ふぉ〜ゆ〜の宝を愛でるブログ

胸の中のアクセルを踏み込んで

Endless SHOCK☆1428th

Endless SHOCK2017の幕が開きました。

わたしの初見は2月4日(土)夜公演、2階の中列センター下手寄り。全体を見渡せる視界の開けた席は初見にはちょうど良い感じ。

 

始まる前のオケの音合わせ、音楽が鳴り、スクリーンに「KOICHI DOMOTO」から始まる出演者の名前が浮き上がると心がそわそわして「来るぞ来るぞ…!」と気持ちが高まります。何度観てもこの高まりは新鮮で色褪せないから不思議。

 

☆オープニング

シルバーのスーツ、全員襟はキラキラ、福松はボタンもキラキラしてて、屋良さんはポケットと袖もギラギラでした。

光一さんの上手側に松、下手側に福。下手側にぴょこっと背の高い頭がのぞいてたころ(亮太と岸くん出てたころ)のくせでつい下手を探しちゃう。

話には聞いていたけど寺西くんの髪色が想像以上のシルバー度合いで、金髪が目立ってた亮太を思い出す。冒頭でやたら亮ちゃんに想いを馳せるわたし。

 松崎くんの上手側に文ちゃんがいて、階段を降りるときに文ちゃんが少し足元を見ているのが気になった。足元見ないで階段降りるの怖いしわたしは絶対できないけど、ヲタクは勝手なことを言う。

 

千穐楽の楽屋

この辺りからすでにヤラのギラギラがすごい。去年よりギラギラしてる〜。これはハマナカという理解者が入ったことで安心してギラギラできてるのかなぁと思ったり。

一昨年と去年のヤラは、小さい子たちの面倒もよく見るいいヤツ感がすごく強かった。でも今回は久しぶりに純粋に「コウイチにライバル心剥き出しでな〜!」っていうのを感じた。

Yes, My Dreamの福松の仲良しが過ぎる。顔見合わせて「忘れないでいよう〜」って歌うシーンはもはや絶対福松の呼気混ざってっから!!っていう距離感(笑)そして文ちゃんが謎の恋愛マスター的なポジを確立してて笑ったwwハマナカ、1年目と思えない馴染み方をしている。

 

☆屋上

リカがコウイチとデュエットしてからのネックレス渡す一部始終を見てしまうヤラが切ない。これずっと見てたんだっけ…途中で指輪持って走って来てたような気がするんだけどなぁ。うろ覚えです。

屋上の「いつもコウイチにライバル心剥き出しでな!」ってマツザキのセリフ、去年は「おい〜言うなって!」って感じで笑って受け流してたけど、今年のヤラはちょっとギラつきながらマツザキを睨んだりしていて。直前にリカのコウイチが好きでたまらない!っていう気持ち溢れたデュエット見せられたらそりゃ心穏やかではないよな〜と思ったり。だからこそ、今年は「それは今も変わらないけどな〜」の台詞が福ちゃんのものになったのかな。ライバル心向けられてるヤツがそれ言うか?って台詞だし、第三者が言った方が嫌味がなくて良いと思う。

 

☆NYの街

ダンサーさんの入れ替えが多かったのは聞いてたけど、ほんとにすごく変わってて。まず、コウイチが1人で車の上に乗って出てくるシーン、バックにCAの格好のダンサーさんがいる。そして紙袋持った太ったおばさんはいない。ヤラの指輪渡すのもおばちゃんじゃなくてピンクの髪のオカマになってて(笑)最初背の高くてガタイ良い女性だなぁと思ってたらカツラ取ってしっかり男性でびっくりしたー。

コウイチがマツザキを唆して「ゔぇぇぇい!!」って言わせるのは去年のままだったのに、あまり周りが笑ってなくて松田浜中寺西担多めなのかしら…と思ったり。そこは笑ってあげてほしい、松崎担からのお願いです。

新聞受け取って、ベンチに座ったコウイチの隣にマツザキが座ったらリカが来てマツザキをベンチから突き落とす(笑)今年のリカは割りと当たりが強め…オイシイですありがとうございます。マツザキ、リカを指差して「今の!見た?落とされた!おしり痛い!」ってアピールしてるのがとてもかわいい。

 

☆ONのステージ

・Show begin〜

去年観たとき、フクダの遅取りがすごくハマってた曲。今年はマツザキも少し遅取りにしていたようにみえた。23階のときも気になってたけど、最近松崎くん意識して遅取りしてるのかな〜って。この曲は遅取りがハマってカッコいいからすごくいい感じ。でもAmericaも久しぶりに観たいなぁーー

 

・Jungle

この曲、福松は後半まで出てこないけど、コウイチがフライングしてる間に上手と下手で踊るのがとにかくカッコいい。ちょっとヒップホップっぽいダンスで、すごくすごく松崎くんに合ってる。いつでもどこでも福ちゃん溺愛なわたしだけど、Jungleについては絶対マツザキを観てほしい。後悔はさせない。絶対に観てほしい。コウイチのフライングも、後でもっとすごいやつ飛びまくるから、この時は最上手のマツザキを観てほしい。

 

・Dance!

カイトが1人で歌っててか弱く繊細だったところにハマナカのパワフルな歌声が加わって豪華になった。ハマナカの声量につられてカイトの声も大きくなっててすごくよかった。相乗効果が素晴らしい!!

ヤラ・ハマナカ・テラニシ・ゲンタ・カイトで歌ってるとヤラの表情は穏やかで、面倒見のいいアニキなんだろうな〜という感じ。

事故のあとコウイチがいなくてもコウイチのことを思ってオーナーの劇場でシェイクスピアやって待ってるスタンスなのはリカとフクダマツザキだけで、ヤラ側には4人とONのステージにいる人たちみんながついてるわけで。もちろんONのステージ自体の魅力もあるだろうし、ヤラorコウイチっていうかヤラor福松って話でもあるから一概には言えないけど、実はヤラも人望厚いじゃん!ってことを感じたりする。

 

・ソリタリ

フクダが女を目で殺したり抱き捨てたり妊娠させたりしてると噂のソリタリです(散々な言い草)(褒めてる)

昔、辰福が女ダンと絡みがあったころはわたしは毎回フクダを観ては抱かれ、捨てられ、妊娠してたのですがマツザキが女ダンと絡むようになってから一度もフクダのソリタリを観れていません。

フクダの影に隠れてるけどマツザキがとにかくいい。女ダンから一瞬も視線を外さない。全力で男を出しててとにかく鋭い。あの顔はソリタリでしか見せてないけど、世界が恋に落ちるレベル。全世界に松崎祐介をアピールしたい。本気で男を出すと松崎はこうなるんだぞ!って。最高にいい顔してるのです、みんなも一度抱かれるといいよ!

 

☆楽屋

「ヤラなんとかしてよ〜」って言える文ちゃんが強い。そういうポジションの人がヤラ側にいるのは大きい。越松がついてた頃以来だもんな。ヤラをからかったり同じ目線に立つ役回り、一昨年と去年はマツザキがやってた。多分コシオカもやってたんだと思う。見れてないけど。

少し寂しかったのは、暴れるヤラに責められたスタッフを呼び止めて「進行表見せて!」って細かい演技をするのがマツザキからフクダに変わってたこと。去年までフクダはコウイチの信者で、マツザキがカンパニーを繋ぐ橋っていう関係性が好きだったから寂しさを感じた。でもその分、今年のマツザキはコウイチにだいぶ近づいた。

カイトの「オーナーの劇場に戻った方がいいんじゃないかなぁ」に「そうだよな、俺たちにはまだ早すぎたんだ」って同意するところ、去年までは後ろ向きな発言に聞こえてたけど今年は「いいショーを見せるのに必要な場所は必ずしもここじゃない」っていう心の整理をした上での戦略的撤退の気配を感じた。

悩んで、苦しんで、次のショーの案を考えているコウイチの思考に寄り添って、その状況でオーナーの劇場に戻るという選択肢を前向きに捉えてるマツザキ。そこにフクダの「そんな簡単にクローズできるわけないだろ!」って冷静な言葉が効いてくる。去年までのフクダならとにかくコウイチの意見に従う!という思考回路だったと思うけど、今年のフクダは冷静で大人な発言ができてた。それはフクダ以外にマツザキもコウイチの側に寄り添うようになった安心感からくるものだと思う。

 

☆ジャパネスク

 今年、1番変更があったのがジャパネスクだと思う。確実に今までよりハードになってる。光一さん、年齢重ねてるのに殺陣ハードにしてて、死ぬつもりなのかな…って思った。特にヤラとコウイチが向かい合って刀を交わすところ、花道の上(マンションみたいなとこ)で和太鼓叩いてて、そこにスポット当たってるのも最高にかっこよかったし音と殺陣が見事に融合していてほんっとーによかった!!

福松も、マツザキが薙刀、福田が両刃の刀(多分)を持つシーンが増えてて。マツザキの薙刀と言えば、山賊チームにいた頃の「この、死に損ないがーー!!」が蘇る。薙刀の扱い、上手いんですよ松崎くん。くるくる振り回すんだけど、その捌き方が綺麗。刀と薙刀じゃ長さが全然違うから距離感掴めないだろうに、立て続けに刀と薙刀を持ち替えて対応してて職人だった!まだ対応してるって感じで距離感ばっちり!とはいってなかったからこれから調整していくんだろうなぁという感じだった。

代わりの刀を差し出して、それが本物の刀で、コウイチに「おい、マツザキお前…!」って言われるシーンの松崎を見てほしい。よく見えないけど。むしろ2階からじゃないと見えないかもだけど。あの瞬間、多分コウイチ以外の誰もがショーを止めようと思った。それをコウイチがショーを続けたもんだから、驚いて左右の袖に向かって「止めろ!誰か!誰か!!やめろ!」って叫んで、力づくでも止めようって階段駆け上がるんだけどそのときにはもう遅くて、ヤラがコウイチを斬ってしまう。そこからの現実を受け入れられなくて手に持った鞘と階段落ちしたコウイチを交互に見て、血のついた刀を拾って首を振りながら項垂れる。この流れ、去年までは体の動きで演じてるというか、ハード面から芝居をつけたような演じ方をしていたんだけど、今年はソフト面が表出した動きになってて去年やった2本の主演舞台が生きてるなぁと感じた。

 

さらっと初見の感想書きたかったのに松崎くんが素晴らしすぎて長くなっちゃったから2幕は別記事にします!