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ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

主演舞台に託けてふぉ~ゆ~の今後に想いを馳せる

日を重ねるごとに寒さが増していく…冬が来たよ~!やだ!寒い!!ご飯美味しい!肥える(笑)


でも12月には楽しみがあるし、2〜3月はSHOCKだし、寒さも乗り越えられる♡

まずは目前に迫った『23階の笑い』について。
ふぉ~ゆ~が錦織さんとご一緒するのは初主演舞台『壊れた恋の羅針盤』以来。あれから主演舞台は3本を数え、役者として大きく成長したふぉ~ゆ~。
特に成長したのが松崎くんのお芝居だとわたしは思ってる。どうしても松崎担だからそう思う。仕方ない。今年のSHOCKあたりから兆しが見えていた感情の起伏をストレートに表現するという部分が『縁~むかしなじみ~』で開花した、というか。大声を出すのが芝居じゃない。感情を爆発させること、役に合わせて気持ちを作り上げること。それを表現する、ということ。そういうことがすごく自然にできるようになったなぁ、ととんだ上から目線ですがそう思います。

福ちゃんのお芝居が劇場全体を福ちゃんの世界に引き込む強さが最近強くなったように感じていて。辰巳はもともとすごく繊細かつ大胆に感情表現をする人だし、こっしーはほっとけない不安定さみたいなのを演じさせたらすごく上手だから、松崎くんがステージ上で感情を爆発させられるようになったのはふぉ~ゆ~にとって大きな収穫だと思います。
今まで、「松崎祐介」として素面でステージに立っているときの松崎くんは爆発的な面白さを発揮することが多々ありました。そこで起こすミラクルが彼の最大の魅力で「ふぉ~ゆ~の宝」と言われる所以でもあるところなのだけど、役を纏うとその魅力が半減どころか4分の3減くらいしちゃうのがすごく残念だったんです。もしかしたら、感情を爆発させることで役の人格が抜けちゃうのが怖かったんじゃないかなって勝手に推察していたんだけど。それが、『縁』の健太では松崎くんの魅力そのままにしっかり役に入っていて、それがとってもとっても嬉しかった。役者個人にはキャラクター、ルックス、声、もろもろの特性と魅力があって、その人が役を演じることによって台本上の文字列であるセリフが生きた人間の言葉になる。ト書きが感情を持った動きになる。『縁』の健太は、松崎くんが演じたことで「健太」として生命を持ったんだと感じた。宛て書きの脚本がすばらしかったということ抜きに100%松崎くんの成長の成果!とは語れぬところだと思うけれど、感情を爆発させること、泣きの芝居、ちょっとボケたところ、すべてを健太として消化して表現しているすばらしいお芝居でした。


2016年の春。帝劇での福松SHOCKが終わったあと、久しぶりに次の予定がないまま(本人は知っていたのかもしれないけど)こっしーと辰巳の外部舞台への出演が決まっていて、レギュラーのゴゴスマは舛添前東京都知事のセコい使い込みの件で毎週毎週会見中継、深刻なニュース(というほど深刻でもない。ただただ情けない弁明会見の連続でした。それがまた悔しさを募らせる…)で話す隙もなく。最後の占い紹介だけ、そのコーナーもカットされワイプに映ったのが7秒、という最短を記録したのもこのときでした。ぴたラジにも「もうちょっと喋ってほしい。質問でもなんでもいいから声を出すのが大事」という主旨のメールが届き、「松崎祐介を晒す回(と勝手に呼んでいる)」が放送され、聞いていてつらくなりました。曲紹介の直前、「うるっせぇ!」って一括して笑いに変えていたけれど、辰巳の「すごくまじめに聞いてました、目にはちょっと涙が」みたいな発言(うろ覚えだけどあったよね?わたしの妄想の産物だったらどうしよう…)とそれを受けた永岡さんの「松崎くんの気持ちわかるなぁ、優しいんだよね、「今俺が喋る時間じゃない」って空気読んじゃうからこそなんだよね」って言葉に涙しました。普段「涙した」「泣いた」とか言っても実際は感動した!心が震えた!って意味で実際に泣いてないことがほとんどだけど、このときは本当に涙が出てきました。まず日常的に泣くことのないドライアイ重症の両目から涙がでてきたよ!この期間に松崎くんがどれだけ自分を見つめてひたむきに努力を積み重ねたのか。考えたら胸が苦しくてどうしようもなくなる。

それくらい、縁の初日、舞台に立つ松崎くんの気迫はすごかった。何回も観て細かい表現をさらわなくても、一回で全てを伝え切ってくる感情の爆発。それをストレートに受け取ったらこちらも心満たされちゃって、なんだか縁の公演期間中ずーっとぼんやりしていた気がする。ひたすら舛添許すまじ…と怨念を込めて生霊を飛ばしていた当時のわたしに犬の糞を投げつけてやりたいです。(でも163日は長かったよ…ほんとうにつらい163日だった。嫉妬拗らせて拗ねまくった結果辰越の舞台に行けなかったのは今年最大の後悔!)
ちょっと話が逸れたけど、書きたかったのはふぉ~ゆ~の演技力の水準が底上げされたよ!ってこと。ファンとしては踊ってるところが見たいという本音もあるけれど、CDデビューしない道で生き残るならお芝居は避けて通れない道なのかなって。前例のないところを切り開くにしてもお芝居ができるに越したことはないから、「事務所のごり押し」「長年勤めた4人へのご褒美」っていう声が聞こえない、主演の器になってきたことは素直に喜ばしいです。(そして別にゴリ押しされてはいない。)今4人は「主演の経験をさせて、実力をつけさせよう」ってステージから「実力があるから主演を張れる」っていうステージに駆け上っているんだと思う。
今までずっと、演技の仕事には辰巳が積極的で、「芝居が好き!」って大きな声で主張してきたイメージだし、実際4人のなかでは辰巳が一番お芝居に力を入れてきたのだと思うけれど。この間の『縁』では4人の実力が拮抗して4人主演というのがすんなり受け止められるようになっていました。今後も4人横並びで主演舞台をやっていくなら、4人の実力も横並びでないと成立しないので、今の4人の状態はすごくいいな、と思っています。もちろんいつまでも4人で!って固まっているだけじゃなく、それぞれ個人でも外部の舞台に出ていくのは大事だし、今後はそうなっていくんだろうなって漠然と思ってる。

舞台じゃなくて、ダンスステージでもいいよね!と密かに野望を持っています、わたし。翼くんが昔やってたやつ。Burn the Floor。あんな感じのやつ、松崎くんにもやらせて!ってそう思ってる。思ったことを言葉にするのは大切!ジャニーズダンス部門作ろうよ、風間くんと生田氏がジャニーズ俳優部門ならジャニーズダンス部門もあってもいいじゃん?屋良っちとふぉ~ゆ~とTheyと幸大くんとTravisJapanとMADEとSnowManあたりかな…好きな子しかいない!やっほい!PLAYZONEが復活してくれれば、括りはジャニーズダンス部門でもなんでもいいよ!またやろうよ!(なんて書いてたら宇宙sixなるグループができて動揺を隠せない)
あれ?またPLAYZONE懐古おばさんでてきちゃった……はやく復活してくれないとふぉ~ゆ~と屋良くんが本物のおじさんになっちゃう!

『23階の笑い』が楽しみすぎる!

ふぉ~ゆ~4作目の主演舞台、『23階の笑い』の上演がついに発表になりました。やったーー!!

4〜5月の「もう年内仕事ない……あぁ憎い。舛添が憎い……」と危うく悪霊召喚しそうになってたわたしに年内に2つ主演舞台やるよ!って教えてあげたい。そしてあのときの気持ちを忘れてはいけない。謙虚に謙虚に。

新宿の紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、12月1日~14日の2週間全21公演の予定です。(紀伊国屋サザンシアター、名前変わったの知らなかった!)


今までの3作は大変ありがたいことに宛て書きしてもらった新作だったので、ふぉ~ゆ~で原作モノをやるのは初めて。(正確には『壊れた恋の羅針盤』は宛て書きではないのかもしれないけれど…。)しかもニール・サイモン!コメディーじゃないですか!きたーーー!と浮かれた勢いに任せ、秒で原作(訳本)の購入。早川書房の早川オンラインというサービスで、在庫があればお取り寄せできると思います。ぜひ。
Jr.情報局の方では先月中、まだ『縁~むかしなじみ~』の名古屋公演が終わっていない頃に発表があったので、そこからせっせとニール・サイモン戯曲集(早川書房・2006年)で予習をしてます。ネタバレしたくない!なんて情緒は持ち合わせてないから、原作があるなら全力で予習。観終わってから自分のなかで「ああでもない、こうでもない」と解釈をこねくり回すタイプのわたしにとって、事前の予習は解釈の手助けになる。原作を読んだうえでの壮大な妄想とネタバレ記事はまた今度書くことにして、今回はひたすら「23階の笑い」楽しみ!!ってネタで語る。

近年の運輸サービスの進歩は著しく、今日頼んだものが明日届く、というのが当たり前になりつつありますが、わたしの注文した本は届くのに5日ほどかかりまして(それでも十分早い)。待ちきれなかったわたしは、「23階の笑い」でぽちっとGoogle検索。以前「23階の笑い」が上演されたときのファンの方のブログを見つけて登場人物のキャラを知り、これは誰がいいかな~と想像を膨らませていました。これ、最高に楽しい時間です。その時点でわたしが考えていた理想の配役が、
・マックス・プリンス(天才コメディアン)……松崎祐介
・ルーカス(新米脚本家・狂言回し)……辰巳雄大
・ブライアン(クールで辛口・努力家)……越岡裕貴
・ミルト(家族を養うため、質より量)……福田悠太
でした。他にアイラというエネルギッシュな遅刻魔がいて、松崎くんはそっちかな~とも思ってた。「7人の脚本家はマックスのことを慕っていて、マックスの番組のために脚本を書けることを誇りに思っている」という設定だと、福ちゃんが妥当なんじゃないかな、と。でも「天才コメディアン」って肩書は圧倒的に松崎くんのためにある設定だし、松崎担としては松崎くんに新しい境地を拓いてほしくて理想の配役としては「マックスは松崎くん!」でした。
公式HPには配役がまだ出ていないので(11月10日時点)、これを公表していいのか迷ったのですが…共演者の方が台本をTwitterにUPしていてそこに配役もしっかり書いてあったし(ちなみにこのときは情報公開前でした…いいのか?)。いいや!もう書いちゃう。実際の配役が
・マックス・プリンス……松崎祐介
・ルーカス……辰巳雄大
・ミルト……越岡裕貴
・ヴァル(23階の最古参。ロシア出身で政治ネタが得意)……福田悠太
・ブライアン……じろう(シソンヌ)
・ケニー(幼いころからプロとして仕事をしていた天才)……長谷川忍(シソンヌ)
・キャロル(23階の紅一点)……蒼野夕妃
・ヘレン(マックスの秘書)……立花瑠菜
・アイラ……なだぎ武
でした。なだぎ武!!そりゃそうだわ!めっちゃ合う!納得!というかお笑い芸人の方々と共演って嬉しすぎる!内弁慶にジャニーズの中で「俺たちおもしろい!」って思ってる4人とそれを甘やかし続けてきた我々ファンにプロの笑いに厳しい人たちがどう判断を下すのか。4人の笑いがどこまで通用するのかっていうのも見ものです。

福ちゃんのヴァルもそうきたか!って感じで。なにより松崎くんをマックスにキャスティングしてくれたこと、その期待がうれしくて。ニッポン放送の偉い人、錦織さん、ありがとう!!!袖の下はどこに送ればいいでしょうか…(後出し袖の下)


原作を読んでいくと、23階の作家たちはFワード満載の下品な言葉づかいで話していて、煙草吸ってて…イメージは完璧にトキワ荘です。才能ある若者が集まって切磋琢磨している感じ。

マックスが自身のSHOWのために脚本家7人を雇っているのですが…その7人はマックスにとって大切な家族であり仲間。そういうところを踏まえて日本人に例えると、たけしか欽ちゃんか…志村けんか。カリスマ性とかイメージとしては明石家さんまって感じなんですけどね、仲良しの芸人さんとか後輩とかスタッフさんとか抱えて「軍団」形成してるってなるとさんまさんはちょっとずれるかなぁ…。とにかくそのレベルの大御所。今の大御所の若いころって感じかな。

実際、モデルになったシド・シーザーってコメディアンはエミー賞に10回ノミネートされて、2回受賞してるようなかなりの大物。でもその頃30代半ばなんですよね。働き盛りで勢いのある大人気のコメディアン。それほどの人でも番組の縮小を制作陣から迫られてしまう。誰か1人をクビにしろ!って条件を突きつけられ、それをはねのけてでも「僕は誰もクビにしたくない」っていうマックス。そりゃみんな慕うよね! 7人とマックスが一体になっていて、おもしろいネタを考え出す脚本家、それを尊重するマックス、そして表舞台に立つマックスの才能を素直に認める脚本家たち。最高のチームなんですよね~。
あくまでも笑いを追求した人たちのお話しなので、随所に言葉遊びのジョークがちりばめられていて。ブレインストーミング的に脚本家たちは思いついたおもしろい単語を会話の中にポンポンちりばめていくんです。どこまでが冗談でどこからが本気なのか、そこが訳本ではわかりにくいんですよね…戯曲として書かれたものはどうしても声に出した時のリズムとかが重要になってくるはずなので。特にジョークや言葉遊びなんてその最たるもので。どうしてもわからなかったので、英語の原典も買いました(笑)ペーパーバックなら1,500円しませんでした。海外から送ってくるのでこれは時間かかりそうですけど。四半世紀近く生きてきて、英語で本を読みたいって思ったの初めてなので、わたしの英語学習意欲を高めてくれた松崎くんには感謝しかない。


今年の12月は新宿で過ごす!ふぉ~ゆ~の現場で新宿は初めて!ジャニーズ全部含めるとニノの『見知らぬ乗客』が新大久保、吾郎ちゃんの『泣き虫なまいき石川啄木』が紀伊国屋サザンシアターだったかな。(別件だけど吾郎ちゃんの舞台はとっても素敵なのが多いです。舞台に限らず映画もドラマも、頼りない優男のイメージが強いですが、結構えげつない悪役もやってたりするのでかなりオススメ。)
忘年会と称して飲みに繰り出すお店には困らないし、楽しみしかない!最高の12月!2016年は下半期(というかラスト4ヶ月)怒涛だったなぁ…とはいえ振り返るのはまだ早い!最後の最後までふぉ~ゆ~楽しませてくれそうなので、こちらもしっかりついていきます!

縁〜むかしなじみ〜を観にきてください

初日公演を観たあと、とてもクオリティの高い作品に仕上がっていることに感動したと同時に、何回も観る作品ではないかも知れない、と漠然と感じた。悪い意味ではない。1回の観劇でその素晴らしさを感じられ、ここにジャニーズの舞台がリピーターに楽しんでもらうためと称してやりがちな馴れ合いの余計なアドリブのセリフを入れる余地のなさを感じたからだ。もちろん、舞台は毎回違うものになるし、そのライブ感が醍醐味だから何度観ても楽しめるとは思う。でもきっとこの作品は何度演じてもリピーターに媚びて変にセリフを変えたり余計な演出を加えたりするようなことはしない。そんな気がした。1人のリピーターが5回観ることより5人が1回ずつ観ることを想定して作り込まれた作品だった。本来舞台作品とはかくあるべきなのだと思う。リピーターは「あそこはどうだ、ここはどういうことだ!」と勝手に何回も通うのであって、作り手側がリピーターに配慮などしなくていいとわたしは考えている。

しかし、ただでさえ相場が崩壊してる中でリピーターが減るのはなかなか厳しい。そもそも相場ってなんなの。定価があるのに。ジャニーズ界隈には「相場理解してください」という謎の用語がある。定価の数倍、ときに10倍を超える法外な値段を吹っかけてきて「定価で譲れ?その値段で譲れ?相場理解してください」という一部のトンデモナイ人がいるのだ。そしてそういう人を揶揄して「相場理解してください」と使うオタクもいる。わたしはこっち。というかわたしは基本揶揄したがり(笑)ジャニーズ銀座なら1枚20万とかいう(アホみたいに法外な)高値ががつくという噂の同じ劇場、同じ事務所所属の同じJr.という立場のタレントが主演する舞台でありながら今回の「縁〜むかしなじみ〜」では定価の半分でのやり取りや友人にタダで譲った、という話もよく耳にする。気軽に入れていいね!という話ではない。そりゃ高騰するのはよくないしそもそも(急な仕事や体調不良で行けなくなったからという正当な理由でさえ)(信頼できる家族・友人にでさえ)(定価であっても)チケットを譲ること自体ジャニーズは認めておらず、「空席ができる?仕方ないんじゃない?転売はダメって言ったでしょ」っていうのが(エンターテインメントを提供する事務所としてあまりにも意識の低い見解だと思いますが)公式の見解のようなので、以下は完全に匿名の一人のオタクの私見になります。(全力で保身しますとも、実名でやる勇気ないよ、これからチケット一切当てないって言われたくない。)

自担の現場のチケットが定価で引き取ってもらえないということがオタクに与える損失とはなんなのか。まず第一に経済的な損失。当たり前だけどこれは痛い。第二に自担の現場の需要が低いという現実を突きつけられることへの精神的なショック。舞台班オタクというのは普段必死に仕事をして稼いだお金をチケットに替え、自担がステージ上で輝いている姿を観るという思い出を買って血肉にしている生き物である(めっちゃ私見)。少なくともわたしはそう。だから、この2つの損失はかなり痛いのです。


最初に、基本的なジャニーズのチケット申し込みの流れを書き留めておきます。チケットを買うときにはまず申し込みから。以前は当たるか外れるかもわからないうちからお金だけ振り込まされて、外れたら手数料抜いて返金、という手数料稼ぎの方法がまかり通っていたけれど、最近はインターネット上のフォーマットから申込、メールで当落発表、当選者のみ振込という合理的な方法に大筋で移行している。この改革はありがたかった。正直今までがおかしかったんだけど、それでも状況を改善してくれたことには感謝してる。もっと改善の余地はあると思うけどね。オタクの財源は無限じゃない。当たるかどうかもわからないもののために手数料を払って夢を買うような高級宝くじにホイホイ注ぎ込めるリッチオタクばかりではないのです。その点、自担に会えることが確実ならそこには全力で投資する。毎月の資金繰に「ここは削れるでしょ!」って多少の無理を強いてでも、なんなら「神様仏様事務所様、なにとぞ前列のチケットに…」と切なる思いをゆうちょ銀行の青い振込用紙に乗せて快く現金をリリースします。この時チケット代の他に謎の手数料が900円くらいかかる。ちなみにこれはちょっと高めです。雑食系舞台オタクのわたしは他の事務所のFCにも入っているけれど、600~700円くらいでやってくれるところが多いというのが体感。まぁ、自担に会えるなら300円程度の上乗せはいいんだけどね、というのが多くの(飼いならされた)オタクの正直なところではないでしょうか。
で、そんな思いを乗せて支払った大切な労働対価が平日の昼公演の最後列のチケットに化けたりする。もともと自分が行くつもりの日程で申し込んでいるので、ちゃんと休みが取れれば問題はない。でも申し込みはたいてい公演の1~2か月前。早いと3~4か月前に申し込ませたりする。その時点では閑散期の予定だったはずが急に繁忙を極める、休めない絶対無理!ってことは社会人やってればざらにある。社会人じゃなくたって学生さんだって主婦だって急に子供が熱出したとか、教授との約束が入ったとかそういうのあるはず。そういうときはやむなく「○日昼公演のチケット、×日夜公演に交換できませんか?」とお友達に聞いてまわることになる。だって自担に会うためにお金払ったし!どうしてもこの日は行けなくなっちゃったけど他の日なら行ける!逆の人もいるんじゃない?ってことでこういうお取引が生じる。この期間はもうどうやっても都合つかないから譲るよ!ってことも起こりうる。事務所によっては公式にこういうサービスしてるところもあるようだけど、ジャニーズはやっていないから自由市場における自己責任でなんとかするしかない。先日、事務所がいろんなアーティストの名前(他の芸能事務所所属のアーティストも賛同してた)で「アーティストの権利を害するチケットの高値転売に断固反対する」みたいな声明出していたけど(そういえば優馬くんの名前なかったな、Jr.に含まれたのかな…SMAPも名前抜かれてて今後チケット売るようなイベントやらないんだって意志を感じた)(http://www.tenbai-no.jp/)、正直オタクだってチケットの高値転売なんて望んじゃいない(転売屋さんの事情は知らない)。アーティストの権利もだけど、オタクの定価でチケットを手に入れる権利も侵害するのがチケットの高値転売だもの。どこかのオタクが電話して聞いたっていう話によると、事務所的には(チケットさえ売れればノルマ達成!だからなのか)そのあと空席になろうと知ったこっちゃないからありとあらゆる転売を認めない!って感じみたいだけどオタクとしては稽古を頑張ってきた自担の晴れの舞台に空席を作って悲しい思いをさせるのは嫌だというマインドが働く。でも事務所の転売断固拒否の方針に背いて今後チケット当たらないようにするよ!って言われちゃうのも困る。だからできる限り定価(+支払った分の手数料、あと送料とかつまりこちらが負担したコスト)で譲るか、別の日のチケットに交換をお願いしようとしている。(それが認められているわけじゃない。でも黙認はされるんじゃないかな…とオタクが勝手に期待しているだけ。)こちらが最後列なのに相手が前列のチケットとか持っていたりしたら、払ってる金額は同じだから市場的(あと事務所的)には等価交換かもしれないけど当人の感覚的にあまりにも対等じゃない。そこでだいたいの席を表示して可能な限りの等価交換を…と望むのはオタクの良心。(中には倍率が高くて取りにくいチケットだったから、すごくいい席だから、っていうプレミア感を理由に高値での取引を望むオタクもいるけれど…それはそのオタクとそれに手を出すオタクの自己責任。個人的にはたまたま運がよかったからって好きなアーティストのチケット使って金儲けするようなやつにはおろしたての真っ白な高いブラウスにカレーうどんの汁がどこからともなく飛んでくる呪いをかけてやりたいと思ってます。)
で、つい高値転売のほうを問題にしてしまいがちだけど今回はその話じゃないのです。安値転売のほう。高値転売はアーティストの権利を侵害する(うえに買ったオタクのお財布の中身を侵害する…これは手を出すオタクも悪い)けれど、安値転売はただオタクのお財布が痛むだけ。劇場ごとにチケットの定価ってだいたい決まってたりしますよね。帝国劇場とか博多座とか割と高めで13,000円とかする。歴史ある劇場ですから。これが劇場の格っていうやつです。(と言い聞かせて毎回高いと思いつつチケット買ってる。)じゃあ今回われらがふぉ~ゆ~が「縁~むかしなじみ~」をやってるシアタークリエってチケットの定価っていくらくらいなの?と思って調べました。他のお芝居、10,000円余裕で超えてました。11,000円っていう演目もありました。定価8,500円の「縁~むかしなじみ~」、正直破格といってもいいくらい安かった。(これには地方公演の会場の相場が関係してるのかな~と思ったりしつつ。名古屋市公会堂、他の演目めっちゃ安かったもん。公会堂だから市民イベントも多いし、2,000円とかのイベントがちらほら。8,500円圧倒的高値でした。)わたしが考えてる以上に事務所は考えてたってことを思いしらされました。考えた上で相場以下の値段つけられてた。しれっと傷つきました(笑)しかも、それでさえ定価割れしている現状。あんまり文章シリアスにしたくないから「(笑)」ってつけてるけど泣きたくなるくらい傷ついてます。
何に傷ついてるかって、損することじゃないんだ!わたしが頑張って働いて得たお金を注ぎこんで応援している大好きな人が必死に稽古して自信を持ってお届けしている舞台作品の需要!低すぎだろ!!ってことに憤り傷ついているわけで。じゃあ供給過多かって言われると、それは認めたくない。だって約600人収容のクリエで15日間21公演。のべ12,600人。一応わたしにもプライドあります。この収容人数は妥当だと思いたい、妥当な供給量だと。でも実際はどうしても入れないからチケット譲りたい、でも譲り先がないから家族にタダでチケット渡した、とかそういう話が出てきている。ふぉ~ゆ~ファンは積極的に自分で取った公演のチケットは消費してますけど、それでもこの状況ってやっぱり供給過多なのかなって自信をなくしかけます。わたしたちファンが自信をなくすのは勝手なのでまぁいいです(よくないけど)。でも、これを制作側の人が感じてしまったら…「あ、ふぉ~ゆ~の舞台作ってもあんまり人入らないな、チケット売れないかもしれない。リスク高いな」そう思われたら最後、3作目にしてこれがふぉ~ゆ~の遺作になりかねない。SMAPの解散問題が世の中で取りざたされていて、我が家にもSMAPのファンがおりますが、「これで最後かもしれない、もう二度と買えないかもしれないから」と今市場に出回っているCDやDVDを買い占めています。あちらはトリプルミリオンとか果てしなく規模の大きいお話ですが、ジャニーズJr.のファンだって毎回毎回その心意気で応援している。この現場が最後かもしれない、次は当たり前じゃない!!だから空席を作りたくないんです。このチケットが無駄になるかもしれない、それも残念だし(チケットに形を変えた)自分の稼いだお金が誰の思い出にも変換されずに紙くずになっていくのは悔しい。でもそれよりなにより、今後の自担の可能性を潰すようなことは耐えられない。空席をつくるっていうのはそういうことなんじゃないか、と。だからふぉ~ゆ~ファンは定価割れでもタダでもいいから入ってほしいと言ってるんです。
いつもふぉ~ゆ~の舞台にはふぉ~ゆ~以外のジャニーズのファンがたくさん入ってくれてるの、知ってます。PLAYZONEやSHOCKで一緒になったのがきっかけで「ふぉ~ゆ~が舞台やるなら観に行くよ!」って言って来てくれる人がいる。その皆さんが、それぞれ「来月ABC座があって…」「いま帝劇でDREAM BOYSやってて…」「日生で少年たちが…」とふぉ~ゆ~の現場に行ってる場合じゃないのです。気持ちわかるよ、正直自担以外にお金使いたくないもん!特に自担の現場直前とか絶対節約したい。わたしもそうだもん。少年たちもドリボも興味はあるけど入らないもん。だから勝手を言ってるのはわかってるんだけど、でももし時間とお金に余裕があれば、もちろんそのお金と時間自担に使いたいのわかってるんだけど、もし気が向いたら、もしお友達がチケットのお譲り先に困っていたら、入ってみていただけないかなぁ…(ついでに松崎くんのかっこよさに心奪われてくれないかなぁ…)。観れば絶対後悔しないってわかっているから。うっかりふぉ~ゆ~ファンに引きずり込んで裾野を広げようって魂胆、あるよ。観劇後、8,500円安いじゃん!って思ってもらえる自信、あるよ。そもそもわたしはチケットの対価を払っていれば「わたしは出演者のファンじゃないのに申し訳ない…」と思う必要はない!って主義。舞台をよく観に行く人でそういうこと言う人はあまり見たことないけどチケット取りづらくなってくると一部の過激派が「こんなに○○くんのことを好きなわたしがチケット取れないのに他に××くんも△△くんも応援してるあの人がチケット取れるなんて納得いかない!!許せない!」みたいなことを言い出します。でも観たいと思った公演を正当なプロセスを踏んで対価を払ってチケット取って何が悪いんだ!ガンガン入ってくれ!ふぉ~ゆ~いいぞ!みんな好きになるぞ!嫌いになる要素ないもんね!知らないだけだ!って考えてる。もちろん、ジャニーズ知らないひとも大丈夫。この舞台ジャニーズっぽくないから。
今回の舞台は、脚本・演出の大森ヒロシ氏がふぉ~ゆ~とカンパニーに会って書いた完全な宛て書きです。ふぉ~ゆ~を知っている人が見ればキャラがそのものずばりだったりして面白いけど、知らなきゃ楽しめないってことは全然ない。わたしだって田中れいなちゃんがどんなキャラなのか知らないけど、それでも彩って役は田中れいなちゃんに合ってるって思うしそういうこと。知らなくても絶対楽しめるから!!気軽に入ってほしい。できれば定価を払って入ってもらいたい。それはオタクが損したくないってだけじゃなくその作品に対する正当な対価ってものがあると思うから。ときどき「この作品でこの値段…定価の価格設定高いんじゃないの?」って思うことありますけど、少なくともこの「縁~むかしなじみ~」って作品については8,500円の定価設定、絶対間違ってないから!!入ってくれ!頼むから、ふぉ~ゆ~を知ってくれ!少しずつ大きくなってきた彼らだけど、これからもっともっとみんなで愛して大きくしていこうぜ!!

何が言いたかったかっていうと、ふぉ~ゆ~最高、「縁~むかしなじみ~」最高、一人でも多くの人に観てほしい、観においで!!ってことです。ジャニーズっぽくないジャニーズの4人が役者さんたちと一緒にしっかりお芝居して、カンパニーみんながすごくかっこいい踊りで魅せてくれる。ふぉ~ゆ~今まで主演舞台3作品やってるけど、1番いいと思う。順々によくなってきているからいつも「今回が最高」って言ってて信憑性薄いかもしれないけど、この作品が1番今のふぉ~ゆ~に合ってると思う。ふらっと観に来てもらって、こんなジャニーズいるんだ!って思ってほしい。ふぉ~ゆ~を知らない人にこそ観てほしい。東京シアタークリエで25日までやってるよ!みんなクリエに来てクリエ!!(写真はTravisJapanの梶山朝日くん。)f:id:ei1020:20160914181253j:image

縁〜むかしなじみ〜初見雑感

【2016.9.11 Sun. @シアタークリエ】
縁~むかしなじみ~ 初日

前日から急にそわそわしだして、緊張で顔がこわばり呼吸の仕方を忘れかける。もしかしてヲタクって生命にかかわる重大な病なのではないかしら(笑)


多くのふぉゆ担であふれるクリエ前。久しぶりのクリエ…!しかも最後に入ったの1月末の花男だから自担の現場じゃない…(笑)見知った顔がいっぱいでとても楽しい雰囲気。担当に即した…というか舞台班だからなのか年齢層高めでジャニオタ大集合にも関わらず落ち着いた雰囲気の劇場前。でもみんなそわそわしてる。ありがたいことに自担の主演舞台は初めてじゃない、だからこそ言い訳はゆるされない、今回はどんな作品になるのか、ふぉ~ゆ~を好きな人はもちろん、ここで初めて観る人を惹きつけて今後に繋げられるのか…。一介のヲタクが考えてどうにかなるものではない。それでも自担の活躍をひたすらに願い、どうしようもなく思いを馳せてしまうのはヲタクの宿命だろう。初日のクリエ前に集うふぉゆ担の面々も例に漏れずそんな思いを抱えたものだった(と、わたしは感じた)。
「祝 初日」の看板を写真に撮ってから劇場入り。f:id:ei1020:20160913001334j:imageもぎりのお姉さんが祭りの法被着ていて、客席内には小太鼓と笛の祭囃子が流れていて浮かれた感じ。ねぇ、知ってます?福松担が3月31日のSHOCK千穐楽から163日ほったらかしにされてたの。それなのに君は「祭り」とか言って浮かれてるの?ねえ、それってどうなのよ……わっしょーーーい!!!(わたしが1番浮かれてる)

開演と同時に暗転。祭囃子の音が大きくなり、ざわざわした声と足音が聞こえる。背後で空気が動いた気がしたけど、関係者が入ってきたのかと思ってステージだけを注視していたら、突然耳元で松崎くんの声が聞こえた気がして、幻聴!?と思ったら明転。伝家の宝刀、通路登場(笑)下手から越・福、上手から辰・松。初日に上手にいられてよかったー!と心から思う単純なヲタク。

なんか変なもの齧ってる健太(松崎)。棒に刺したきゅうり持ってる大樹(福田)。良毅(辰巳)の醸し出す雰囲気の幼さと大樹が半ズボン履いてることに少し幼さを感じる。和也(越岡)はごめん、見れてない…。花火見ながら、「祭りは盛り上がるな~、最高だよな!」って話す4人。「ビールのみてぇな!」っていう健太にわたしは「あ、やっぱり大人なんだ」って思い直したのに「ダメだろ、俺ら中学生なんだから」って大樹の衝撃発言。え、え…中学生。良毅と和也はかろうじて…大樹はフィルター5枚くらい通せばなんとか中学生かもしれないけど健太は無理!(自担だけど)どう見ても30代!(自担だけど)劇中でも「お前どう見ても中学生じゃねえ!」「この前平日に○○行ったら今日はお仕事お休みですかって聞かれた!」ってネタになってたけど。「きっとずっと変わらないよ、30くらいになって年齢が追いついてくる」「いいなー、変わらないのいいなー」と冒頭から思いっきり外見をイジられる自担(笑)まぁでも中学生設定なので、良毅はすごくかわいかった。あんなかわいい男の子田舎にいたら連れ去られちゃうくらいかわいい。大樹はやんちゃな男の子だし、和也はマドンナのことしか考えてない。でもそれぞれが「甲子園に行くんだ」「公務員になってお母さんを楽にさせてあげる」「親父みたいな漁師になる」ってわかりやすく夢を語り、「いつか4人で誰もみたことないような“だんない節”をやろう」で縁の世界に引き込む。導入部としてはとてもよかったと思う。ここではやっぱり辰巳のお芝居が際立ってた。ただ中学生の青春と日常を謳歌している3人と、苦労を知って秘密を抱える良毅じゃお芝居も違って当然だけど、ここは辰巳がすごいなって感じるシーンだった。約1名、外見がどうしても中学生に見えなくて話してる内容頭に入ってこないおじさんいたけど…。このシーンで2本もイカ焼き食べてて過保護な松崎担は小食な松崎くんの胃袋が心配。


そこから2年後…くらいかな。野球推薦で高校に入ったのに肩を壊して雑用させられて、高校辞めてぐれる大樹と、それを止める和也と健太。高校生の和也と漁師になった健太は大樹のことを真剣に心配していて、肩壊したとか高校辞めるとか言うなら相談しろよ!っていうんだけど、まじめに漁師になろうと努力してる健太と公務員になる夢に近づいてる和也には相談できなかった大樹。思春期のイラつきから「漁師にでもなるかなぁ、店でも継げばいいかなぁ」なんて当てこすり言って、お母さんを亡くしてお父さんが落ち込んで荒れて、それでも本気で漁師やってる健太がガチキレして殴り合う。でも「一生懸命やったんだからそれで肩壊したんだから仕方ないんだよ」「つらかったら休んでいいんだよ」「立ち止まってみればいい」ってSHOCKの最後にオーナーがコウイチに語りかけるようなことを和也に言われて仲直りする3人。そして「良毅は今頃なにしてるんだろうな…どこにいるのかな。あの事故、ほんとに良毅の親父さんがやったのかな…」「そんなわけない、劣化した電線から漏電したんだって親父が言ってた」「“だんない節“はもうやらないのかな…」であの日突然いなくなった良毅にも思いを馳せる。ただただ楽しくて、祭りは賑わってて順調だった日常が、あの日の事故と良毅の失踪を境に、健太の言葉を借りると「潮目が変わ」って負のスパイラルに入っていく最中。各々の事情が悪い方向に変わっていく中で、変わらない3人の友情とそこに当たり前のように存在する良毅の不在。バランスの悪い思春期の精神状態の表現が露骨で、とてもよかった。どうでもいいけど高校生のくせに慣れた手つきで煙草に火をつけるぐれた大樹が死ぬほどかっこいいからこの瞬間のクリエにわたしの墓を掘ってほしい。


そこからさらに12年後(くらい)。大樹が両親のお店を継いでいて、そこの店に魚を卸してる健太。大樹の店だけど料理はおばあちゃんがやっていて、そこに毎日入り浸る健太のお父さん。市役所の生活環境課(だったっけ…ごみ処理の担当)で、週末はパチプロの和也。公務員って賭け事いいんだっけ?法的には問題ないんだろうけど…今のご時世叩かれて炎上案件なのでは。

土地を売るの売らないの、近くの高台に高級ケア老人ホームができて、安値で土地売ってそのホームに入る老人もいたり、海を埋め立てて水族館つくって観光で町おこしする。って過疎化の進んだ田舎の開発のプロトタイプみたいな話が盛り上がり、生まれ育った故郷を守りたい若者と、東京から来た人情のわからない不動産会社…の下請けの地元のや○ざさんの対立。

主にや○ざさんと健太・大樹の対立で、立場的に行政の人間だからあからさまには対抗できないものの自分の家の薬屋の土地は売らずに頑張ってる和也。和也がパチンコ屋でやたら声のいい先輩(名前忘れた)から鞄預かって、そこに200万入ってて、それが町の老人から買い叩いて元請けに過剰に請求した差額で、町長に渡る裏金だった、っていう救いようのない話。その元請けに良毅と、中学時代に和也が憧れてたマドンナがいる。ちなみにマドンナは地元のや○ざの組長の娘。なんてこった!混乱するわ(笑)ここのあらすじはどうにもうまく書き残せないからあきらめる。

脇道に逸れてでも書き留めておきたい萌えポイントは、薄汚いTシャツとズボン履いてるだけなのにイケメンすぎる大樹。居酒屋にあんなイケメン店長がいたらどんな田舎でも東京から若い女子殺到だし食べログの点は3.8くらいいく。なんてったって情報社会だし。そしてシリアスなシーンでマドンナにメロメロして雰囲気ぶち壊すかわいい和也。「え~~変わんない!めっちゃキューティクル!」てメロりんしてたり、「高校では新体操部!」とかストーカーじみたこと言ってて最高だった。

で、本筋では「この町にいたくせにお前らはこの町が廃れていくのを黙ってみてただけでなにもしてこなかった。」「大樹が動かないと何もできないのか!」「親が、家がって言い訳にするな!」って良毅がすごい責め立てるんだけど、わりと理不尽(笑)SHOCKで言うなればコウイチのポジションが良毅なのかな。目的のために突き進むことが大事だと信じて疑わない感じ。真っ直ぐすぎて現実味のない感じ。ジャニーズの舞台の主人公になりがちなタイプ。でも現実問題、親が死ねば環境変わるし日々の生活のために必死だから町おこしまで手がまわらないよね。目が見えなくなりそうなおばあちゃん支えて必死で店守ってるし、漁に出ながら勉強してるし、病気のお母さんのために公務員しながらパチンコで稼いでるし(?)。

「興味ないのかよ!HPに開発の企画書公告出してるよ!」って良毅は言うし、実際東京の企業間ではHPでの公告はみんなが目にするものだしそれでいいんだけど、ご老人中心の田舎の社会ではそれは公告にはならないんだよなぁっていうのは東京にいると忘れがち。松崎担だし基本的に健太の立場に寄り添って話を追っているんだけど、ついつい不動産会社の気持ちに立って観てしまう部分もあってややこしい。

良毅にとって、それだけこの3人に懸ける期待が大きかったんだろうなっていうのは伝わってきたけど、毎日の生活のやりくりに必死な中3人にそこまで期待する、期待するだけじゃなくてできてないことを罵倒するのは酷じゃないかと思う…のはわたしが甘やかしてるだけなのかな。3人をどうにか奮い立たせたくて煽りまくる良毅と3人の間で論調が高まっていくなかで、お母さんの手術にお金がかかるから、もう薬屋は売ることに決めたって白状する和也。「頑張ったんだ、みんな事情があるんだ、仕方ないんだ…」って慰めあう3人。町おこしをしたい気持ちはある、でもタイミングとかあってその時その時で最善を選択してきたはずなのにその目標から遠ざかってしまう。そういう切ない現実を良毅の目の前に突き付けていく、それでも3人を責め続ける良毅。特に大樹に思い立って旗を振ってほしいんだろうなっていう煽り方をする。

で、そうやって3人(とわたし)の良毅への反発が高まってきたところで健太の親父が「良毅の言ってることは正しい!俺たちを言い訳にするな!自分で旗振って道を切り開けよ!」みたいなこと言い出して健太がキレる。ついでにわたしも(心の中で)キレる。「お母さん死んでから毎日飲んだくれてるくせに!親父なんか死んじゃえ!」と言ってはいけないこと言って、大樹のばあちゃんに殴られる。そして親父が飲んでた酒が実は水で、健太が勉強するようになってから酒なんか一滴も飲まずに健太が漁に行ってる早朝にパチンコ屋の掃除の仕事始めてて。健太は健太でお父さんの体が心配だから最後まで自分で面倒見るために介護士の資格取るって勉強してて。もうなにこの親子。信じられない。お互いに思いあってるのに不器用で意地はってて泣ける。ずるい。設定だけなのに泣ける。この設定ネタバラシが一番の泣き所とかずるい。ハンカチ握りしめて号泣した…。わたしが松崎担だからなのか、みんなここで泣いたのかは不明。各所から洟すする音してたと思うんだけど。ここで、実は良毅は自分の職を賭してまで上に掛け合って町を守ろうとしていて、それを隠して悪役に徹して3人を奮起させたかったっていう設定があり。お前も不器用かよ!!っていうネタバラシ。もしかしたらここで泣くべきだったのかもしれないけど健太のとこで泣きすぎて冷静になってたわたし。大樹のばあちゃんも「わたしはホームに入ります!」って宣言しちゃう。結局大樹が旗振ってみんなで“だんない節“復活させよう!ってなる…。ここ怒涛すぎて言葉で表せない。表現力の限界。


とにもかくにもクライマックスの“だんない節”めっちゃかっこいい。綺麗なお肌を日サロで焼いた成果出てた!黒い肌に白いサラシがとても良い。大好物。この後もし開発事業が中止になっても結局和也は手術代のために土地売っちゃうのかもしれないし、大樹に至っては夢が何なのかわからないし、健太だけはかわいい彼女もできそうで海の埋め立てなくなったら漁師も今のまま続けられるし先は明るいけど…そんなそれぞれの思いを乗せた“だんない節”はとても素敵だった。

こういうお芝居のなかの気持ちを乗せたダンスはみんな回を重ねるごとに本当にうまくなる。松崎くんの話になってしまうけれど、わたしが初めて観た2014年のSHOCKではダンスとして綺麗に踊っていたのが、「壊れた恋の羅針盤」での主演を経た2015年SHOCK地方公演では役が変わっていっぱいいっぱいになりながらも気持ちを込めて踊っているのが感じられたし、REPAIRの冒頭のダンスシーンでは(物語を進めるうえでのあのシーンの存在意義はわからないながらも)対立する関係性をダンスだけで表すことに成功していたと思うし、それを経た2016年春のSHOCKではより心で踊るダンスを魅せてくれていた。もともとふぉ~ゆ~の4人では福ちゃんのダンスが1番気持ちをぶつけるタイプのダンスだったとわたしは思っていて、そこに3人が近づいているのを感じた。それが成功したのが今回の“だんない節”だったんだと結論づけたいし、これを他の種類のダンスでも見せてほしいと強く強く感じた。これはこれでかっこいいけど、サラシに法被で祭りの踊りっていうのはやっぱりジャニーズの本筋からは外れていると思うし、シュッとしてかっこいい本筋のダンスも当たり前にかっこよく踊れる4人だという絶対的な信頼があるから、今のハートで踊る4人がステージでダンスしている姿が観たい。

欲を言えば歌って踊ってほしい、でもあの4人に好き放題ライブやらせるとコントとか大喜利に走るからある程度制限はほしい。王道ミュージカルを4人でやるっていうのが理想だけど、クオリティの高いダンスって意味ではPLAYZONEが至高だと思ってるから、PLAYZONE復活を求める!とやはりここに帰結するPLAYZONE懐古お化けが出てきたところで、初日のレポ(という名の雑感)は終わりにしようと思う。

この夏だけは君とともに〜風 are you?〜

2016年8月13日13時。

TDCホールに菊池風磨くんのソロコンを観に行ってきました☆

 

思えば去年の8月上旬(日付忘れたけど)。

風磨くんの初めてのソロコンの最初の公演に入ったときからこの沼は始まっていたのかもしれません。

そもそも去年の8月上旬はせっせと博品館に通っていてそれなりに忙しかったはずなのに、それでよくもまぁ風磨ソロに入る時間とお金を作ったなぁ…と。

だって去年のわたしは風磨くんのことが特別好きというわけじゃなかったから。

キラキラした王道アイドルSexyZoneのなかに、なぜか厨二病拗らせてスカしたやつがいる。

いまどき外ハネのワンレン?なぜそんな髪型してるの…?

少年倶楽部を見ていると河合くんと桐山照史くんと仲良くしてて、先輩に可愛がられるのが上手くて、慕ってる後輩も多いし絶対いいヤツなんだろうとは思いつつ、風磨くんのアイドルとしての在り方には少し疑問を持っていました。

特に、SexyZone5人の扱いが平等ではなくて、5人5様に苦しんでいたのが外野にもわかるような時期だったから、大人への反抗にしてももう少しやり方あるんじゃない?なんて批判的な目を向けてしまうところも正直ありました。

これが、風磨くんのことをほとんど知らなかった当時のわたしの率直なイメージでした。

 

でも風磨くんのソロコンに入って、風磨くんの仲間を思う熱さを感じて。

風 is a doll?メンにはお気に入りJr.がいたわけでもない、風磨くんのことも取り立ててお気に入りだったわけでもない。それでも去年1年間で入った現場の中で5本の指に入るくらいの楽しい現場になってました。自担がいるとどうしても贔屓したくなっちゃうけど、努めて客観視するならばPLAYZONE、SHOCK、カウコンに並ぶくらいのエンターテインメント性を誇る現場でした。

菊池風磨の持つアイドル性にわずか一回の公演で引きずり込まれた。

 

一度好きになるとずっと好き、あばたもエクボ、何もかもが好き!という盲目タイプなヲタクなので、もうそこからは風磨くんを絶賛溺愛する日々でした。

春のWelcome to SexyZoneコンではうっかりファンサをいただいてしまい、最近ずっと双眼鏡越しに一方的に見つめていたジャニーズとのうちわを介した双方向コミュニケーションに震えました。はっきり言って堕ちかけました(笑)

7月に連続ドラマ時をかける少女が始まると、リア充してるキラキラ高校生の翔平にどっぷりハマり。

(松崎くんが絶賛干され期間だったということもあり)口を開けば「風磨くん爆モテすぎる!!」と興奮し、そのままの勢いで突入した風磨コンでした。

 

去年が最高だっただけに、今年は入る前から期待と不安が入り乱れていて。

去年をきっと超えてくる!という期待感とこの時期ドラマやっていて、どれだけ作り込めたんだろう…期待しすぎてガッカリしたくない……去年のいい思い出を変に書き換えたくない…という不安。

いろいろ思いながらTDCに入ったんです、本当に。

 

 

 

暗転してコンサートが始まった瞬間、見事に全部消えました。

作り込まれた映像。翔くんがHip Pop Boogieのときに作ってたような雰囲気の映像。着替えたりとかしながらとりあえずなぜか英語でしゃべるやつ(笑)

正直記憶喪失っていう設定はチープすぎてほんと厨二病!って思ったけど(笑)、自分が何者なのか、鏡に映る自分に問いかける。自問自答、というテーマをあからさまに突きつけてくる。こういうわかりやすいやり方、コンサートだとすごくいいと思った。非常に効果的。

舞台だと観客も落ち着いて考えながら観られるからもう少し複雑に組んでもいいけど、コンサートの興奮の渦の中で飛んで叫んで錯乱状態の観客にテーマをぶつけるならこれくらいあからさまにやらなきゃ伝わらない。

 

自分の声にどの曲が合っているのか、どの演出を昔からのファンが好んで、誰の曲で新しくファンになった人が興奮するのか。自分が歌いたい歌、ファンが観たい演出、Jr.の見せ場、テーマの投げかけ。

観客も含めて全員で騒ぐところ、自分の歌を聴かせるところ、ステージ上の内輪でわちゃわちゃするところ。

菊池風磨の自意識、仲間との絆、ファンへの気持ち、先輩へのリスペクト。

バランス感覚が最高にいいコンサートが出来上がっていて、プロデュース能力の高さに脱帽。

連続ドラマをやっていて時間がない中でこれを作り上げたのかと思うと彼の可能性は無限大だな、と怖くなるくらいです。

 

双方向のコミュニケーションを望んでいるんだな、というのは要所要所で客席にマイクを向けることからもうかがえた。

盛り上がって「ここだ!歌えー!!」というお決まりのタイミングに限らず、唐突に彼が欲しくなったタイミングで「声出して!」とマイクを向けてくる。予定調和ではないコミュニケーションを取りたがっているような、これぞまさに対話なのかと感じさせるような、一方的に受け取るだけではないコンサートが出来上がっていた。

 Webで始まった風磨くんの連載、すっかり見落としていたので終わってから答え合わせとして読んだんだけど、「声だそうぜ」「暴れようぜ」「去年超えようぜ」って力強く引っ張ってくれるようなこと言ってた。実際ファンもそれに応えるべく声出しててタオル回してて(読まないで行ったからわたしはタオル持ってなかった…後悔!)すごくいい関係だなぁって思いました。

風磨くんが上手いのは「マナー?ルール?そんなの気にするな!」って言いつつ「俺のファンは最低限のことは守れるでしょ?」って牽制してからの「声出そうぜ!暴れようぜ!」なんだよね。それは本当にやり方が上手。

好きな人から「最低限のことは守れるよね?」って言われたら下手なことできない真理をすごく上手くついてるなぁ、と。手綱を握ってるのはあくまでも風磨くん。でも抑圧だけじゃなくファンがやりたいことを存分にやってくれるから不満も生まない。

スクールカーストのキャップストーンに君臨する菊池風磨と1軍スタメンの風 are you?メン。上位層のパーリーピーポーたちによる派手なお遊びに混ぜてもらってるような感覚。

 

赤西仁の掟破りな(実際彼はもうジャニーズじゃなくなってしまったけど)攻めたカリスマ性、櫻井翔のルールの範囲内で遊びを入れてくる頭の良さ。

憧れの先輩の要素を積極的に取り入れてそれらを全て含めて「これが菊池風磨なんだ!!」と曝け出す演出に震えた。

 

「SexyZoneになりたい」という答えを出しながらグループの曲はやらない。「なりたい」という答え。そのAnswerになってしまうから歌わないのか。グループの曲はグループのもの、1人ではグループの曲は歌わない。それが風磨くんの意地なのか…。勘ぐりたいのがヲタクの性質。どうしても色々思いを巡らせてしまうけど。

 

シンプルに最高だった、と。風磨くんのソロコンは最高によかった!と。大声で叫びたい。今年も見れなかった櫻井先輩には今年も嵐パワー使ってくださいとお願いしたい。

 

ドラマの映像、他の事務所の俳優さんの写真を使わせてもらえること。身内とはいえまだNEWSのコンサートでも歌っていない曲を先にファンの前で歌わせてもらえること。

随所に愛されてる、慕われている、風磨くんの求心力が見えたのも幸せの一因です。

 

最高に青春を感じるコンサートでした。

2016年夏の青春は風磨くんのところにありました。

 

細かいところはもしあとでやる気があったらまとめます。まずは雑感だけ。この興奮を残しておくために。

Endless SHOCK☆1398th

おはにちばんなさい。
もうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが、しばらくお仕事もなさそうなのでゆっくりと備忘録を書き溜めます。
3月13日(日)夜公演の覚え書きです。

・OP
まずいきなり、前髪重めザキでめっかわ案件勃発。ずるい…。

そして赤マリ姐さんめっちゃ出てる(笑)

・NEW HORISON
赤マリさん、赤布で隠してヤラが出てくるマジック(語彙力…伝われ!)のところの赤い布を巻いてる透明の棒を落としちゃって隠れず(笑)
突然の代打にもかかわらず踊れてることの方がすごいんだから多少のミスはありますよね…。しっかり立て直してSMGO。

千穐楽の楽屋
「さっきのコウイチの登場と赤布の登場のところ!びっくりしたよなぁ〜」すぐアドリブ入れてくるヤラ、絶好調(笑)
この平和なシーンがわたしは大好きで。
コウイチとリカが仲良く見つめあってるのを見たマツザキが「ヤラ!ヤラあれ見ろよ!いいのか!?」ってせっせと報告に行くんです。スタッフやらモロやらと楽しくおしゃべりしてるヤラには「なんだよマツザキうるせーよ!」と袖にされるんですけど(笑)
フクダがコウイチにとって最善の道をいつも優先する分、マツザキがカンパニー全体を見て場合によってはヤラにも寄り添う姿勢を強く出している。マツザキはヤラのリカへの恋心をすごく応援しているし、ヤラとの距離がすごく近いんですよね。

・屋上

リカがコウイチにネックレスを渡した直後に福松が「コウイチ〜」と出てくる。「うわぁ〜♡リカが!」ってきゃぴきゃぴして「おい!ヤラのこと考えろよ!」と言わんばかりにフクダに頭叩かれるマツザキ(笑)マツザキはヤラのこと応援してるんじゃなくてただ仲間の色恋沙汰が好きなミーハーなんじゃないか疑惑が俄然濃厚になる(笑)
そしてヤラの近くに寄って行って「いつもコウイチにライバル心剥き出しでな〜」って指ぴろぴろ。なにあれ意味わかんないけどかわいい…。
マツザキに唆されたのに肩を抱けなかったヤラに八つ当たりで蹴りを食らうマツザキ。蹴られてもへらへらしてるマツザキ。
かわいいかわいいかわいいかわいい…かわいいが渋滞
そして福ちゃんの見せ場(笑)

・屋上下
ヤラリカの微笑ましいやりとり♡


・公園
「Energy take flight」のところ。以前までエナジーキック受けてたところでぶりっ子ポーズでジャンプ。あそこ無条件にかわいいです、マジで…。
WSS曲中に突然コウイチに「あれやって?」と煽られ「ゔぇぇぇぇぇい!!!」と地声で奇声をあげ、コウイチとフクダに頭叩かれる愛されマツザキ

・ジャングル
前回が見切れてマツザキ見られなかったので、ほぼ初見。すごくかっこいいんですよね、ここの福松のダンス…。そしてジャングルは福ちゃんより松崎くんに合うダンスだと思う(担当の贔屓目)。めっちゃインナー破れてるんですけどそれもかっこいい(もはや何でもかっこいいの境地)

・ソリタリ
わたし一昨年はソリタリのフクダが大好きですごく熱心にフクダを見ていたはずなのに、マツザキの横にいると全然視界に入ってこないという担当マジック…。
捌け際に女ダンさんに向けて手を差し出し、指2本で呼んで、手を繋いで捌ける…。フクダみたいな「妊娠する!!ひぃぇぇぇ…」というパンチはないのですが視線が鋭くて険しい顔しているのがたまらない曲。姿勢がいいから本当に綺麗。

・ONのステージ全体
一昨年に見たときからは大分ギラギラ感が落ち着いたヤラですが、ここはしっかりギラギラ。ギラギラに緩急がついたのかな…歌も安定して、今回のヤラすごく良い。

・楽屋
ヤラがスタッフと揉めて、その間に入って「落ち着けよ!」って言うマツザキ。ヤラがコウイチと口論を始めたらスタッフ2人に「もう行っていいよ」と捌けさせる。で、進行表を持ったちょっとDとかPっぽい人を呼び止めて「ここちょっと見せて?」と進行表を見ながら少し話したり。そういう細かいお芝居を入れてるんです。ストーリーの主軸を邪魔しないように自然に動いてるここのお芝居がわたしはすごく好きなんです。
そして、みんな捌けたあとのヤラとコウイチのミュージカル。ここ、内くんで見たときよりすごく自然でした。ヤラの方が「正しい努力をしてきたのにどうしても華があるコウイチには勝てなかったライバル」っていうキャラクターな気がしているので、この歌が合うんですね…。ウチは「コウイチは才能もあって努力もしてて華もあって…俺は何をしてるんだ!」って自己嫌悪と劣等感のキャラクターなので、「俺いつもレッスンがつらくて屋上で泣いてたんだよね」の台詞がしっくりくる系のライバル。なんとなくだけどヤラはレッスンがつらくて逃げ出して屋上で泣くようなタイプには思えない。
あと屋良くんは歌に激しい気持ちを乗せるのがすごく上手いです…。

・ジャパネスク

最後、刀を持って崩れ落ちるシーンが復活してました。崩れ落ちないときもあるんですけどね…松崎くんは本来形とか動きがすごくきっちりしているので、しっかり気持ちを作ってその気持ちに従って表現の仕方を微調整していくお芝居が自然に出来ているのを見ると嬉しくなります。

マツザキゾンビが後転するところで背中どころか首の付け根くらいまで全部見えて美しいお背中が眩しかったです…。
相変わらずゾンビダンスがすごく合う。這うようにして刀取りに行ってゾンビからマツザキになってコウイチに刀を差し出し、またゾンビに戻る…なんかその切り替えが見えるような気がしています

・New York Dream

ステッキのやり取りがどんどん長くなる(笑)3〜4回は平気でやりますもんね。でもここは自分の確認不足でコウイチに重傷を負わせてしまったことを1年間ずっと後悔し続けたマツザキがその後悔から開放されてにこにこHAPPYなシーンなのでお許しいただきたい(甘やかす)

・Higher
曲の後半、マツザキとモロがヤラに駆け寄って「こいよ!」って肩叩いたりする瞬間があるんですけど。あそこ、モロはマツザキと同時でいいのかな?と気になっていて。マツザキが動いたことで同調して声をかけるのではなく、むしろ1人でも積極的にヤラを誘うように声をかける動きをしてあげてほしいな〜と思いました。ライバル側の子が若くなってから、ヤラの孤独感が強すぎて少し寂しいんですよね…もちろんお互いの関係性の問題なんでどっちの責任とかではないんですけど。ただ少し寂しいんです。

・最後のShow
本当にここは怒涛!!っていう言葉がぴったりのショーで。どうしてもマツザキばっかり見てしまうのはもはや悲しい性ですが…全体を見たときにヤラのダンスのキレがやっぱり飛び抜けていて。2〜3年前のしぇんぱいはどこでもかしこでもギラギラして怖いくらいだったんですが、この2年間で外部の舞台やミュージカルを多く経験したからなのか、ギラギラの調整が効くようになっていて。ダンスのキレはそのままに感情を自然に乗せていて見れば見るほどヤラに引き込まれます。
ヤラはどうしてもコウイチに反発してしまっていたけど、最後のショーでは純粋にコウイチとのステージを最高のショーにしたいっていう気持ちが前面に押し出されていて。夢幻の太鼓が終わって2人で100%の笑顔でがっしり握手するところにはカンパニーを率いてきた2人にしかわからない友情と信頼関係が感じられて毎度感動します。
特にこの日の夢幻は和太鼓の日野さんいわく2016年最初の100点の日だったらしく。完璧な演奏に立ち会えたことの幸せをかみしめています。
マツザキのお芝居とダンスに関しては、毎度毎度そのときの100%を見せてくれているというのがしっかり伝わってきて。平然と澄ました顔で踊るので伝わりにくいかもしれないけど、完璧なマツザキを見せてくれる松崎くんの凄さ…それを見てるだけで幸せなの、ショーに突き進む松崎くんが好きだから…!(リカ風味)

・CONTINUE
福松2人で歌うパートは「自分のこと受け止めて信じていきたい」なんですよね…。
コウイチに刀を渡してしまった罪悪感と1年間戦ってきたマツザキ。誰よりも近くでコウイチを支えてきたしコウイチがいなくなって自分はショーの世界で生きてくのか迷っていたフクダ。この2人が「自分のこと受け止めて信じていきたい」「俺たちの夢は変わらない」っていう言葉。すごくいいですよね。
そして毎度泣くのが1人だけコウイチに気づくヤラとそのヤラに笑いかけるコウイチ。この段になって本当に2人の気持ちが通じていく。最後の最後にボロボロに泣きまくる(笑)

2016年のSHOCK2回目の観劇はこんな感じでした。
あと3回分あるとかマジですか……(自業自得)

EndlessSHOCK2016初見☆2幕

2幕の感想雑記。

わたしはここのダンスをゾンビダンスって呼んでるんだけど、ゾンビダンスがピカイチなのは松崎くんだと思う。力の抜け方とかとにかくSHOCKで1,2を争うくらいに好きなダンスをしているのがこの曲…なんだけど暗すぎて初見だとどこにいるのか見つけるのに時間がかかる(笑)し、暗すぎてだいたいステフォにはならない(笑)
この日も圧倒的に好みなゾンビダンスを踊ってるマツザキを見つけるのに時間を費やしました。あぁもったいない…。

ヤラを押さえつける福松と「フクダ?マツザキ!?」と言うヤラ。これ、解釈の難易度高いんですよね…。「夢を見た。コウイチがやりたかったシェイクスピアの舞台に立っていて…」っていうヤラの発言からして、今フクダとマツザキがオーナーの劇場でやってるシェイクスピアの舞台の一場面なのかなぁとも思えるし、完全にヤラの夢の中なのかもしれないし…。
「コウイチがやりたかった(ことをフクダとマツザキが引き継いだ)シェイクスピアの舞台」なのかもしれなければ純粋に「コウイチがやりたかった(けどできなかった)シェイクスピアの舞台」なのかもしれない。あ、わたしパンフレットとか見てないのでどっかで答え発表されてるのかもしれないけど。

・コウイチの復活
リカがコウイチに抱きつくの、めっちゃタックルだった(笑)パワー系ですね、今回のリカは。去年の菊地さんも割りと豊満だった気がするのですが、その前の藤澤エマちゃんは見てなくてさらにその前の入来さん(10回くらい見た)。彼女がめっちゃ小柄で繊細な感じだったから余計にそう感じるのかもしれないけど。でも小柄すぎるとリカが完全に妹になってしまうんですよね、毎年コウイチも歳を重ねるわけで、ある程度リカのキャラも変わっていかないと話に歪みができてしまう。そういう意味で、今回のリカはすごくよかったと思います。
真顔の遺影みたいなコウイチの裏からペカーーって笑ったコウイチが出てくるの、とても愉快でした(笑)普段光一くんあんなににっかーーって笑わないのにwww
そして、福松出てくる。コウイチに笑えよ!って言われるまで、フクダは多少ふざけるけどマツザキは真剣な表情を崩さない。少し笑ってもコウイチへの罪悪感を抱えて微妙な表情のまま。「コウイチ!?」「コウイチのわけねぇだろ、俺たち先週も病院行ってコウイチのあんな姿見たばっかりじゃないか。あれは…コウイチに似てるけど違う。コウイチよりちょっと背が低いだろ?……コウイチ!?」長い!!フクダがコウイチに気づくまでが長い!!でもここ、実はすごい大事なこと言ってる気がする。ただのアドリブじゃないと信じたいのは福田好きの贔屓目でしょうけど(笑)「コウイチのあんな姿」って…そりゃ1年も入院してれば頻繁にお見舞いにも行くでしょうし、コウイチの弱ってる…それこそ瀕死で管に繋がれてる姿も見てるはずで。それを明かしてくれることで、わかりにくいSHOCKの物語を紐解くヒントになるんじゃないかと思ってます。
「あんな姿」だったコウイチがいきなり元気になって戻ってくるわけがない。それはコウイチが戻ってきた!!って喜んでるカンパニーの根底にも少なからず存在する共通認識で。そこから目を背けてコウイチと過ごせるひと時を全力で楽しもうと…そう思ってるんじゃないかなぁ。それを言葉に出したのがリカなだけで、みんな薄々感づいていたんじゃないかなぁ、と。
そして「ごめんコウイチ!俺あのとき渡した刀が本物だなんて気づかなくて…!」のお芝居。マツザキ的最大限シリアスな場面のはず。マツザキには1mmのおふざけ要素もない。だけどやっぱりタツミのときの方が引き込まれたな…って感じてしまうところがあって。松崎くんとシリアスなお芝居っていうのがどうしても難しいんだけど、そこをどう克服してくれるのか楽しみでもあります。
「あれはアクシデントだ、笑っとけ!それよりお前!!なにその頭!やべぇな!!」Dead or Aliveからのボサボサ頭を指摘される(笑)とにかくわざとじゃないのかってくらい爆発していて「お前それ、ゴエモンみたいだな!!」というコウイチさん。ゴエモンと聞いてルパンの石川五エ門しか思い浮かばないわたしは???って感じでしたが、なんかそういうゲームキャラがいるらしいです。「がんばれゴエモン」っていうやつ。

・NYD
久しぶりに1曲やらない?からマツザキがステッキとハットを投げる。ここは受け取ってもらえなかったりするのがおもしろいのに、この日のマツザキはステッキ取りに行く段階で滑る(笑)始めから不調でww
それでもハットはすんなり受け取ってもらえて、「よしっ!」とガッツポーズ。からのステッキは下手から投げてスルーされて上手に。上手に拾いに行ってもう一度投げるも、コウイチに猫パンチされ、客席へ。それまで客席に落ちたことはなかったので驚くも、ステージに寝そべって客席に手を伸ばして「ちょうだい?」って言うマツザキ!!なにあれ!!なにあの才能!かわいい〜〜!!
で、客席から受け取って怒った顔でコウイチをみるも、「オケさん待ってるから!」ってなぜか怒られる(笑)なんかマツザキ怒られてるけどここは多分コウイチがいけないんだよ?ともやっとしてもショーは続けなければならない(笑)「俺〜のステーージへ〜〜」
ステッキを持って踊るの、ここほんとカッコよくて!!マツザキが後ろでヤラと一緒に踊ってた頃はここは全力で双眼鏡を覗いてステージの奥をガン見していたのですが、マツザキの立ち位置に従ってわたしの見る場所も変わり。オーナーとコウイチがメインでありつつもここは他のダンサーさんがいない分、福松の見せ場でもあるのかなぁと思っていて。あのツートンカラーのTシャツ、あれはどうなんでしょう…。ステージ衣装って設定じゃないしカジュアルでいいんだけど、ちょっとカジュアルで地味じゃないですか…?似合ってるけど♡

・Higher
この曲は、ダンスもすごく好きだけどヤラを誘う松崎の表情が好きな曲。越松がヤラ側についていたときは「行こうぜ?」っていうのを越松がやってたけど、今はヤラ側についてるのが若い子たちだから「ヤラくん!コウイチくんが帰ってきたよ!!」っていう喜びと一緒に踊りたい!って気持ちが前面に出ている感じで。「ヤラ!こっちこいよ!」「拗ねてないで一緒に踊ろうぜ!」っていう役割は福松が担っている気がします。
コウイチの横で踊りながらヤラを見て「来いよ!来いよ!」っていうお芝居をしているのがすごく好きです。コウイチが帰ってきた喜びとヤラも意地張ってないで混じれよ!っていう気持ちを表現するのがすごく上手くなった…何様だよって言い方しちゃったけど。踊りながらヤラに向かって煽るみたいに手招きして、そんなことしちゃって大丈夫…?と思いつつマツザキならそれも許されるような空気があって。ちゃんとカンパニーにマツザキのキャラが確立しているからこその空気感がとても嬉しかった。

・会見
「コウイチさん!!」って記者の方たちが駆け寄るなか、センターの上手からフクダ、コウイチ、マツザキの3人が立っていて。マツザキはお得意の二重でイケメンなお顔を作って。それを「バカだなぁ〜」って見ながら指差すコウイチとフクダ。まるでメインはマツザキかのように錯覚…はしないけど。
カイトの「コウちゃんおかえり!」にデレデレするコウイチ。「はぁぁーーー!!お前にコウちゃんって呼ばれるのきもちいいーー♡もっと呼んで!」「コウちゃん…?」「もっと!!」「コウちゃん!」「もっとちょうだい!!」「コウちゃん♡(←モロ)」「なんじゃお前はーー!!お前が呼ぶんじゃねぇ!!」モロ不憫(笑)その不憫さがオイシイんですよね、わかります。

・ヤラの告白
去年、ウチのときは「嘘だろ…?どうしてだよ!」っていうショックと信じない!というお芝居をしていたマツザキですが、今回はアッサリしたお芝居になってました。「ヤラ…どうして!?」と言いつつもうっすら悟っていたかのような…。去年はジャパネスクの階段上でも「嘘だ…嘘だよね?え、本物なの…?」ってしつこいくらい「信じられない、信じない!」ってお芝居してたんですけど今回はちょっと小慣れてきたというか。お芝居がくどくなくなった。インパクトは薄れたけどその分すごく自然なお芝居になっていてそれもまた好きです。

・曲名不明(コウイチが傘で飛ぶやつ)
いろいろ忘れちゃってるんですけど、傘フライングのとき、マツザキを確認してシンメにいるはずのフクダを探してもいないことが多くて。そんなときはフクダはコウイチのフライング補助のお仕事をしていました。マツザキは最初のフライングのキャッチが仕事だけど、フクダはその後もちょくちょくお仕事してました。すごいなぁ、あっち側の信頼感。でもマツザキは誰と組んでもこっち側な気がする(笑)

・夢幻
まず、たすき掛け大成功を祝いたい。すばらしく綺麗にたすき掛けできてました。
太鼓を叩くマツザキの全然苦しそうじゃない顔がすごい。前でモロが顔で太鼓叩いてるからその対比がすごくて(笑)マツザキは最後のショーが始まってからずっと、一瞬たりともコウイチの動きを見逃さないぞ!と言わんばかりにコウイチから視線を外さないんです。その表情から本当に最後なんだなぁ…って伝わってくる。フライングのコウイチを見つめる視線も、本当に真っ直ぐで。手元なんて見てコウイチを見逃したら悔しい!みたいな意地すら感じるマツザキでした。

・夜の海
この曲で一言のセリフをもらえたのが本当に嬉しくて。一昨年、辰福には台詞があって越松に台詞がなかったのを見てすごく悔しい思いをしたんです。コウイチ側の2人に対して羨ましいな…って改めて感じたのがこのシーンだったんです。
「コウイチがいなくなるなんて信じられない、でも俺たちの夢は変わらないから!」コウイチの遺志を継いでオンの向こう側を目指すのがマツザキの夢なのかなぁ…。タツミが「俺の居場所が云々…」って言ってたの、あれいつでしたっけ?台詞も変わっていくんだなぁ…と思って興味深く観ています。

・コウイチの死
コウイチが倒れているのを見つけて、はっとするもショーを止めない、このカンパニーの集大成。パーカッションも手を止めず、ヤラ福松松でコウイチを運びます。マツザキは9年かけて去年ようやくコウイチを運べるようになったのに、あっさり1年目からコウイチを運ぶカイト(笑)なんだちみは…!

・CONTINUE
この曲で終わる感じ、みんながそれぞれ思い出の歌を歌っている感じ…すごく好きです。ヤラだけがコウイチの存在に気づき、ヤラが気づいたことにコウイチも気づき、2人で頷き合うのを見てしまってもう涙腺崩壊でした。正直もうSHOCKでこんな泣くと思わなかった。なんでだろう…胸に迫るものがありました。ステージに立ってるこの人を応援していきたい、という気持ちを改めて大切にしていこうと思いました。
今回のSHOCKにおいて、マツザキというキャラクターはごく自然に存在していた。それが松崎祐介の2015年の経験を基にしてできたことだと思えることが幸せでした。松崎祐介がマツザキになるために身に纏う役という半透明の1枚の皮、その透明度がまた上がった気がした。こうして少しずつ少しずつキャリアを積み重ねるこの人を、これからも大事に大事に見守っていきたい。