ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

GACHI〜全力 entertainment 4U〜 ツアー公演

今さらながら書きなぐったGACHIツアー公演のまとめが出てきたので。ほんとに今さらだけど、まとめないとENTA!を清々しく観れない気がしたから。

 

2017年 11月末から12月上旬にかけて、博多座新歌舞伎座、国際会議場センチュリーホールでのGACHIツアー(大げさw)がありました。「地方公演」って言わないのは、本人たちが(多分意識的に)「地方」って言葉を使わないようにしているんだろうなって感じたから。疎外感を与えないためなのかどうかはわからないけど、すごい細やかな心遣いだな~と思った。わたし個人的には「地方」って言葉にそんな排斥的な響きを感じないから別に使ってもいいんじゃない?とは思ってるけど。
夏のクリエ公演から、キャパを2.5~3倍以上に増やしての公演。正直、埋まるのかって懸念があった。東京ならファンがそこそこいるから1500~1800くらいのキャパなら埋まると思うけど、福岡・大阪・名古屋にふぉ~ゆ~のファンがどれだけいるのか未知数だから。特に名古屋。いくらふぉ~ゆ~の第2の故郷が名古屋だって言ったって、ちょっとやりすぎだろってくらいキャパデカいですからね、センチュリーホールだけ。3階(4階?)まで入れると3,000人くらい入るみたいです。滝つやキスマイがコンサートやるような会場ですよ。何かの間違いかと思った(おい)
博多座はSHOCKをやる劇場ってイメージだから、ふぉ~ゆ~で主役張って博多座のステージに立つなんて、東京で言うなら帝劇で主役やるようなもんじゃん!?って勝手に興奮してもうとにかくすごくすごくすごくうれしかった。4人が堂々と博多座の真ん中に立って、あの広い劇場がふぉ~ゆ~を観に来た人で埋め尽くされている景色、一生忘れられないと思う。
と同時に、本人たちはもちろんうれしそうではありつつも浮かれてはいなくて。しっかりあの大きさの劇場で、新しくカンパニーに入った紫吹さんを受け入れて、主役として舞台の完成度を高めるという方向を向いていた。自分たちの立つ場所として、舞台の真ん中を、この規模の劇場を、受け止めたんだろうなと感じた。折に触れ松崎くんの言葉尻に表れる「こんな俺に」「俺なんか」という自己評価の低さが気になっていたから、決して言葉にしない彼の、態度で示された自信…いや、自負って言った方がいいかな。そんな気概、プライドのようなものが感じられたのがうれしかった。
辰巳は「この会場でできてうれしいよ!ほんとにうれしいよ!」って挨拶の度に言葉にするし、いつもふざけ倒してる福ちゃんも初日とか千穐楽の挨拶になるとここぞとばかりに「この会場でできて嬉しいです」って真剣なときのギャップ萌え発揮するんだけど、松崎くんはどんなところでも淡々と歌って踊ってお芝居するからどういう気持ちなのかわからないこと多くて。カテコでのおしゃべりはいつでもどこでも松崎宇宙を展開している気がするけど。でもたまに千穐楽で感極まって泣いたりして、自分の感情表に出すの恥ずかしがって、それでも我慢できずにあふれてしまうところとか、もうすごくすごく魅力的だなって思ってる(結局)。ちなみにこっしーはさらに淡々…というか飄々としてる。彼の考えてること、全然わからない。むしろすごい。わたし結構こっしーのこと見てるのに彼の生態が全然わからないんだよ!?
この広さの会場で主演を張れるような俳優になったんだなぁって嬉しかったのが、博多座の感想でした。

大阪新歌舞伎座は、大阪上本町駅前の商業ビルの6階にある劇場でした。歌舞伎をやる劇場ならではの重厚感もありつつ、新しい劇場という感じ。音が柔らかく響いてよかったなーという印象。特に低音がよく響いたなーと。天井の高さが低くて2階席がせり出しているから、1階11列以降になると2階席の陰にかくれて少し視界が暗く狭くなるようなところがありました。博多座が客席とステージの距離が近すぎる劇場だから遠く感じるかなーと危惧してたけど、結構いい感じの距離感でした。暗いけど(笑)商業ビルだから木造のわけがないんだけど、木造のような柔らかい温かさみたいな空気のある劇場だった。歌舞伎座ほどのがちがちの「伝統!!」っていうのじゃなくて新橋演舞場的なカジュアルさも持ってるというか。
大阪っていう土地柄なのか、本人たちがすごく明るくて心なしか声も大きくて楽しんでてテンポも良くて。盛り上がりと熱気がすごかった。

名古屋国際会議場センチュリーホールは、とにかく広かった!(雑)当日、名古屋の友人に聞くまで知らなかったんですけど、滝つやキスマイがコンサートするような会場だったんですね!2階の半分くらい?までしか人入ってなかったけど、舞台するには広大な会場だなーって感じ。せっかく生音なのに、会場広すぎるし劇場じゃないから音響がやっぱり少し悪くて残念だった。でも最後だし、やっぱり第二の故郷名古屋だし、会場のあったまり方はすごい。個人的には名古屋のカテコの最後に客席総立ちでやった「さんきゅ~さんきゅ~で~す!」が1番しっくりきたからもしふぉ~ゆ~が代々木とかたまアリとか横アリとかドームとかでコンサートやるときには絶対に最後に総立ちでこれをやりたい。嵐の「それじゃ最後に!俺たちの名前は何だ!?せーの!!」「あらしーーー!!」とか「せーの!ウィー!アー!?」「セクシーゾーン!!」みたいに「いつものやるよ!せーの!!」「さんきゅ~さんきゅ~で~す!!」パァーン(銀テ発射)「ありがとーーー!!」「また遊ぼうねーー!」「気を付けて帰ってね!」「じゃあねー!!」みたいなやつ(妄想炸裂)。嵐育ちなジャニオタなもんで、最後の挨拶のイメージが完全に嵐のそれ。ここ最近積極的に通ってるセクシーゾーンのライブも、彼ら自身(特に風磨くん)が嵐育ちなもんでどうにもこうにも嵐イズムから離れられないのだけど。
それはともかく、本当にそれをやりたい。今の一番の願いはそれ。ふぉ~ゆ~でコンサートやりたい。センチュリーホールだなんて広大な会場でGACHIやらせてもらったもんだからどんどん欲深くなってしまってるのだけど、わたしが松崎担になってから彼らに期待してきたこと、次々に叶っているから望みは声を大きくして発信していきたい所存。

言い方あれだけど、松崎担としてのわたしは本当にオイシイとこどりしていて。M.A.Dのころに存在を知って、単独ライブが中止になったころにふぉ~ゆ~って名前になっていたことを知って、ぴたラジを聞いて好きになって、最後の数回のPLAYZONEを見ることができて人生初の担降りをして。4人でSHOCKに出ていたのをみることもできて、そこで越松がライバル側なの悔しいなって思ったら2人ずつになったけどコウイチ側に立つ松崎くんを見ることもできて。地方局だけどTVのレギュラーをもらえて、それが首都圏でも放送されるようになって。主演舞台をするって決まった喜びを分かち合えて、それが5作も続いて、徐々に個人のお仕事ももらえるようになってきて。ジャニーズ大出演ドラマへの大多数のイケメン出演じゃなくて、ちゃんと俳優さんとしてのドラマ出演やらCM出演やらバラエティ出演やら、個人での舞台出演やら。どんどん貪欲に活躍の場を広げている、その過程を共有することができているの、担降りのタイミングが絶妙すぎた。ずっと幸せをもらいつづけてる。こんなに幸せでいいのかなって怖いくらいに、本当に松崎くんを好きになってから、オタクとしては何の不満もなく生きています。
20年ジャニーズにいて、ずっとファンだった人はもっと苦しい時間もあったのかもしれない。苦しくはなくても、もっと必死だったのかもしれない。でもここ4~5年の上昇気流に乗ったふぉ~ゆ~を、上昇気流に乗って応援してるわたしは本当にただただ幸せにオタクをしている。ありがたいことに。
たくさん幸せにしてもらいすぎて、ふぉ~ゆ~にやってほしいことはもう後は単独ライブを実現させることくらい…って言おうと思ったんだけど、まだまだやってほしいこと見せてほしいステージはいっぱいあって、ふぉ~ゆ~への希望は全然尽きることはなくて、まだまだ走り続けてほしい。

そしてやっぱり、年1くらいでコンサートしませんか?これに帰結する。今のJr.界隈みたいに祭り→クリエ→六本木→お台場、って1年中ライブあってオタク(の銀行口座)を疲弊させる勢いでやらなくていいから、1回くらいやらせてください。斗真くんも風間くんも、1人で活躍する道を切り拓いた人だからライブは難しいかもしれない。山Pと優馬くんは例外。そんな中、CDデビューしていない、俳優として舞台に立つ、でもユニットで活動してる。この道を選んだ4人だから、CDデビューしてないけど年1回コンサートやってる、とかそういう道も切り拓けるのはふぉ~ゆ~だと思うんです。
もちろん、今4人がやってるグループ主演の舞台って形はすごい特別なことだと思ってる。この3年間、当たり前みたいに年2作品ずつ主演舞台やってるけど、いつも同じ4人が主演で舞台やるなんて全然当たり前のことなんかじゃなくて。しかもそれを、4人の誰かには合ってるけど誰かには合ってないな、とかそういうの感じさせないように4人が4人ともしっかり主演作品として仕上げているのは間違いなく本人たちの努力あってのこと。GACHIでは初めて原案から携わって、初日ゲネかなんかのときにEndless GACHIって言ってたけど、それが実現すればすごくすごく嬉しい。主演舞台を経験するごとにどんどん成長していってる舞台俳優としてのふぉ~ゆ~に、不満はもちろん不安だって1mmもないです。
だから、たまにはアイドルふぉ~ゆ~の顔を見せてほしいなっていうのはわたしの我が儘なんだけど。GACHIとかめっちゃ歌って踊ってほぼライブじゃん!って思うんです、思うんですけど。ジャニーズの歌を歌う、先輩の歌を歌う、その中で自分たちの歌も歌う。少年倶楽部的なあれ!クリエとか祭りとか夏のテレ朝のやつとか秋にやったお台場のとかああいうやつ!やろうよ!!ストーリーとか役を被るとか座って観るとかそういうの取っ払って。立ってうちわとペンライト振って音の波に身を任せる感じのやつがやりたい。

GACHIの中の「マツ」ももちろんマツだし、本人が元ネタなんだからそうなんだけど、でも台詞は毎日変わらなくて。誤解を恐れすぎて死ぬほどしつこく弁明するけどもちろんGACHIのマツも最高だしGACHIの機会を与えてくれた人とふぉ〜ゆ〜には全力で感謝してる上で、そういうお芝居じゃなくて、本当にそのもののむき出しの松崎祐介がその瞬間の松崎祐介として歌って踊るコンサートのステージを求めてしまうところが少しあるんです。それだけGACHIという本人たちそのものの舞台でも彼らが役者としてステージに立ってるということの裏返しなのだけど。