侍が戦ってる間に上のステージで福田がガールズにやられてて、越岡が上に向かうと同時にマツも上に。福田に斬りかかるこっしーとそれを守るマツ。今度は辰巳に斬られそうになって、またマツが守る。なのに福田がマツのこと払いのけて、それに気を取られたマツが辰巳に斬られる。

そこでマツ侍が下手で立ち、福田ロボットが上手のステージに座り込んで2人芝居。
人間なんてやっぱり信じられない!」「人間が信じられない?そうか、でも俺は信じるぜ!」「こんな目に遭ってるのに?」「どんな目に遭っても変わんねぇよ!」「俺の人生は最低だった、なんも残っちゃいなかった。でも俺の心の中に消えずに燃え続けていたのは、人を信じる勇気だった!最高じゃーーぃ!!お前も誰かに手を差し伸べてみろ、その勇気を信じろ!人間の手はあったかいぜ、心が軽くなるぜ!俺は人間だ、お前も人間だ!!
ここのまくしたてるようなセリフはマックスを彷彿とさせた。松崎くんのどんな目に遭おうと人間を信じる、っていう強い心。松崎くんはダークサイドを見せない、ツラいことも人前では笑って流せちゃう人だと思うんだけど、その根底にあるのは人間を信じるっていう性善説なのかなって思った。
裏切られようが変わらない、相手が裏切ろうが自分は信じる。うーん、松崎くんのこと美化しすぎ、もはや神格化の域か。盲信しすぎだと言われればそれまでだけど、どこか松崎くんには純粋に子供みたいな素直さがあると思わせる魅力があって、だからこそ成り立つ一連のシーンなのではないかと。

もう30歳、20年ジャニーズJr.やってきて、いいことばっかりじゃなかったはずだし、客観的事実だけ見たって辛酸を舐めてきたところはあると思う。それでもそれを感じさせないくらい底抜けに明るい人でもある、見た人にそんなメッセージを受け取らせる、それが松崎くんのアイドルとしての生き方なのかなって重すぎる話になるけどわたしは松崎担だからそう思う。
福田とマツ侍の語り合いが終わって、マツが下のステージに降りてくるところでラスボス的にたぁたんさんが出てくる。かつらがショートで、大地真央感が強かった。

全然関係ないけど大地真央たぁたんさんより10歳年上だった…61歳だった。ウソだろ大地真央還暦過ぎてんのかよ。

「何をたらたらやってるんだ、わたしが息の根を止めてやろう」「やれるもんならやってみろ!」で斬りかかるマツを華麗に避ける。マツが大地真央…じゃなかったたぁたんさんに押される。ラスボスだからマジ強い。辰越が舞台の真ん中で鉄棒みたいなの使って上から降りてくるんだけど、SASUKEの2ndステージ(3rdステージかな?)にありそうな感じ。ぶら下がって体の反動使ってえいやって着地する感じの。すごいかっこいいんだよ、上手く言えないけど、伝われ!!
上にいる福ちゃんに「逃げるな!」って声かけるマツ。でも、ラスボス出てきて元気出た辰越に斬られたりして、マツがズタボロに斬られまくる。それを上から見て「うぁぁぁ!」って唸る福ちゃん。ついにロボットのスーツを腕、足、胴体の順で脱ぎ捨てる。その間も斬られるマツ。
ロボットスーツ脱ぎ捨ててマツのもとに駆け寄る福ちゃん。その勇気どこから出てきたのってくらい勇敢に素手で刀向けてくる辰越に立ち向かう。で、当然斬られる。斬られてうずくまってる福ちゃんにトドメを刺そうと刀を向ける辰越。最後の力を振り絞って福ちゃんの前に立ちはだかり、刀に貫かれるマツ。ルフィを守って死んだエース。完全にそのオマージュだった。それ目の前で見せられた福田の心痛は計り知れない。ステージ中央に崩れ落ちるマツ侍。
超過保護な松崎担だから、松崎くんが刺されて死ぬの見たくなくていつもすごい形相でこのシーン見つめてる。松崎くんが死ぬの見ててつらい。
崩れ落ちたマツにとどめさそうとするたぁたんさんの前に、震えながら手を広げて「やめろーーー!」って立ちはだかる福ちゃん。ずっとマツ侍に命がけで守られてた福田が身を挺してマツ侍を守るところ、最高な福松すぎる。
で、福田が人を信じる心を取り戻したところで、GACHIガールズ、辰越、ラスボスたぁたんさんが引き揚げ、さらに守られたマツ侍もスッと立ち上がる。
ステージの上に上がって、「かっこいいか?俺」で捌けていく。Am I Cool?いやもう!もうもう最高にかっこいいっすわ。松崎くんの侍姿も最高にかっこいいんだけど、生きざまというかとにかく松崎祐介という人間がかっこいいという話なんだよ。最初の「大きい心っていうかあきらめない心っていうか、かっこいいよねぇ」が効いてくる。
みんな笑わないんだよ、マツのキャラなら笑われてもおかしくないのにさ、客席みんな笑わないの。すごい嬉しい。これが松崎くんのやりたいことで、松崎くんの生きざまで、それを笑われたらクリエ焼き払いたくなるもんねぇ(松崎担過激派)。しないけど。クリエ大切な思い出の地すぎるから絶対焼き払えないけど。

REPAIRでマコト出てきて笑われたときは焼き払おうかと思ったけどね!何度でもしつこく言う(笑)

 

松崎くんの松崎くんによる松崎くんのための殺陣。最高 of 最高。幸せオブザイヤー。世界一幸せな空間だと思った。侍のちょんまげ姿がまた抜群に似合うんだ…マジで。

GACHI〜全力 entertainment 4U〜 ④

シネマイタリアーノ後〜福ちゃんのロボットタイム。

 

・シネマイタリアーノ後

「どう?何か参考になった?」「はい!うわっ!やっべー!すっげーこと思いついちゃった!おい!マツ、手伝えよ!」「はーーい!

あっ!おい!待てって…!なんだよ由紀恵さんにありがとうも言わないで片付けもしないで…」「いいのよそれが福ちゃんのいいところなんだから」「俺、福ちゃんのああいうとこ羨ましいんですよね…ほら、考えすぎちゃうから

「誰も思いつかないようなことを思いつく人ってすごい人だと思う。あなたたち、彼のこと大事にしてあげてね?」「「はーい」」

こっしー、どこ行ってたんだよ!」「寄席に行ってたのよ」「寄席に?」「そう、寄席に…あっ!聞いて?福ちゃんとマツには内緒ね」「なに?

謎の秘密主義(笑)言えばいいのにー。福ちゃんとマツにも教えてあげてよー!

俺さ、デートしてたのよ」「デート?」「寄席デート

絶対行かないって言ってたじゃん」「絶対行かないって思ってたんだけどさ、意外と面白くて

だろ?」「7:3…8:2、いや9:1くらいのイケメンの噺家でさ、話が面白くて夢中になってたら……彼女いなくなってた」「あっ!……あーそっか、いや、それはほら、噺家が悪いよ

そうなんだよ噺家が!おもしろすぎたんだよイケメン過ぎたんだよーー」(全力でかっこつける辰巳)「やっぱり由紀恵さんのアドバイス聞いて○○だったかな〜」「そうだよ○○だよ、ねぇ由紀恵さん」「あぁでもなぁ〜××もいいんだよ…。次は☆☆かな〜」冒頭、由紀恵さんとのデート特集のところで上がったネタを使うこっしー。最後にアドリブで次は☆☆ってネタを出すんだけど、何回か観劇して1番衝撃的だったのはバンドの人たちが意地悪してなかなか次の音出さなくて困ったこっしーがひねり出した「鶯谷かな〜」ってやつ(笑)鶯谷ってwwそれジャニーズ的に大丈夫なの?二度目のデートが鶯谷だったら次はなさそうだけど(笑)

場面転換でGACHIガールズが出てきて歌う。

♪そして次の日 福ちゃんからの呼び出し

ついに素敵なアイディアが 実現しそうな予感

 

・福ちゃんのロボット
稽古場に、ロボットになった福ちゃんと何やら絶望的な表情で隣に立ち、福ちゃんを見つめる松崎くんの2人きり。
ここの襟ぐりが切りっぱなしの無地のグレーのTシャツになんでもないジーンズ姿の松崎くんがとてもとても美しくて、惚れるしかない…って思ってたら健太のときの衣装らしい。健太のとき、日サロで顔真っ赤だったし髪色も明るすぎたから、今の松崎くんが着るとこんなに素敵なのか!!って大興奮案件だった。
むしろ健太のときルックスで損してんじゃねぇか!って思わなくもない(笑)そして松崎くん少し体おおきくなったね?最高最高。
だから、どう思うのって」「…あの!」顔の横の赤いランプが突然光りだして黙る松崎くん。
………え?」「…あのぉ!」今度は3分クッキングの冒頭的な音楽が流れ始めてまた口をつぐむ松崎くん。2人そろってため息ついて、泣き出す松崎くん。
そこに現れる辰越。泣いてる松崎くんとロボットの福田だとどう考えても後者の方がイレギュラーなのに松崎くんに寄ってきてくれるこっしー優しい。愛されてる。
どうしたの?」「1時間くらいこんな感じ」「1時間!?」「ちょっと、トイレ行ってくる」泣きながら股間掴んで捌ける松崎くんに「漏れてるの?」って声かける辰巳。かなりぎゅっと握ってたけどアイドルが股間握るのやめなさい(笑)
俺が泣かしたんじゃないぞ!」「どうしたの?」「…なにか違和感ある?」「違和感しかないよ!」「…福ちゃん!?!?これ大丈夫なやつ?」福ちゃんのロボットの頭部にスモークが充満して息ができないって暴れる。「…苦しい!」って唸る福ちゃんにこっしーが「え!?ヘルシー?ヘルシーっていきなり何!」「メルシー?メルシーってどういう…」ってふざけ倒して「苦しいって言ってんだよ!何やってんだこっしー!」って辰巳に怒られる。で、辰越が頭を取ってくれる。オーバーに肩で息する。
ここ、辰越に手を差し伸べてもらって、助けてもらってるんだよね。でも福ちゃんは人間を信じないって気持ちになっちゃってる。マツが泣いたの、めっちゃ深読みすればだけど、おふざけ的な要素が強いかもだけど、1時間も「人間を信じない」っていうロボットになった人と2人きりだったら泣くよな…って思ったりする。そりゃあ泣くぜ…。
…で?」「で?じゃないよ!」「息出来てなかったじゃん!」「…こっしーさ。」ヤベェやつに声かけちゃったよ…って感じであからさまに目をそらすこっしー。「ここ、思いっきり殴ってみてくれない?」腹を指して言う福ちゃんに、辰巳を見る越岡。うなずく辰巳。「いいの?」「いいよ」「本気でいくよ」「本気でいいよ」バスッ!!って結構本気のパンチ喰らう福ちゃん。
うぁぁぁ~~おお~~~」ってオーバーに散々痛がった挙句、突如真顔になって「で?」って言う福田。ほんと真性のサイコパスみ。「うぉぉぉ~ってなってたじゃん。」スッと辰巳に視線を移す福田。怖い(笑)
辰巳さぁ」←この言い方すごい嫌味っぽい。「ここ、本気でくすぐってみてくれない?」「いいの?」「いいよ」「本気でいくよ」「本気でいいよ」当たり前に腕の付け根からロボットのスーツの中に手を突っ込んでくすぐる辰巳。やりよる。「ひぃっ、ひゃぁぁ、いや、そこ…ちくっひ、ふはははは」地面に這いつくばって笑い転げる福田となかなかしつこく追いかける辰巳。で、しばらく笑い続けて豚鼻鳴らしたりしてそれが辰巳のツボに入っちゃってしばらく肩震わせてる。めっちゃ楽しそう。ブヒブヒ笑ってたくせに秒で真顔になって「…で?」とか言うもんだから肩震わせて笑いこらえてる辰巳が不憫すぎてしみじみとした趣がある。「で?じゃないよ、いや、そこぉ…って言っちゃってたじゃん」「俺さぁ、これ着てるからなにされても全然平気なんだよねぇ」全然平気じゃなかったけど?というツッコミを許さないサイコパス福田。
何があったの?」このセリフまでに気持ちの整理必死でつけて、真面目モードに戻ってる辰巳がすごい。わたしなら笑い止まらない。だってこのロボット変なやつすぎる。「ショーのこと考えてたらさぁ、なんで人間は同じ人間に対してこんなに優しくないんだろうって思い始めちゃったんだよねぇ。もはや自分の身は自分で守るしかない、人間なんて信用しちゃダメなんじゃないかって。でも、こうしてロボットになってみたらすごく気持ちが楽なんだよねぇ」ショーのこと考えててそんな哲学的な問題に思い当たるって、福田の潜在的な教祖の素質に驚く。すぐ哲学的な方に視点を動かして考えるタイプの男の人、大学のころ周りに結構多かったけど総じて結構めんどくさい。
ロボット福田の世界に入り込む過程でデジタルっぽい音が流れて、それに合わせてはけていく辰越の体の動きがすごく好き。
へっ!?目、合ってますよね?はっ!!なんでみんな俺のこと見てるんだよ!」って言う福田にスポットライトが当たる。客席と福田の見つめ合いの時間からの「ひゃっ!!なんだよ…うぁぁぁぁ!!!

☆ロボットタイム
♪気付けば臆病になっていた
だから自分を守るためにロボットになった
上に向けてリモコンをピッと押すような動作。降りてくる幕を見て何回かフェイクかけてすり抜ける。「ギリギリ(ドヤ顔)」
空から見下ろしたビル群の映像の前に立って「はっ、みんな忙しそうで大変だなぁ。でも僕はこれを着ているから、すごく幸せな時間が流れてるんだ、行こう」で歩きだす。「はっ、…中略…大変だなぁ」で客席を見わたして思いっきり冷たい無感情な顔をするんだけどそれがマジで恐怖。都会で忙しく働くオタクの心はかなりキリキリと締め付けられた。高速道路→ビル群(横から見た日比谷通りみたいな)→時空を超える→アフリカの草原的なところ。「ついた!」来たかったところ、ここなのか。人類がアフリカ大陸で生まれて全大陸が地続きだった頃に移動して……みたいなことを意識してるのかはわからないけど。

人間が嫌で機械的なものの象徴であるロボットになりたいと希望しながら、都会を逃れて目指す場所が人類の原点だっていう対比構造なのかなって感じた。

人間や都会の煩わしさを嫌って、他者との関わりがより自然的なアフリカの大草原を目指したってことなんだろうけど、都会の人間関係の煩わしさを回避するものとして、未開の過去に戻るのか先進的な未来を目指すのか。その辺りが混在していたから福ちゃんのロボットタイムはカオスだったのかなとも思った。

いっそ未来に行って、そこでは他人との接触はない世界になっている、とかもしくは福ちゃんが原始人の格好して過去(未開)の象徴であるアフリカの草原を目指すのか。どちらかだったらもうすこし筋が通ったような気もする。分析系オタクだからすぐそういう考察始めようとしてしまう。

自然が多いところが背後に背負う草原の映像のキリンが工場のクレーンのキリン(伝われ!)になって、ビルが建ち始め、多数の人、車、電車、飛行機とごみごみしてきて、それにおびえる福田。
♪世界は窮屈になっていった
だから自分を守るためにロボットになった
自由に空飛んでパンチ地球を一周さ
僕は一人で生きていける
パンチ地球を一周さ、で背景の地球と宇宙飛行士みたいな格好の福ちゃんの親和性が高かった。
一人ぼっちってなんて幸せなんだろう」闇が深い。1人ってさびしいところもあるけど気軽に生きられるところもあるよねっていうのは理解できる。一人暮らしはさびしいけど最高だなって思うし。そういう話ではない気がするけど。
都会に戻ってきた福ちゃん。ぷぅ~っておならして、幕が開く。

現れる忍者の格好したGACHIガールズ。
短剣で福ちゃんに襲い掛かる。「なんだよぉ…」って応戦しようとするんだけど、パンチしようとしてハッと引っ込めたりして結構やられる。地球を1周するくらい威力のあるパンチ持ってるのになんで応戦しないのかって考えてたんだけど、誰にも傷つけられたくないし、誰のことも傷つけたくないんじゃないかっていうのが福ちゃんを美化しがちなわたしの出した答え。だから他人との間に壁を作って、自分の殻に引きこもって…そんな福ちゃんの殻を突き破って外界との接点を作るのが松崎くん。恐ろしいほどに福松案件。
そこから上のステージに上がって、ちょっと昔のゲームみたいな画面が後ろのスクリーンに出る。表記は「FUKU-CHAN」と「GIRLS」。
福ちゃんが発したビームを刀で弾き返すガールズ強い。自分が発したビームにやられる福ちゃん。ここ、意味があるのかなって考えたり。自分が周りを攻撃してるから、自分も攻撃されるんだよ、的な。で、結局相手を眠らせる(or脱力させる)波動的なのを出して刀落とさせて福ちゃんが勝ちかける…ところで辰巳が出てきて画面切り裂く。
下の舞台下手からこっしーも登場。一方的に斬られまくる福ちゃん。「うわぁぁ!」っていいながら下手にうずくまる福ちゃんに迫ろうとする辰巳こっしーガールズ。

GACHI〜全力entertainment 4U〜 ③

Forget four you後の稽古場〜シネマイタリアーノまで。

 

・稽古場

バスケのパスをするすり~ゆ~(withoutこっしー)。

俺、フライングしたい!」「「いいね~」」「ハーネスつけたい!」「「いいねぇ~」」「ここ、痛いって言いたい!」「「いいねぇ~」」「あれ絶対自慢だよな!」「なぁー!」「俺は○○したい!」「あーわかる!俺たちよく○○って言われるもんな!」ここで由紀恵さんが客席で聞いたネタを入れてくる。すばらしい。「俺は派手なことしたい!」「たとえば?フライング以外な!」「フライング!」「今俺言ったよな!他には?」「うーん…フライング!」「…再放送?

実際やりたいことやっていいって言われると困るよな~」「なぁー!」「主役って大変だよな」「なぁー!」「忙しくなるな」「なぁー!」「ほんとだ」「なぁー!」「小松」「なぁー!」「木の実ナ」「ナぁー!」「山村もみ、じー!」「じ、じゃねぇか!山村紅葉or萬田久子の二択なんだけどこれ松崎くんの趣味?だとしたら小松奈々出してくる辰巳の若さも木の実ナナの福田の個性も最高なんだけど。

うわーー!!」「なになに…!」「…お腹減った~!」(ここの言い方めっちゃかわいい。たらふくご飯食べさせてあげたくなる。ほんとかわいい。朝寝坊して食べてないもんね)「なんか食べながら決めるかぁ。びしっとな!おふざけなしな!

…おい!マツちょっと見てこいよ!バレるなよ!○○みたいにすればバレないから!」福ちゃんor辰巳の無茶振りに従順になんでも応えるマツ。小動物になって…って言われてプレーリードッグになったり、透明人間になって、で愛の言霊歌ったり。でもダメで首を振るマツ。結局リーダーが聞くことに。「福ちゃん!リーダー!リーダー!」「…こっしー?」なぜかウクレレ弾いてるこっしー。ウクレレで返事する(?)

俺さ…恋したんだ

 

☆恋男

恋をしたんだ 素敵な恋を

言葉にできないほど素敵な人さ

恋をしたから僕は変わるんだ

言葉にできないほど素敵な人だから

「恋をしたんだ〜」でポール掴んでくるっと回るこっしーがスタイル抜群だからすごく綺麗だった。

「素敵な人さ」のところ、やたら松崎くんの近くで踊ってるな~と思ったら最後2日間で松崎くんの頭を抱き寄せたりして、松崎くんもされるがままでとてもかわいくて映像化を切望する。

歌い踊る越岡の周りで踊る3人もいい。ブランコする越岡と横断しそこねる福ちゃんとかいい。椅子を持って踊ったりするのもいい。最後、辰巳が椅子にリナちゃんのラフランス袋回収して捌ける。流れがスムーズ!

紙袋に入れたラフランスを落とした女の子と恋に落ちるっていうベタ!なにそれめっちゃベタ!っていうエピソードから始まる恋。

今週の金運は最悪だったけど、恋愛運は最高でラッキーアイテムはラフランスのてんびん座。

っていうか普通そこオレンジとかリンゴだよね?ラフランスってとこがまたセレブなんだけど随所にちりばめられる越岡財閥感。

恋した越岡の妄想デートの曲。こっしーめっちゃ素敵彼氏だった!リフトはやや雑だったけど!ていうかこっしーが細すぎてリフトとかしたら折れちゃいそうなんですが!?っていうのが正解かもしれん。

腕組んでステップは軽やかですごく素敵だったし、コーヒーほっぺたに当てるのきゅんとするし、コーヒーカップのレディファーストも自然で素敵。こっしーのリア恋を感じた瞬間だった。

あの…!よかったらこの後どこか出掛けませんか?」「はい!どこに?」「寄席にでも!」「はい!」「寄席…だよね?築地市場じゃなくて?」「はい!」「やっぱ寄席なんだよな~

 

☆辰巳の落語

落語「猫の皿」すごい。辰巳ってすごい人だなって改めて思った。きっと頑張って一生懸命練習したんだろうなって感じた。

落語って最初は噺家の方が現代のお客さんに向けて軽口叩いたりしながら徐々に冒頭の物語への誘導をする枕の部分があるんだけど、そこで毎回工夫入れてきてて、よくまとまってたと思う。ちょっと長いけど。

辰巳ってすごい努力家で、正直最初落語やるって聞かされた時はどんなもんかと思ったけど、ここまで本気でやってる感出されちゃうとしっかり聞かなきゃと背筋が伸びる。そして上で芝居してる福松がいい感じ。松崎くんに助さん格さんの役来ないかなってめっちゃ思った。超似合ってる。でも辰巳の落語に合わせた口パクがくっそ下手(笑)福田じいさんはゆっくりしゃべるし特徴的な話し方だから辰巳噛まないけど、端師のマツは江戸っ子の早口だし辰巳も結構噛むから合わせにくいよね…と甘やかしつつ下手だとは思う。

ちょっと辰巳枠長いのと、後ろでお芝居してる福松担はいいけど越岡担大丈夫?って思う時間ではある。そしてわたしは一度も辰巳のこと見ていないっていうことに今気づいた。15回何してたかっていうとひたすら上にいる松崎くんを眺めていたし松崎くんがいない時間は休憩かなにかだと思っていたんじゃないかってくらい辰巳の記憶がない。猫に向かって「うぉい、かわいいな、おい。膝乗るか、そうか膝乗りてぇか乗せてやろう。懐入ぇるか、そうかそうかよし入れてやろう。みゃあみゃあみゃあみゃあ言ってるよ、かわいいじゃねぇか!」ってところくらいしか覚えてない。ひどい。でも松崎担なんだもの。上見てると下見えないしさ…

 

・由紀恵さんの店

「それで、どうだったの、デートは?」「寄席に行ったんですよ」「寄席?あらぁ、おもしろかった?」「はい、出てくるおじいさんとかが胡散臭くて」「彼女も楽しんでた?」「それがわからないんですよね、俺が落語に夢中になってる間にいなくなってて…」「あー…まぁ、気にしなくていいわよ、また次の出会いがあるわ。今日はわたしがおごってあげるから」「え、いいの?俺結構飲みますよ?」「知ってる」

「「「あー!!」」」「やっぱりここだ!」「昼も食わないでどこ行ってたんだよ!!」そんな怒ってないだろうにびっくりするくらい大声でキレてる福ちゃん。「ご飯食べながらショーについて考えてたんだよ!」「あーごめん」「はいこれ、領収書。こっしーで切っといたから」「やすっ!

「何か決まったの?」「全部じゃないですけど、福ちゃんのパートだけ」「どんな感じ?」「こう、椅子があって、テーブルに美味しいご飯がずらーっと並んでて、それを食べて…うまーーい!!って、フライングです」福ちゃんのフライングサポートでリフトする辰松。

「全然だめ」「なんか行き詰っちゃってなぁ」「4Uらしくパンチのあることやりたいんだけど…」猫パンチする福ちゃん。「そのパンチじゃないよぅ…」「そうだ、わたしが昔ショーでやった曲があるんだけど…」「最高だぁーー!!それ、やろう?」ソファー華麗に飛び越えて由紀恵さんの横にスッと座る松崎くん。当たり前にやってるけど運動神経が抜群にいい。稽古でいっぱい練習したのか、当たり前にできるのか…いずれにせよ抜群にかっこいいんだけどさ。語尾にハートついてる、絶対ついてる。かっこいいのにかわいい。

「ちょっとやってみない?」「今から!?」「裏に衣装あるから…着替えて」ワクワクでソファの上に立ち上がって手拍子要求してくるマツ。大型犬みたいですごいかわいい。かわいいかわいい。

 

☆シネマイタリアーノ

タータンさんが最高に綺麗な曲。そしてタータンさんとの絡みがすばらしい。ソファセットの移動時、テーブルの上に立つタータンさんを支える辰越。タータンさんがテーブルに上がるとき、スカートの丈が短いから少しドキッとするんだけどそこでスッと視線を外すというか体の向きを変えるこっしーがすごく自然にスマートでかっこよくてこの振り付け考えたの赤マリさんだっけ?天才だと思った。

ソファセットを回転させるときには松崎くんがタータンさんの腰に腕を回して支えるんだけど、この回した腕の長さと筋が最高でため息が漏れる。タータンさんの腰の細さと松崎くんの腕の長さの相乗効果で少し腕が余ってるのすごいよくて。で、その松崎くんの腕にそっと手を添える由紀恵さん。空気感が大人なの!客席に手拍子要求した時のピュアな男の子っぽさとこの大人の魅力が一つの松崎祐介って箱に同居してるの本当に奇跡。好きすぎて毎回少し吐きそうになるっていう。

辰巳の連載にあった、「何回やってもシネマが島根になっちゃうんだよー」っていう松崎くん、「島根イタリアーノじゃ島根にあるイタリア料理のお店じゃん」って辰巳のツッコミに「美味そうだぁ〜!」って返す愛くるしさ120%の松崎くん。

そんな裏話の愛くるしさと対照的に、ちょっと腰落として動かす振りがあったりするんだけど、すごいアダルトな感じに仕上がっていて震えるほどよい。こういうの好き。

白ジャケットに白いハットが良く似合う。松崎くんのスタイルの良さが尋常じゃない。好きすぎる。Tシャツとズボンとかのラフな格好だとめっちゃ細いんだけど、白シャツにジャケットとか着てるとすごく体格良く見えるから松崎くんモデルさんみたいだなぁっていつも思ってる。めっちゃ衣装映えする。

わたしにとって究極でKINGで全てを決めるシネマイタリアーノは松崎くんで決まりだなってタータンさんの歌声に酔いしれながら考える。間違いない。